自分力(生命力)の正体を理解する

 現代化学の世界では存在しない物質
私が長年悩んでいることは「先天性ではなく後天的に発症した病気が、長期にわたり治癒しないのはなぜなのか」という疑問があります。そのことの解決の糸口を提案してくれた人がライディック技術研究所の小田進一さんです。

 

ここで小田進一さんの考えを紹介していきます。

 

現代化学の進歩は驚異的な進歩を成し遂げました。しかし生命の誕生や死など、生命にまつわるさまざま現象は、現代化学をもってしても「神秘」として解明されていないことが多くあります。

 

一般的には、人の体というものは、内臓・神経・血液・骨格などで構成されています。つまり「物質」でできています。その物質に損傷が起こった際に修復する役目が遺伝情報です。

 

いままで遺伝情報に影響を与える体内物質は「存在しない」と思われていましたが「生命の情報」が脳や遺伝子に影響を与えると小田氏は述べています。

 

その生命の情報とは、いわゆる神経を介して伝達される神経情報でもありません。また、体内に巡っている「気(エネルギー)」とも違うと述べています。

 

それでは「生命の情報」とは何なのか? それはどのようにして誕生するのかをまとめます。

 

 「生命の情報」を自分力(生命力)という
生命の誕生は精子と卵子が結びつく、いわゆる受精という形で始まります。その受精の時に、細胞内で全く新たな信号(生命信号)が発生します。

 

細胞内に芽生える、全く新しい信号(生命信号)は両親や兄弟とも違う自分自身の固有の信号です。

 

固有の信号を保持した受精卵が分裂を繰り返し、やがて60兆個の細胞へと分化します。2つ4つと細胞が分化していく時に、固有の信号も細胞内に刻まれていきます。

 

つまり、受精した時に発生した「固有の信号」が全ての細胞に存在することで、細胞同士はお互い情報交換ができるのです。

 

 自分力(生命力)の正体とは
元気な人を表し、「あの人は生命力がある」といいます。一方、病気がちで元気のない人を表し「あの人は生命力が低下している」といいます。

 

一般的に良く使われる「生命力」とはいったいどのような「力」なのか、このことを明確に答えられる人はほとんどいません。

 

ここで小田氏の言葉をかりれば、上記した「固有の信号」が元気に信号を送っているときが生命力が高い状態、いわゆる自分力が強い状態であると述べています。

 

幼児期の子供はとても元気です。受験や人間関係のストレスがないことや、環境汚染に晒されている期間が短いことなどが関係していると推測されます。

 

そのことで、幼児期の子供の「固有の信号」は活発に発信されているように感じます。つまり、自分力(生命力)が強い状態です。

 

しかし、少年期〜大人になる過程で多くの困難に遭遇します。例えば受験やクラブ活動、または会社においての競争原理に巻きこまれ、頑張り過ぎてしまいます。また人間関係からくるストレスも増えます。

 

その他にも環境汚染や食品添加物などの影響を長期にわたり受けることで、「固有の信号」は弱ります。つまり、自分力(生命力)が弱った状態です。

 

固有の信号が元気で自分力(生命力)が強い時は、体内で病気が発症したとしても元気な固有信号が「何してるんだよー、はやく良くなれよー」と弱った細胞を励まして再生させていきます。

 

一方、固有の信号が乱され、自分力(生命力)が弱っている時に体内で病気が発症した場合、病気の細胞を再生できないことでその細胞が広範囲に広がっていきます。

 

 健康を取り戻そうとする行為が自分力(生命力)を弱らせる
自分力(生命力)が低下する原因はさまざまですが、自分力(生命力)が低下した際に、生まれつき弱い個所に「固有の信号」が届きにくくなることで、その箇所が病気になります。

 

人は病気になると、その症状を止めようと薬を服用したり、安易にMRIやCTなど体に負担のかかる検査をしたりします。また、民間療法で即効性を謳った光線療法(異物)をしたり、多くのサプリメントを摂取したりします。

 

そのような病気を治そうとする行為が自分力(生命力)を低下させているともいえます。

 

このことは植物をみても分かります。例えば弱った植物に高濃度の肥料を与えることで植物が枯れてしまうことはよくあります。そのことと同様、私たち生体にも病気を治すための行為を最優先するのではなく、その行為が「体に合っているか、合っていないか」の反応を見極めることが必要です。

 

ようするに、即効性のある薬やサプリメント、または治療法が生体にとって良いことばかりではないのです。

 

病気が発症する原因の1つに、自分力(生命力)の低下が関係することはお伝えしました。そのことから考えると最善の治療法は生命力(自分力)を高めることといえます。

 

自分力(生命力)を高める方法がありますか? という問いに対し、祈りや修行などで精神面を鍛えるという答えが圧倒的に多いです。しかし小田氏は、体に備わっている固有の信号という「機能」を元気づけるという全く新しい発想をもった取り組みをしています。

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