ヘルペスウイルスで生じる群発性頭痛、筋線維痛症、多発性硬化症

 ヘルペスウイルスが関係する疾患が増えています
最近、私の治療所には、ヘルペスウイルスが関係していると思われる症状を持った患者さんが多く来院されます。

 

本来、ヘルペスウイルスは、とても弱く、おとなしいウイルスです。しかし、成長過程で色々な病気に罹り、多くの薬を服用していくうちに、ヘルペスウイルスは強くなり「ゾンビ化」してきています。

 

ヘルペスウイルスは、神経細胞に宿って増殖していきます。神経細胞に増殖したヘルペスウイルスは、白血球やリンパ球から攻撃されます。その際に、ヘルペスウイルスだけを攻撃することはできずに、正常細胞までが攻撃の被害をうけてしまします。

 

その状況を例えると、次のようになります。豆腐の上にハエが止まっているとします。ハエを殺すためにハエを叩くと、ハエは死にますが同時に豆腐まで潰れてしまいます。そのように、白血球がやリンパ球は、ウイルスだけを攻撃することはできないのです。

 

そのことは「突発性難聴はヘルペスに侵されて生じる」を参考にして下さい。

 

 ヘルペスウイルスの関与が疑われる疾患
ヘルペスウイルスが関与して罹る病気の代表は帯状疱疹です。この症状は、神経上にヘルペスウイルスが宿り、そのヘルペスウイルスを白血球が攻撃するために皮膚に炎症症状を発症します。これは、皮膚に「帯状」の炎症が出るために帯状疱疹と呼ばれます。

 

しかし、最近のヘルペスはゾンビ化していて、神経の奥深くに増殖しています。したがって、これまでのように、帯状疱疹というかたちでは発症しなくなってきています。

 

ここでは、最近増えてきたヘルペスウイルスの関与が疑われる疾患をまとめてみます。

 

 @群発性頭痛:
頭部の神経にヘルペスウイルスがはびこり、それを白血球が攻撃することにより、激痛が長時間続く頭痛を群発性頭痛といいます。脳神経外科でも、原因がわからない場合が多いです。痛みの度合いが、緊張性頭痛や片頭痛に比べて酷いのが特徴です。

 

 A筋線維痛症:
原因不明の病気であり、血液検査やCTスキャン、またはMRIでも原因が特定できない病気です。その症状は、耐え難い恒常的な痛みが全身のあらゆるところに表れます。また、慢性的で持続的に休みなく続く激しい疼痛がでます。

 

体の免疫が筋線維痛部に宿った原因物質を攻撃するために、激痛がでたり、風邪のような重度の疲労感が全身にでたりします。そのことが引き金になり、他の膠原病の症状も発症してきます。

 

筋線維痛症の痛みは、全身を移行しながら持続的な痛みを生じることが特徴です。

 

 B多発性硬化症:
多発性硬化症は、中枢神経が何らかの原因で攻撃を受けてしまい、神経の伝達が異常になる病気です。その症状は、物が二重に見えたり、視野が欠けたりします。他にも、まっすぐ歩けなくなったり、手がふるえたりします。

 

また、胸や腹に帯状のしびれや、ぴりぴりした痛みがでるようになります。人によっては、尿が出るか出ないかの感覚がわからなくなり、失禁してしまいます。そのようにこの病気は、どこの神経が損傷するかによってさまざまな症状が起こります。

 

では、なぜそのような症状が出るのかを説明します。人の神経命令は、神経細胞(脳)から枝分かれした神経に、電気信号が送られることで手を動かしたり尿意を感じたりしてトイレにいきます。

 

ただ、人の神経に傷がつくと、命令が正確に伝わらなくなります。家庭の電気コードがビニールの絶縁体によって被われているように、人の神経も「髄鞘」というもので被われています。

 

多発性硬化症は、自分の免疫の誤作動で神経を攻撃してしまい、この髄鞘に傷がつくことで神経がむき出しになる病気です。このような状態を脱髄といいます。多発性硬化症では、班状に脱髄があちこちにでき(これを脱髄斑といいます)、病気の再発を繰り返します。

 

上記した「@」「A」「B」の病気は、体内に潜むヘルペスウイルスが関与している可能性が高いと思われます。前述の通り、神経細胞に宿ったヘルペスウイルスを白血球が攻撃した際に、正常な神経細胞まで攻撃対象になり、上記したような症状が起こると私は考えています。

 

 結局はステロイド系の薬に頼る
このような症状を発症した場合に病院を受診すると、症状を止めるためにステロイド系の薬が処方されます。その理由は、ステロイド系の薬は、医師や患者さんにとって魔法のような薬だからです。

 

ステロイド系の薬は、細菌・ウイルスへの攻撃をしないように作られています。ようするに、白血球がヘルペスウイルスを攻撃することで炎症症状が表れるため、ステロイド系の薬を使って白血球がヘルペスウイルスを攻撃させないようにしているのです。

 

皮肉にも、本来は敵であるヘルペスウイルスを攻撃せずに放置することが治療のポイントであると現代医学は考えています。

 

しかし、これらの症状が発症することになった原因1つは、薬によって炎症症状を安易に止めたことにあります。

 

薬の作用で働きを抑制された白血球は、薬の作用が切れると今度は逆に免疫が過剰になります。その作用により白血球は、必要以上にヘルペスウイルスを攻撃します。

 

過剰な白血球は、ヘルペスウイルスを攻撃する際に、必要以上の活性酸素を使います。しかし、その活性酸素はヘルペスウイルスだけを攻撃することはできずに、正常細胞まで傷をつけてしまいます

 

そのことが体内で繰り返し起こるため、一度服用したステロイド系の薬は簡単に止めることができないのです。

 

現代医学が、症状を抑えるだけの治療から脱却しないかぎり、ヘルペスウイルスとの戦いは終わることがありません。

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