痩せ過ぎてる人が、胃が気持ち悪くなる理由

 

痩せ過ぎは食べ物も敵とみなす


痩せ過ぎの方の特徴の1つに、食事をした後、胃が膨れてムカムカすることがあります。

 

なぜ、食事をした後にそのような状態になるのでしょうか? その答えは、胃が食材を敵とみなしてしまい、攻撃を仕掛けてしまうことで起こります。

 

例えば、貧血傾向の人は病院で「鉄材」が処方されます。それを服用するとムカムカしたり胃の膨満感が出たりします。

 

なぜなら、病院が処方する「鉄材は非ヘム鉄=異物」だからです。

 

つまり、「非ヘム鉄」は、胃にとって「異物」なので、胃に存在する免疫機能が「非ヘム鉄」を攻撃することで、胃の中は炎症状態になって、胃が膨れたり、ムカムカするということです。

 

痩せ過ぎの人は、非ヘム鉄への反応とっ同様に、「食材」にたいしても異物攻撃してしまうのです。

 

下記に、痩せ過ぎの方は胃が膨れたりムカムカする理由を詳しく綴っています。興味ある方は引き続きお読みください。

 

 

新鮮な食材で調子が悪くなる


最近、よく耳にする「甲殻類アレルギー」があります。

 

魚介類を食べた後に、唇が腫れたり下痢やおう吐をしたりする人が増えています。

 

基本的に、「食あたり」は鮮度の落ちた魚介類で発症しますね。しかし、最近は新鮮な魚介類ほど食あたりする人が増えています。

 

その特徴は、友人や家族と同じ物を食べたのに、自分だけが「食あたり」することです。食材が悪いなら一緒に食べた人、全員が「食あたり」するはずです。
しかし、自分だけが「食あたり」を発症する場合は、その食材が原因ではないといえます。

 

それではなぜ、自分だけが「食あたり」を起こすのでしょうか?

 

1つ考えてほしいことがあります。人が食べている物質、全てが人にとっては「異物」であるということです。

 

つまり、玄米や豆腐、または肉や魚、野菜など全て、人にとっては「異物」なのです。

 

したがって、食べるいう行為自体が「異物を食べている」ことになります。その異物(肉や魚、野菜など)を消化により、「同化(自分化)」させているのです。

 

そのことから私は、消化という言葉を「自分化」していると表します。

 

 

「自分化できない人」が痩せ過ぎの方である


自分化(消化)がする「力」が強い人は、食材が新鮮であろうと古かろうと「食あたり」は発症しにくいです。

 

一方、自分化(消化)する「力」が弱い人は、多種の食材を自分化できないことでアレルギーや下痢・おう吐を発症します。

 

例えば、旬の野草も「灰汁」が強いことでアレルギー反応を起こしたり、新鮮な魚介類も「甲殻類アレルギーやサバアレルギー」を引き起こすことがあります。

 

食後にムカムカしたりアレルギーを引き起こす食材とは、食材(異物)が「元気で生き生き」しているということです。

 

つまり、食材のエネルギー値が高いということで、自分化することができにくいということです。

 

エネルギー値が高い食材を自分化(消化)するにあたり、痩せ過ぎの人は、その食材を「手に負えない」と感じとます。

 

そのことで、その食材を体内に入れまいと「拒絶」することで、胃のムカムカや膨満感を発症します。

 

 

新鮮な食材でアレルギーになる人は「加熱」すればならない


最近では、 新鮮なカキで「自分だけが食あたり」する人が増えています。産地直送の新鮮な殻付きのカキほど、食あたりするのです。

 

世間では、海洋汚染で牡蠣(カキ)の「質」が落ちたとか、殻に雑菌が付着しているとか言われています。

 

しかし真実は、新鮮な牡蠣(カキ)を自分化できない「その人、自身」が弱っているのです。

 

その証拠に、新鮮なカキで食あたりする人が、そのカキを加熱した場合、カキを食べても食あたりする確率は下がります。

 

なぜなら、加熱することで相手(カキ)のエネルギー値が低下し、弱ることで、自分化しやすくなるからです。

 

 

回転寿司のカニ(蟹)では甲殻類アレルギーが出にくい


関西では冬になると、日本海地方にカニを食べにいきます。鮮度の高い生のカニは最高に美味しいですが、それを食べると唇や口のまわりが腫れる人が増えています。

 

いわゆる、甲殻類アレルギーです。この症状も地元で鮮度の良いカニ(蟹)を食べるときほど発症率は上がります。

 

この甲殻類アレルギーですが、回転寿司のカニ(蟹)や加熱したカニを食べても発症することは少ないのです。

 

つまり、身体の弱っている人は、カニ(蟹)やカキなど鮮度の高い食材ほど、自分化できないことでアレルギーを発症するということです。

 

 

消化力とは自分化する能力である


痩せ過ぎの人は、消化力が弱いと表現します。一般的にいう「消化力」とは、消化酵素が弱いことと思いがちですが、「消化力」の真実は、「異物を自分化する力」であると思ってください。

 

ある食材を食べて、胃が膨れたりムカムカすることで、その消化しにくい食材が私には合わないと「毛嫌い」してしまいます。

 

しかし、一緒に食べた人が何ともないのに、自分だけが発症しているのですから、その食材「毛嫌い」することはおかしいと気づいてください。

 

食材が悪いのではなく、自分力が低下しているのです。

 

 

消化しやすい食材ばかりでは栄養失調になる


お粥やパン粥などは自分化しやすい食材の代表です。例えば、高齢者が入院すると、肉や脂身の多い魚は毛嫌いします。したがって、お粥などが中心になります。

 

高齢者同様に、」痩せ過ぎの人は、自分化しやすい食材を選らばざるえませんが、自分化しやすい食材ばかりを選ぶことで「落とし穴」があります。

 

なぜなら、自分化しやすい食材は、栄養価は低いからです。

 

自分の身体の弱さを改革せず、自分化しやすい食材ばかりを食べていると、更に元気のない人になっていきます。

 

そのような人を「病気ではないが、元気ではない人」と私は表現しています。

 

真の健康体になるためには、自分力を向上させ消化力(自分化)を向上させていくことが大事であることを認識してください。

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