低気圧で体調が崩れる理由

 低気圧とは気圧が下がることである
「気圧が下がる」このことを体感できるのは飛行機に乗った時です。例えば、ふくらはぎがパンパンに膨れた経験があるかと思います。

 

なぜそうなるのかというと、外気圧が下がったことで体内の内部圧力の方が高くなるからです。

 

ここで「気圧」の説明をさせて頂きます。気圧とは空気によって押される力(圧力)のことです。

 

低気圧が接近してくると肉体にかかっている圧力が下がることで体調に変化がでます。そのことを下記にまとめます。

 

 @日常、肉体には想像以上に「圧」がかかっていて、それに負けまいと内部の圧を上げて対抗している

 

 A気圧が下がると身体にかかっている圧が減り、身体は膨張傾向になる

 

 B「A」のことで脳内も膨張し、そこに大量の血液が流れ込むことで頭が膨張するような頭痛を発症する

 

 C「A」のことで体液(血液)も膨張傾向になり、膨張した血液が血管を通過する際に摩擦が生じ大量の活性酸素が発生する

 

 D「C」のことは、いわゆる「湯あたり」に類似する。緊張状態の人が温泉に数回、浸かることで副交感神経が優位になり急激に血流が増加して疲労感がでる

 

 E気圧が下がると、身体を押している外部圧力に耐える緊張から解放され副交感神経神経が優位になる

 

 F「E」のように副交感神経が優位になり過ぎることで身体はかえって不調になる。例えば、お盆や正月に風邪や持病を発症するのもその理由からである

 

 G「E」の状態、つまり副交感神経優位になるとリンパ球は増え、アレルギー症状も出やすくなる

 

上記したように、身体には適当な「圧がかかっている」ほうが、やや交感神経優位で気持ちがいい状態なのです。一方、急激に気圧が下がることで副交感神経が優位になり過ぎて日常では体感したことのない症状がでます。

 

 気圧が下がりはじめる時は、痛みの種類が違う
上述したのは気圧が下がりきったときに起こる副交感神経優位の際の身体の変調の話でした。ここでは気圧が下がりはじめる際に起こる一時的交感神経優位の場合を述べていきます。

 

気圧が下がりはじめるとき、体調がすぐれない人は、その情報をいち早くキャッチします。つまり、嫌な空気感になる(気圧が不安定)のを察し、臨戦態勢を整えようとします。

 

その状態は、一時的に交感神経優位になります。その時に起こる症状をまとめます。

 

 @副交感神経優位の時とは違い、いわゆる「痛み」を伴う症状がでる

 

 A交感神経優位の場合、血管を細くし、血流量を減らすことで酸素の供給が不足する

 

 B「A」のことで持病の場所には血液・酸素不足が起こり痛みを伴う

 

 C交感神経優位の時は顆粒球が増加することで患部を必要に攻撃することで痛みがでる

 

 D「C」のことで持病の関節炎や腸、または胃などの内臓の痛みも発症する

 

上記したように気圧が下がりはじめたときは「痛みを伴う」ことがあります。その理由は一時的に交感神経優位になるからです。

 

その後、気圧が下がりきると今度は副交感神経優位の状態になり、上述したような頭が重い、身体がだるいなどの症状に変化していきます。

 

 自分が弱っていると外部刺激の影響を受けやすい
気圧が急激に下がったり気温が急激に冷えたりした情報をいち早く感じとるのは、皮膚や粘膜などの感覚器官です。この感覚器官が得た情報が脳に伝わり、自律神経が働き体内のバランスを精妙にコントロールしています。

 

一般的には自律神経のバランスが悪い人が、気圧の変化などの外部刺激の影響を受けやすいと言われています。それではなぜ、自律神経のバランスが悪くなるのでしょうか? またそれを正常にする方法はあるのでしょうか?

 

私の治療所では、自律神経のバランスが乱れる理由を下記のように説明しています。

 

 @遺伝的要素・後天的ストレスで副腎が疲弊し、自分力が低下する

 

 A自分が弱ると皮膚や粘膜、または第六感などが敏感になる

 

 B感覚器官が敏感になり過ぎることで、どんな刺激にも反応してしまう

 

 C「B」の過剰反応情報が常に脳に伝わり、自律神経系に乱れが生じる

 

上記したように、自律神経が乱れる原因に感覚器官が過敏すぎることがあります。

 

 皮膚刺激は自律神経のバランスを正常化させる
私の治療所では自宅でおこなう自己指圧を推奨しています。なぜなら、簡単な道具を使っておこなう自己指圧は皮膚を刺激することで、過敏になっている皮膚感覚を正常に戻すことが出来るからです。

 

そのことを先人は理解していたのか「寒風摩擦で喘息が治る」と説いています。その理由は、寒い日に硬いタオルで皮膚を摩擦することで皮膚を「手なづけ」、皮膚を強くすることで過剰反応を抑制できると考えたからです。

 

そのことで、この刺激は悪さをする、この刺激は悪さをしないと皮膚が正常な判断ができるようになり、脳への不必要な不安情報は減り自律神経の乱れは軽減します。

 

その他にも、自己指圧で皮膚に「痛気持ちいい刺激」を与えることで脳は安らぎ自律神経の乱れは軽減します。

 

上記したように、皮膚を刺激することは自律神経の乱れを正常化するには必須であると私は思っています。

 

しかし、注意しなければならないことがあります。それは皮膚への刺激法や圧力が適切でないと脳には嫌な刺激と認知され、過緊張状態を生んでしまうことがあります。

 

 

近年、低気圧の影響で体調不良を訴える人が急増しています。その背景に上述してきたように自律神経のバランスの調整力が低下していることがあります。

 

また、その原因に皮膚をはじめとする感覚器官の過敏さがあります。自己指圧などで感覚器官を手なづけ、脳に不必要な情報が行き過ぎない身体づくりが望まれます。

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