脱水症状を起こした人になぜ酸素吸入をするのか

 脱水症状とは、体内の水が減少することでおこるのか?
「脱水」と聞くと、炎天下で仕事や運動をすることで、体から水分が汗として出過ぎてしまうことで発症するイメージがあります。

 

夏に甲子園で開催される高校野球をみていると、汗をかき過ぎて脱水症状を起こしそうなものです。しかし、そのような状態になる高校球児は稀です。

 

一方、老人が家の中で脱水症状を起こしたというニュースを耳にします。室内にいるということは、屋外よりも発汗は少ないはずです。それにもかかわらず脱水症状が起きます。

 

炎天下でも脱水症状は起きないのに、室内で脱水症状が起きることに不思議さを感じます。

 

 脱水症状の際におこなう治療法から脱水症状を紐解く
脱水症状を起こした場合、普通に考えれば水分を補給することで元通りになると思います。しかし、医療機関でおこなわれる対処法は、水分の補給の他に酸素を吸入する方法が選択されます。

 

その方法から、脱水症状のメカニズムを垣間見ることができます。

 

ようするに、脱水とは汗や尿で水分が体から出て起こるのではなく、体内の水の分子構造が壊れることで発症します。そのようになるメカニズムを知る前に、水の構造について説明します。

 

 @水は「Oが1つ」と「Hが2つ」から構成されていることで「H2O」といわれる

 

 Aこれを解りやすく説明すると、「O」から伸びる腕が2本あり、その2本の腕が「H」を捕まえている状態である

 

 B「A」の状態の時は、「水分子が安定している」ことである

 

しかし、水の安定した状態は、電磁波や放射能、または紫外線やストレスにより不安定になります。ここで水分子が不安定な状態とは、どのような状態かを説明します。

 

 @「O」が保持している「H」が、上記した原因で「O」の腕からはずれる

 

 A水分子(H2O)から「H(水素)」がはずれると「O2(酸素)」ができる

 

 B一度、水分子(H2O)になった形から「H(水素)」がはずれた場合に発生する「O2(酸素)」の質は、酸化傾向の酸素である

 

 C「B」で発生した酸素は活性力が強く、周りにある物質を次々と酸化させてしまう

 

上記したように、何らかの原因で「水分子が崩れる」ことを理解して下さい。そのことをふまえ、脱水症状時に、なぜ酸素を吸入するのかを説明します。

 

 @電磁波や放射腺などで、体内の水(H2O)から「H(水素)」がはずれる

 

 A体内の水(H2O)が酸素(O2)と水素(H)に分かれる

 

 B「@」の原因により発生した酸素(O2)は強酸性のため、再び水素(H)と結合することはできない

 

上記したように、体内の水分子が崩壊することで、体内の水が酸素(O2)水素(H)に分かれて水(H2O)ではなくなる状態、いわゆる脱水症状が起きます。

 

 脱水症状時に酸素を吸入する意味がわかった
上述してきたように、体内の水(H2O)が崩れた際に発生する酸素(O2)は強酸性状態にあるために、再び水素(H)と結合することはできません。したがって、水(H2O)は崩壊したままの状態であるために、体内は水がなくなった(脱水)状態になります。

 

そこで体に、新鮮な質の良い酸素を吸入すると、相棒(酸素)を欲しがっている水素(H)と新鮮な酸素(O2)が結びつくことで、生体内で水(H2O)が生成されます。そのことで、脱水症状がやわらぐということです。

 

 崩れやすい水(H2O)がある
冒頭で、高校球児は炎天下でも脱水症状にはなりにくく、老人は室内でも脱水症状になるとお伝えしました。その理由は、年齢が若いほど体内に存在する水(生体水)が崩れにくいことを意味します。

 

また、CTスキャンやMRIの検査で多くの放射腺や強い磁場を受けた場合は、体内の生体水が崩れて極度の疲労感を発症する人がいれば、そうでない人もいます。その他にも、ストレスが中・長期化した場合にも、生体水が崩れることで多種の病気が発症する人がいます。

 

この違いは年齢だけの関係ではなく、飲用した水を体内で生体水(OとHが簡単にははずれない水)化できるかの能力の差が、個人によって異なるからです。

 

飲んだ水を生体水にする臓器は、十二指腸が中心におこなっています。生体水をより良い状態に保つ方法は、「良い水を飲むこと」と「十二指腸を改善」することが大切だと私は思っています。

 

水には「味」や「粒子の違い」、または「物質を包みこむ」などの種類がある他に、「水が崩壊しやすいか、そうではないか」の違いがあることをご理解下さい。

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