ストレスからくる内臓疾患

 子供に不眠や便秘や胃痛は起こりにくい
幼稚園児や小学校の低学年児には、不眠や便秘または、頭痛や胃炎などの病気になる子供は少ないです。しかし、いじめにあったり、中学受験の時期をむかえたり、クラブで頑張らないといけない高学年になると、不眠や便秘または、頭痛や胃炎になる子供が増えてきます。 

 

このようなことがなぜ起こるのでしょうか? 一般的には「これはストレスが原因ですね」とかたずけられます。このストレスを受けるとなぜ、上記したような症状がでるのでしょうか。

 

そのメカニズムを説明します。

 

 @幼稚園児や低学年児は、自由に生活できる環境であります。また、脳が高学年より未発達なために、子供同士のけんかなども「遊び」のなかの出来事ととらえているので、それがストレスとは感じない場合が多いです。

 

 Aストレスを感じる場所はです。高学年になると脳が多くのことを感じ始めます。そのために、嫌なことや頑張らないといけないことを「ストレス」として認識するようになります。

 

上記のことから、高学年になるとストレスによる疾患がでてきます。このメカニズムは大人になってもかわりません。 

 

 ストレスを感じたら副腎が働きます
現代社会はストレスが多いです。脳がストレスを感じると、そのことに対応するために必要なホルモンを副腎に造るように要求します。

 

脳にホルモンを要求された副腎は、とても真面目な器官です。真面目な副腎は、脳に必要であるホルモンを一生懸命に造り続けます。

 

継続的にストレスを受けている脳は、多くのホルモンを副腎に要求し続けます。そうなると副腎は疲れてしまいます。疲れた副腎が造るホルモンの質は低下してきます。

 

質の低下したホルモンが脳に運ばれてきても、脳はそのようなホルモンを利用できません。そのために脳はまた、副腎にホルモンを造るように命令します。

 

しかし、疲労した副腎から運ばれてくるホルモンの質は低下しています。よって脳にホルモンが届かなくなると、脳は不安になり、いずれパニックになります。

 

 

 

 

  脳がパニックになると自律神経が乱れる
ここでは、ストレスを受け脳がパニックになった時になぜ、下痢や胃炎などの内臓疾患がおこるのかを説明します。

 

脳から伸びた脳脊髄神経は、背骨を経由して内臓に分布します。脳脊髄神経が経由する背骨がズレると背骨と背骨の間がせまくなります

 

上記のように、背骨と背骨の間がせまくなると、脳脊髄神経が通る「すき間」が狭くなり、神経が圧迫されます。そのようになると、内臓に分布する脳脊髄神経の命令が低下してしまい、内臓の働きに乱れが生じます。

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