グルテンフリー食材について
・グルテンフリー食材について:
副腎疲労症候群を患うと炭水化物やお菓子が無性に欲しくなります。その中でも小麦加工食品(パンやパスタなど)は過剰に食べる傾向にあります。その理由は、小麦加工食品に含まれるグルテン(小麦タンパク)にあります。
グルテン(小麦タンパク)は消化されると、その一部が脳内に入りモルヒネ受容体と結びつき快楽感を覚えます。したがって、グルテンが脳内で代謝されてしまうと快楽感が得れなくなり、逆に不安感やイライラ感が増大します。
したがって、それらの感情を抑えるために再度小麦加工食品に手が伸びます。いわゆる小麦中毒になりその影響で低血糖症や慢性の下痢症状が発症します。
そのことを医師に指摘された場合には「グルテンフリー食」をチョイスする人が多くいます。しかし、グルテンフリー食材にも注意が必要です。それをまとめます。
@グルテンフリー食材は小麦タンパクの代わりにコーンスターチ(トウモロコシ)やジャガイモ澱粉、またはタピオカ澱粉や米澱粉を使用する
A「@」の材料は糖質がとても高い物が多い
B「@」の材料は小麦粉よりも、さらに血糖値を急上昇させる食材である
グルテンを減らすことで、グルテンによる高揚感や不安感、またはイライラ感は抑えられますが、グルテンフリー食材を摂取することで高血糖になります。そうなると上述してきたように今度は低血糖症状がでます。さらに、糖質を多く含む食材を多く取るために体重が増加します。
上記した理由により、副腎疲労症候群を患っている人はグルテンフリー食材も控えなければなりません。
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