昔から起立性調節障害に似た症状はあった

 昭和11年頃、上流階級には起立性調節障害に似た疾患はあった
川本治療所は先代の院長・故重雄が上流階級層が多く住む芦屋山手にて開院しました。故・重雄の施術院には「意外な依頼」が多く寄せられました。その意外な依頼とは「子どもの病気ともいえない病気を何とかしてほしい」というものでした。

 

「上流階級層が多く住む芦屋山手には、子どもの成長障害・虚弱体質で悩んでいる家庭がとても多かった」と故・重雄は私に話していました。その理由をまとめます。

 

 @上流階級層は世襲(親の後を継ぐ)ことが当然で、医師の子は医師、弁護士の子は弁護士、親が神戸女学院卒なら子どもも神戸女学院という暗黙の決まりがあった

 

 A「@」のことで親は子供に「親の後を継いで当然であり、それが幸せへの近道である」と安易に手綱を緩めることはしない

 

 B「@」の考えは上流階級層には当然であり、そこで育った子どもは、それが当然で厳しい環境でも普通に乗り切る子どもが多い

 

 Cしかし、上流階級層の子どもの中にも遺伝的に弱かったり、生まれてから病気を繰り返す子どももいる

 

 D「C」のような子どもであっても上流階級層の親は、「@」で記した世襲を強要する

 

 E「C」のような子どもも、親の考えに応えようと頑張るが身体や心がついていかず、成長障害や虚弱体質がさらに助長される

 

上記してきたように、上流階級層の親は子どもに対し厳しく接し、また子どももそれに応えようと頑張ります。しかし、すべての子どもが親や親族の期待に応えれるわけではありません。

 

晩年、故・重雄は「小学校の入学試験の身体検査までに胸囲や身長を大きくしてほしい」また「入学試験までに子ども疲れた身体を回復させてほしい」いう依頼がとても多かったと私によく話をしてくれました。

 

 兄弟や親せきの成績が良いのに自分だけができないプレッシャーははかりしれない
先祖代々続く世襲の世界で「自分がその期待に応えられないかも、、、、」と察した時,その子どもにかかるプレッシャーは我々、一般人には想像もつかいないと思います。

 

その状況下でも頑張り続けないといけないことで、自律神経系が乱れ下記のような症状が発症する子どもが多かったようです。その症状をまとめます。

 

 @過緊張で呼吸が浅くなり、その結果、胸囲の発達不全が起こる

 

 A過緊張で内臓機能が乱れ、消化・吸収・代謝・排出がうまくいかない状態

 

上記したことが中期的に続くことで、いわゆる「虚弱体質」の状態になっていったと故・重雄は話していました。

 

 発症理由を追及するのではなく、身体を改善させることが治療家の仕事である
上流階級層に起立性調節障害に似た症状が多い理由は上述しました。しかし、故・重雄は「症状発症の理由はあくまで一の理由」であり、そのことを決して来院した子どもには伝えてはいませんでした。

 

つまり、症状が発症した理由は何であれ、それに耐え抜く身体を施術によって構築していくことが治療家の仕事だと考えていたからです。その考えは私も同感です。

 

現在(2017年)も起立性調節障害や発育不全でお悩みの患者さんが全国から来院されます。その方々の症状発症理由は親の厳しいしつけや愛情不足または、学校での先生や友人関係など多岐にわたります。

 

しかし、私はそのような理由に賛同しません。来院された子どもさんには「色々あったし、これからも色々あるよね、でもそのことに負けない精神や身体を先生と作っていこう」と話をします。

 

なぜ、私が家族関係や友人関係のことに言及しないかというと、発症理由を追及し「不幸」だったことを患者さんと分かち合い慰めても身体は元気にならないと思っているからです。

 

したがって、来院されたお子さんには、「一番の願いは元気になることでしょう? 〇〇君、元気になりたいですか?」と問い、元気になりたいという子どもには、「なぜ、起立性調節障害や慢性疲労症候群を発症したのか」という身体の仕組み・栄養が体に行きわたらない仕組みなどを説明し、その解決法も提案します。

 

お子さんが、「この先生と頑張ったら元気になれるにでは!」という希望をもってもらいまた、親にも協力して頂き皆でタッグを組んで努力すれば道は開けてくると私は考えています。

 

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