閉経しても女性が男性にならないのは?

閉経→女性ホルモンが低下→男性っぽくなるのでは?

閉経しても女性は、髪質、肉付きなども女性っぽく維持されます。また、男性のように濃い髭が生えたりもしません。

 

女性ホルモン(主にエストロゲン)の生産がほぼゼロに近づくのが閉経ですが、そのような状況になれば「男性っぽく」なりそうなものです。

 

しかし、閉経しても女性は女性らしさを維持しています。
それでは何故? 閉経後も女性らしさを維持できるのでしょうか?

 

答えは「副腎」にあります。

 

一般的に50歳前後で卵巣の働きは衰えていき、女性ホルモン(主にエストロゲン)の分泌のリズムが低下しやがて停止します。

 

これがいわゆる閉経ですが、上述したように、閉経後やその後の老年期においても女性は女性らしさを維持します。

 

このメカニズムをまとめます
 1、閉経に差し掛かると「私(卵巣)の代わりにホルモンを作ってください」と副腎にメッセージを送る

 

 2、卵巣からメッセージを受け取った副腎は「わかりました!」とホルモン生産を受諾する

 

 3、卵巣からバトンを受け取った副腎は、副腎皮質で男性ホルモンを生産する

 

 4、副腎から分泌された男性ホルモンが、脂肪細胞の働きで女性ホルモンに変換される

 

 5、「4」の作用で閉経後も少量のエストロゲンが存在し続ける

 

上記のメカニズムで閉経後も女性が女性らしさを維持できるのです

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