幼少期の抗生物質の服用と病気の関係
抗生物質の功績と罪
近年、アレルギー疾患や自己免疫疾患、脳神経疾患などが急増しています。その原因の1つに、抗生物質の乱用があります。
1940年代より使われ出した抗生物質ですが、その普及により多種の感染症から人々の命を救ってきました。この功績は素晴らしいものがあります。
しかし、その功績を忘れることができない医師と抗生物質を欲しがる患者さんがいて、抗生物質では治らない疾患に対しても薬を処方し続けてきました。それは現代も続いています。
その代表的な例は、ウイルスが関係している「風邪引き」への抗生物質の処方があります。世界的な常識として「抗生物質はウイルスには効かない」と認識しているはずです。
しかし、日本では風邪に対しても大量の抗生物質が処方されます。驚くことに、生後6ヶ月までの乳児の35%が抗生物質を使用したことがあると言われています。。
また、薬品だけではなく、酪農業や養殖農業でも抗生物質を投与し育てています。その抗生物質を使用して育った動物や魚介類を多くの日本人が食しています。
つまり、現代医学や産業では「悪いものは何でも一貫して取り除くと言う考え」が定着しています。
抗生物質の処方が増えたことで感染症や中の人は劇的に減りましたが、その一方で、免疫系の病気(アレルギーの自己免疫疾患)と様々な心の病気の異常な増加を引き起こすことになりました。
その抗生物質や農薬などの影響を受けた臓器が「腸」です。
その結果、腸内に生息している腸内細菌叢の多様性を大きく損失しその結果、健康に必要な生理活性物質を十分に生合成できなくなってしまったことで、
上述したアレルギー疾患や心の病気が増えたことが推測できます。
多様性を失った腸内細菌層が引き起こす現象はどのようなものなのでしょうか?
1、獲得免疫の形成が十分には行われなくなる(特定の菌に対しての防御ができない)
2、免疫の過剰反応が起こる(各種アレルギーや自己免疫疾患による自己破壊などが起こる)
そこで今回紹介するスーパーブラックですが、
主原料である紫黒古代玄米朝紫は世界遺産に登録された秋田県の白上山地の豊かな土壌と森の動植物に育まれた清らかな伏流水と太陽のエネルギーをふんだんに蓄えている場所で育ったものを使用しています。
しかし、このパワーを秘めた紫黒古代玄米にあっても、ただ普通に炊飯し食しただけではその潜在機能は1%たりとも発揮することができません。
そこでスーパーブラックは、紫黒古代玄米の潜在的パワーを極限に引き出すために
@独自開発した純天然菌多重発酵方法
A「@」の物質を更に高機能に変える独自に開発した湿式遠赤外線加熱方法
を組み合わせて作られています
つまり、スーパーブラックとは「素晴らしく凄い、力を秘めた黒い粒」ということです。
スーパーブラックは、いわゆる、一般的な栄養素である蛋白や脂質、または炭水化物の役割のようなものではなく、腸内細菌叢が絶妙なバランスで生産している「生理活性物質の生産を向上」させる物質です。
生理活性物質は
1、細胞そのものに、あるいは細胞間同士の働きを活性
2、さらには免疫細胞の働きの正常化
3、各細胞の受容体に反応
スーパーブラックは製造過程で一切の化学物質的な手法を取り入れていません。
また出来上がって特定の成分だけを抽出量抽出方法や特定成分の濃度を上げるような手法も一切取り入れずに作っています
あくまで天然の手法で一貫しているのには当然の理由があります人として私たちの細胞が生物由来以来の知っている反応は自然物の複雑な混合体と関係にあるからです。
■スーパーブラック開発・製造コンセプト
・純天年菌多重発酵方法とは
天然の麹菌や酵母菌・乳酸菌を使った多重発酵方法により、
野生菌の多様かつ豊かで活発な発酵力を最大限に生かしきることを理念に、
一切の人為的作用を加えず、天然発酵にしか成し得ない「最善の結果」を求め、
