変形関節の原因を探る外反母趾と女性ホルモンの関係

 外反母趾の発症原因は2種類ある
外反母趾の原因について質問すると、多くの方は「ハイヒールの履き過ぎ」と即答します。その理由は、ハイヒールは踵が高くつま先に体重がかかり、さらにつま先が細くなっている形状だからです。しかし、ハイヒールを履く人は、年々、減少傾向にあるのに外反母趾を発症する人は減りません。これには、理由があります。

 

まず、ここで、外反母趾は大きく分けて2つの原因で発症します。その原因をまとめてみます。

 

 @足底筋(そくていきん)が低下して起こる:
人の体重を支えているのは「足」です。特に、地面に接する箇所(足の裏)には大きな重みがかかります。人の足の裏を観察すると、いわゆる「つち踏まず」といわれる箇所があります。

 

この「つち踏まず」は、高い所から降りた際やスポーツで踏ん張る際に「バネ」のような役割をしていて、地面から受ける圧力を分散させています。

 

その昔、「飛脚」という職業がありました。交通手段のない時代に、手紙や荷物を運ぶ仕事です。足を酷使する飛脚は、さぞかし「腰痛などの病気を持っていたのでは?」 と思われますが、実際はそうではありませんでした。

 

その時代に靴はありません。したがって、飛脚の履物は「草鞋(わらじ)」でした。草鞋(わらじ)では足に負担がかかりそうです。しかし、草鞋(わらじ)であったことで、足の裏を鍛えることができたのです。

 

例えば、草履(ぞうり)で坂道を登る際には、草履が足からズレないように足の指で草履を押さえます。、また坂道を下る際には、草履のはな緒が切れないように草履を足の指で押さえます。足の指で草履を押さえることで、足の裏の筋肉が鍛えられます。

 

その結果、「つち踏まず」がしっかり構成されるため、地面からの圧力を緩和することができます。したがって、草鞋(わらじ)を履いている飛脚に腰痛などは少なかったのです。

 

しかし現代人は移動手段に電車や車、または自転車を使うようになり歩くことが減っています。また、靴を履くようになり、草履を履いている時のように足の指を使うことも減りました。したがって、現代人の足底筋は弱く、「つち踏まず」が少ない人が増えています。いわゆる「偏平足」の人が増加しています。

 

偏平足は足低筋の低下に伴い、足の甲の骨が下にさがります。その甲の骨が下がる場所が、足の指の1番目と2番目の間になります。すると、甲に割り込まれた指の1番目(親指)は外にはじき出されます。

 

それを例えると次のようになります。5人掛けのイスに5人が座っているとします。その際に1番目と2番目の人の間に、あつかましい人が無理やり座ってくる状況に似ています。そうなると、1番目の人は窮屈になり外にはじきだされます。

 

足の幅が広がる際、親指が外にはじき出される、ことが足低筋が低下して起こる外反母趾です。この場合の外反母趾の症状は軽度であり、違和感を覚える程度で治まることが多いです。

 

また、他の原因によtっても外反母趾は起こります。

 

 A体内毒素が原因で起こる:
人が生きていく上で、体内では乳酸やアンモニアのような体内毒素が発生します。このような毒素は数多くあり、例えば皮膚炎を起こす毒素や頭髪を禿げさせる毒素など多種にわたります。どのような体内毒素が発生するかは、遺伝の影響と男女の性別によっても異なってきます。

 

多くの体内毒素の中で、関節に溜まる毒素があります。このような毒素は、女性のほうが発生しやすいのが特徴です。例えば、女性が多く罹る病気に「リウマチ」があります。このリウマチは、関節にリウマチ因子が溜まり、その因子が関節の軟骨を壊す病気です。

 

このように本来、女性は関節の病気になりやすい傾向があります。その原因の1つに、女性ホルモンが関係しています。

 

その女性ホルモンを乱す原因に、食事から取るパンやお菓子、ケーキなどの小麦製品があります。小麦加工製品を過食すると、それらをエサに「腸に共存しているカンジダ菌」が増殖します。

 

増殖したカンジダ菌は、女性ホルモンに似た物質を生成します。その女性ホルモン類似物質の影響でホルモンバランスが崩れてしまいます。

 

その結果、関節炎を引き起こす毒素も多く造られるようになります。また、女性ホルモンには、毒素を無毒化する作用がありますが、ホルモンバランスが崩れるとその能力も低下して関節炎などが助長されます

 

また、小麦製品には必ずショートニングやマーガリンなどの酸化油が使用されており、その影響で血管が傷みます。腎臓は毛細血管の塊といわれるほど血管網があり、その血管が傷むことで体内毒素を尿として排泄できなくなることも関節炎を助長します。

 

無毒化できない毒素は血液に乗って末端に溜まり易いです。特に、足の親指は他の指に比べ、関節面積が大きいために、より多くの毒素が溜まりやすい形状になっています。

 

その親指に溜まった毒素を白血球は異物とみなし、攻撃を仕掛けてきます。そのことで、親指に傷みや炎症が生じます。

 

関節に溜まった毒素に対し、白血球による攻撃が続くと関節が壊死して変形します。

 

 へバーデン結節も同じメカニズムで発症する
上述した外反母趾の発症メカニズムは、「リウマチ」の発症メカニズムと同じです。そのような症状は他にもあります。例えば、手の指の第一関節だけが変形するへバーデン結節があります。

 

へバーデン結節も外反母趾と同様に、体内毒素が末端(第一関節)に溜まることで発症します。その毒素を白血球が攻撃することで傷み(炎症)が生じ、その攻撃が続くと関節は変形していきます。

 

へバーデン結節や外反母趾を発症した際に、病院で血液検査をしてもリウマチ因子は検出されません。

 

リウマチ因子が検出されない関節炎は、「偽リウマチ」と呼ばれ、これには体内の毒素が関係しています。特に関節に溜まる毒素は、女性ホルモンのバランスが崩れることで発症しやすくなります。

 

実は、外反母趾やへバーデン結節のような原因不明の関節炎は、整形外科にいっても治療が難しいです。実際に整形外科の医師は、「原因不明の関節炎です」と言ったり、「老化現象ですね」と説明したります。

 

人が発症する関節炎の多くは、リウマチではなく「偽リウマチ」にあたります。病気が発症した際に、1番頼りになってくれるのが医療機関です。しかし不思議にも、これだけ多い偽リウマチの原因の究明を現代医療はしようとはしません。

 

偽リウマチは本来、内科領域の病気であると私は認識しています。しかし、内科の医師はそのような症状の患者がきた際には整形外科にいくように指導します。

 

そのことが原因で、世の中には「関節痛難民」が多くいます。そのことを裏付けるように、サプリメントの売上の上位には必ず関節痛の緩和を謳った商品が多くランクインします。

 

現在は、体に関する情報が溢れかえっています。その情報の多くは、知らないうちに作り上げられたれた「定説」であり、また商売人が物販を促進するために都合よく出来上ったた説が少なくありません。

 

病気の人はその情報の中から、どの情報が正しいか見極める患者力が必要です。このサイトを読んで頂き、1人でも多くの方に患者力がつくための手助けになればと思います。

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