頭痛の原因:酸性体質とPH調節とカルシウムの関係

 

風邪やアレルギーがきっかけで「多関節炎」に、、、、その正体は?


皆さん「偽痛風(ぎつうふう)」という病名を知っていますか?

 

最近、急増している疾患の1つで、いわゆる、現代病と言えます。

 

リウマチ因子は上昇しません。また、リウマチが発症しにくい関節で発症し、左右対象ではないことが特徴です。

 

また、症状が痛風と似ていますが、検査では尿酸値も高くありません。急激に出る多関節炎と高熱で、入院と言われることもあります。

 

「偽痛風」の正式名は「ピロリン酸カルシウム結晶沈着症」といいます。

 

ピロリン酸は「関節の軟骨で生産」される物質です。その物質自体は悪さをしません。しかし、そこに、カルシウムが結合して結晶化すると、関節で強い炎症を引き起こすのです。

 

現代医療ではその原因は「不明」とされています。

 

 風邪やストレスで体内PHが乱れる

ピロリン酸もカルシウムも通常、体内に存在するものですから日頃は悪さをしません。

 

それでは、風邪やストレス後になぜ、「偽痛風」が発症するのでしょう?

 

ひとつ、仮説を立てると、風邪やストレスで体液が急激に酸性化する状態になると身体はPHの調整に入ります。その方法として骨などのカルシウム(アルカリ性)を流失(溶かし)させ、PHを弱アルカリ性にしようとします。

 

何故なら、PHが乱れると人は健康でいられないからです。

 

つまり、風邪やストレスで体内が酸性化した場合、カルシウムが骨などから溶け出し、それが軟骨で生産されるピロリン酸と結合し結晶化してしまう。そのことが「偽痛風」を誘発する。と、推測しています。

 

PH調節のためのカルシウムが多種の病気を発症させる

体内では、酸性に傾いたPHをカルシウムを利用し弱アルカリ性に保っていることはお伝えしました。

 

しかし、PH調節のためのカルシウムが思わぬ疾患を誘発します。それをまとめます。

 

 @毛細血管硬化症 

 

 A腎臓ろ過機能低下症

 

 Bてんかんなどの脳神経障害

 

 C糖尿病性筋膜炎

 

 D弁膜硬化症 (心筋梗塞・下肢静脈瘤)

 

 E難聴

 

上述した「偽痛風」以外にも「@〜E」などの疾患を誘発します。

 

 

頭痛の原因の1つに、カルシウムが関係する


体内のPHを調節するために使われたカルシウムは、血管を強烈に収縮させます。その反作用で、今度は血管が過拡張してしまいます。

 

つまり、カルシウムの作用で、急激に収縮した血管が拡張する際に血液が流れ込むことで片頭痛を生じるのです。

 

人の血液は時速230キロといわれる猛スピードで血管内を通過しています。健康な人の血管は柔軟性があり、猛スピード流れ込む血液を柔軟性に富んだ柔らかい血管で受けいれることができるので頭痛は発生しません。

 

しかし、体液が酸性に傾き、カルシウムでPH調節している人の血管は過収縮・過拡張することで、過収縮中に流れが滞っていた血液が過拡張に移行する際に、急激に血流スピードが増し、血管と血液との間で摩擦が起き、活性酸素が発生し頭痛を引き起こします。

 

上記の状態にならないように、病院では「カルシウムの拮抗剤」が処方されます。カルシウム拮抗剤の作用は、カルシウムが細胞内へ入ることを阻害します。

 

つまり、カルシウムが拮抗剤の作用で、カルシウムが細胞内に入ることを阻止することで血管の過収縮を抑制します。その結果、反作用の過拡張も抑制できる=片頭痛の発症を抑制できるというわけです。

 

 

体液が酸性になることを抑制しなければならない


体内を酸性に傾けるのは、ストレスに対応することで副腎ホルモンが過剰に生産された時や、風邪のウイルスやアレルゲンに免疫が過剰に反応し活性酸素を放出した時などが挙げられます。

 

つまり、頑張り過ぎた後や風邪やアレルギー反応がきつく出た後は、体内が酸性に傾くので、頭痛や関節炎などに要注意ということです。

 

その時の対処法としては、新鮮な野菜や肉または魚、また、きちんと発酵・熟成した食材を摂る。このことは水素を獲得することになるからです。また、電気分解した水素水を1日中、チョビチョビ飲むこともお勧めします。

 

なぜなら、水素をチャージすることで酸性状態を還元状態に戻せるからです。

 

日本では、カルシウムが大切であると教えられてきました。そのことに異論はありませんが、体内が酸性になることで骨密度が低下する。その根本を無視し、足らないカルシウムを外から足す方法に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

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