妊娠しにくい体型がある B

 脳から伸びる脊髄神経は背骨を経由して内臓に達する
内臓を動かしているのは神経です。内臓を動かす神経は脳から伸びて背骨を経由して内臓に達します

 

このことは、内臓と背骨の関係を見て下さい。

 

なぜ片方の卵巣の機能が低下するのか
生理痛、生理不順の症状で悩んでいる患者さんが多くいます。その方達は「左側のお腹が痛い」「ニか月に一度、卵巣の辺りが痛い」などといった症状を訴えます。

 

ただ、なぜ片方の腹部が痛かったり、毎月ではなく各月ごとに痛みが生じるのかは誰も説明してくれません。

 

そのことは、なぜ片方の目だけがわるくなるのかと下記に述べていることを参考にして下さい。

 

 太ももの骨が内を向くと骨盤がズレる
整体やカイロプラクティックを受診すると、先生が「骨盤がズレていますね」という決まり文句をいいます。そして、そのズレを治すためにオリジナルの施術をします。

 

また、リンパマッサージにいくと「リンパが詰まっていますね」という決まり文句がでます。そして、リンパを流すマッサージをします。

 

しかし、いくら骨盤矯正やリンパマッサージに通っても、同じようなことを指摘され同じ施術を繰り返します。

 

なぜなら、骨盤がズレたり、リンパが滞る原因を解決していないからです。

 

    

 

右足が外を向き左足が内を向いたり、左足が外を向いて右足が内を向いたりしていることがわかります。つまり左右のつま先の方向が揃っていないことが分かります。

 

上記の写真のように、つま先の方向が左右で違うとどのようなことが起こるのかをまとめます。

 

 @左右の長さの違う「竹馬(たけうま)」に乗っているような感じになる。つまり、「ギッコン・バッタン」と歩いている

 

 Aつま先が内を向いていることで鼠径リンパ節が詰まり体液の流通が悪くなる

 

上記したように、つま先の方向に左右差があることで歩行時に腰に痛みを感じたり、片方の下腹部に違和感を感じたりします。

 

次に、なぜ上記の写真のようになるのかを説明します。

 

 @太ももの骨が内を向くとつま先が内を向く

 

 A太ももの骨が外を向くとつま先は外を向く

 

つまり、つま先の方向は、太ももの骨が内を向くか外を向くかで決定されます。

 

ここで理想的な足の形を紹介します。

 

                         

 

このように、左右のつま先が外に開いていることが大切です。

 

 左右のつま先の方向と卵巣の関係
左右のつま先のどちらかが内を向いていることで、骨盤にズレが生じ背骨から卵巣に伸びる神経が圧迫されます。またそのことで、鼠径部のリンパの流れが悪くなります。

 

その状態を下記の図で説明します。

 

 

                                   
この写真の場合、右足の太ももの骨が内を向いています。そのことで、つま先は内を向きます。そのことで足の長さに左右差が生じます。 

 

次に、そのことで起こる弊害を下記の図で説明します。

 

 

                  

 

この図をみて解るように、、右足の太ももの骨が内を向くと右の骨盤が上にあがります。

 

骨盤の高さに左右差が生じると、腰の骨は最初、左方向に傾きます。そうなると腰の上部の骨は逆(右)側に倒れ、背骨のゆがみを元に戻そうとします。

 

 腰椎がズレると卵巣機能が低下する
太ももの骨が内を向くと骨盤の高さに左右差が生じることはお伝えしました。また、骨盤の高さに左右差が生じると腰椎にズレが発生することもお伝えしました。

 

次に、「腰椎のズレ」と「卵巣に伸びる神経」について下記の図で説明します。

 

              

 

まず、理解して頂きたいのは、卵巣を正常に機能させる神経は「脳から伸び腰椎の2・3番を経由して左右の卵巣に達している」点です。

 

そのことを踏まえ、この図を見てください。左側の骨盤が下がり、右の骨盤が上がっています。そのことで腰椎は最初左側にズレ、次にそれを正すように右側に倒れ、「S字」のようになります。

 

上記したように、腰椎が「S字」になることで、腰椎の2・3番目の右側の神経の通る「すき間(椎間孔)」が狭く圧迫されます。

 

腰椎2・3番目からは、左右の卵巣に伸びる神経が通過します。しかし、腰椎の2・3番目が右にズレることで、右側の卵巣に伸びる神経が圧迫されます。

 

そのことで、右の卵巣機能は正常に働きにくくなります。

 

現代は妊娠しにくい時代と呼ばれています。不妊の原因は多種なことが複雑に絡んで発症しています。その原因の1つに上述してきた「妊娠しにくい体型」があることも認識してください。

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