発酵資材・発酵方法・発酵時間・発酵温度・発行季節などを改良、改善の繰り返しにより成果を極めてきた
主原料である紫黒古代玄米の「朝紫」という品種は穀物に多いとされている食物繊維の一種、ヘミセルロースというキシロースを軸にした「複雑な糖鎖の宝庫」のような物質を普通のお米の4倍も複合体の形で含んでいます。
このヘミセルロースの発酵低分子化によって生まれたキシロースを軸にしたアラビノキシランは高効率で優れた免疫活性化作用(免疫活性化のアジュバントとして)力を発揮する事は既に実証されています。
この発酵により他にも複合タンパク・ペプチド類・必須アミノ酸類など非常に多様に富んだ生理活性物質が生み出されています。
・湿式遠赤加熱方法
純天然多重発酵により得られた方このような生理活性物質を腸管から血液中に吸収されることができれば非常に効率的に体の細胞や免疫細胞の受容体に反応させることができる。
そう考えた開発者は発酵で得られた様々な分子を元の分子の特性を壊すことなく、
低分子でかつ水溶性化する必要がありました。
そのために、独自に湿式遠赤外線加熱方法が開発されました。
この方法で元の分子特性を損なうことなく低分子水溶性への移行に成功したことで、腸管吸収性が促進され、細胞反応のレスポンスが向上し「高活性型サプリメント」が誕生しました。
■現代人に降りかかってきていること
古代人には優れた消化液と多様性に富んだ腸内細菌層を保有していて野生的な抜群の消化力を持っていたと考えられます。
しかし、抗生物質や農薬、インスタント食品などの影響で、近年の研究により米国やヨーロッパに暮らす人々あるいは私たち日本人の腸内細菌層は衰退してきています。
近代化がもたらした、私たちの現代生活のスタイルは生物有史以来培ってきた腸内細菌の生命力と多様性をいつの間にか乏しいものにしてしまったのです。
その代償は免疫系の病気(アレルギー疾患自己免疫疾患)と、心の病を蔓延させる結果となり実に大きく跳ね返ってきましたまたこれらの病気はその流行の様から「現代の免疫病」とも「21世紀病」とも言われています。
1970年頃から過去半世紀にわたり100人にせいぜい1〜3人だった花粉症等は、今や3人に1〜2人に増え国民病とも言われるレベルにまで急増しています
また、自己免疫疾患も全て増加していますが、特に潰瘍性大腸炎の増加率は異様でさえあります。
心の病気ではうつ病・自閉症・統合失調症・注意欠陥多動性障害・パーキンソン病などの病院への受診率は最近20年で2倍にも膨れ上がっています。
現代の疫病がなぜ増え続けるのか謎のままでしたが近代科学の解明技術の進歩により謎が解けてきました
それは免疫の活性化は、炎症性T細胞の活性により起こります。
一方、免疫による自己損傷から守るための免疫の抑制・制御は、制御性T細胞が起因しています。
この制御性T細胞を活性させる物質は大腸で生み出される「短鎖脂肪酸」です。
その中でも特に「酪酸」が重要です。
「短鎖脂肪酸(酪酸)」の生産回路を紐解くと、いくつかの野菜や果物に天然に含まれるフルクタン、イヌリン、ラクツロース、ガラクトオリゴ糖のような水溶性食物繊維を利用し
古代人などの大腸に定着しているルミノコッカス・グナバスといった消化共生系の細菌の
代謝副産物が短鎖脂肪酸(酪酸)を生産しています。
しかし、現代人の腸内環境では、このような働きは皆無なのです。
免疫の活性化(アクセル)は、私たちの細胞によって起こります。
一方、免疫の過剰抑制(ブレーキ)は、大腸の細菌の働きによって「こそ」起こるのです。
この事実は腸内細菌叢の質の低下が、免疫の制御抑制力の低下の直接原因になり、免疫系は暴走(過剰)になり、「現在の疫病」の異常な増加の原因となっています。
そこで、過剰な精製糖質を減らす 生で食べれるものは生で食べる など自身でできることを実践することも必要です
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