アトピー性皮膚炎・膠原病・癌になる人の違いはどこにあるのか

 

生きることは毒素を生むことです

 
人が生きていくのには、エネルギーが必要です。人は、このエネルギーを細胞内のミトコンドリアで生産しています。しかし、エネルギーを生産する際に、必ず毒素が発生します。

 

現代に生きる人は、ストレスと戦うために多くのエネルギーを生産しなければなりません。したがって、体内では多くの毒素が発生します。

 

体内で発生する毒素は、エネルギーを生産時以外にも、風邪を引いた際に白血球がウイルスを退治する時にも発生します。また、食べ過ぎ・飲み過ぎた時などにも消化不良が起き、体内で毒素が発生します。

 

 

母体や社会の環境悪化で体内毒素が増える


胎児は妊娠中に母親から「へその緒」を通じて栄養素を受け取り、また毒素を排出しています。また、胎児は母親のお腹にある羊水に浮いています。

 

妊娠期間中に、羊水は汚れてきます。その汚れた羊水を綺麗にしているのが、胎児なのです。その方法は、羊水を飲んで自身の内臓を使い、羊水の毒素を浄化して尿として羊水を母体内に戻しています。

 

胎児が羊水を浄化する際に、母親の保持していた多くの化学物質が胎児の体に移行します。その化学物質(毒素)を処理する能力の低い赤ちゃんは、体内に化学物質が溜まっていきます。産まれてくる赤ちゃんの多くにアレルギーを発症する理由の1つに、母親の母体内環境の悪化があるといわれています。

 

現代を生きる人は、知らないうちに多くの化学物質を摂取しています。その化学物質は、子宮に多く溜まることが知られています。

 

また、母乳にも多くの化学物質が入っているという報告もあり、それを飲む赤ちゃんは、栄養と一緒に化学物質も取り込んでしまいます。

 

母体内にだけに限らず、成長過程でも多くの化学物質が体内に入ってきます。大気や水の汚染、または食品添加物や合成洗剤類があります。その他にも多くの化学薬品を摂取しています。

 

病気になりやすい人となりにくい人は、この体内毒素の処理能力に違いがあると私は思っています。そのことの詳細は、「体内で発生する毒素が病気の原因になる」または、「体内毒素の処理能力には個人差がある」のページを参考にして下さい。

 

 

体内毒素の捨て場所によって病気の発症に違いが生じる


体内毒素は体のどこに溜まるのでしょうか? これは、細胞内に多く溜まります。細胞にはDNA(遺伝子の核)などの生命維持の根幹があります。したがって、細胞内に入ってきた毒素(化学物質)は速やかに細胞外へ捨てなければなりません。

 

そして、次に行う作業は、「細胞の外」へ捨てた毒素(化学物質)を今度は尿や汗として「体外」に排出することです。

 

つまり、体内毒素が「細胞内」にあるか、または「細胞外まで運び出せたか」、さらには「体外まで運びだせたか」によって発症する病気の種類が異なってきます。

 

 

アトピー性皮膚炎などの皮膚炎を発症する人は、ガンや膠原病には罹りにくい


アトピーなどの皮膚炎を発症する人は、皮膚を通して細胞内の毒素(化学物質)を体の外まで出す能力が高いことになります。一般的にかゆみを伴い、人目にも晒される皮膚炎は肉体的にも精神的にも負担になる病気です。

 

しかし、私は長い治療経験を通じてあることに気がつきました。それは、アトピーなどの皮膚炎を患っている人には、膠原病や癌を併発する人が少ない傾向があるということです。その理由は、細胞内に溜まった毒素を細胞外へ、またその次に体外に排出できているからです。

 

ただ、皮膚に発症した炎症を、ステロイド剤などの薬物を使うと皮膚の炎症は治まります。しかし、それは病気を治したのではなく、皮膚に毒素を排出するための能力を薬の作用で抑えているだけです。

 

排毒能力が抑えられると、毒素は体内の「細胞外」に溜まります。その細胞外に溜まった毒素(化学物質も含む)を、異物と認識した白血球が攻撃することにより、リウマチや神経炎などの膠原病が発症します。

 

 

リウマチを発症する人は、癌やある種の膠原病には罹りにくい


リウマチやそれに似た関節炎に悩まされている患者さんは多くいます。この発症メカニズムは、細胞と細胞を結んでいる結合組織に溜まった毒素(化学物質含む)を、白血球が異物と認定し、それを攻撃することで炎症がおこります。

 

そのことから考えると、リウマチやそれに似た関節炎を発症する人は、「細胞内」の毒素(化学物質も含む)を「細胞外」に排出することができていることになります

 

したがって、毒素(化学物質も含む)は、細胞内には存在していないことになります。癌の発症するメカニズムの1つに、細胞内のDNAが何らかの原因で損傷し、その修復が上手くいかなかった場合に癌を発症するといわれています。

 

上記した、DNAの損傷原因は、細胞内の毒素(化学物質も含む)を、白血球が攻撃することによっておこると私は考えています。

 

しかし、リウマチやそれに似た関節炎を発症する人は、細胞内の毒素(化学物質も含む)を細胞外に排出しているので、細胞内で異物に対する白血球の攻撃はありません。したがって、癌にはなりにくいのです。

 

ただ、リウマチやそれに似た関節炎を発症する人は、細胞内から細胞外へ毒素排出はできたのですが、アトピー性皮膚炎を発症する人のように、毒素(化学物質も含む)を「体外」にまでは、排出することができなかったという状態といえます。

 

 

皮膚炎・リウマチを発症しない人は、癌やある種の膠原病に罹りやすい


世間では、「あんなに元気だった人が癌になるとは」とか「大きな病気はいままでしたことがなかったのですが」といわれる方が、癌になることがあります。その理由の1は、細胞内に毒素(化学物質も含む)を溜めこんでいたことがあげられます。

 

いわゆる症状がないということは、体は元気という錯覚に陥ります。しかし、今の時代に生きている人で、体内毒素(化学物質も含む)が溜まっていないことはありえません。

 

ただ、元気であったということから推測すると、化学物質も含む体内毒素を、細胞外(リウマチなどを発症)や体外(皮膚炎を発症)に排出することができずに、細胞内に溜まっていたと思われます。

 

しかし、ストレスなどをきっかけに、細胞内の異物を白血球が攻撃することにより、細胞内のDNAが損傷して癌を発症します。白血球の攻撃によりDNAが損傷した場合、体はDNAの再生を速やかに行いますが、その再生のミスが癌の発症原因の1つといわれています。

 

また、細胞内の異物を攻撃することにより発症する膠原病があります。それらの代表が、全身性エリトマトーデスやスティルス病です。全身性エリトマトーデスやスティルス病などを患う人も、細胞内の毒素(化学物質・ウイルスも含む)を細胞外や体外に排出する能力が低いと推測されます。

 

 

本当に元気な人はどのような構造になっているのか


病気に罹りにくく人生をまっとうする人がいます。そのような人の体の構造はどのようになっているのか? 私は不思議に思います。その健康でいられる理由の1つは、体内毒素が発生した際に、細胞内から細胞外へ、または体外に速やかに排出する能力が高いと推測されます。

 

そのためには、排出する毒素をしっかりと肝臓で解毒し、無毒化した状態で大便や尿や汗として排出しなければなりません。このことができるのは遺伝子の関係もありますが、体の治療や食事法、または生き方を見直すことで、今の自分よりも健康になることができます。

 

そのために、このサイトが皆様の役にたって頂ければと思います。

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