脳に血液が行き過ぎると頭痛を発症する:血管と血液との関係

 

血管と血液の関係


冬の寒い時期に運動すると太ももの辺りが痒くなります。また、体が冷えた状態でお風呂に入った時も体が痒くなります。しかし、夏場に運動や入浴をしても体は痒くはなりません。

 

冬に運動や入浴の際に痒みが出るメカニズムをまとめます。

 

 @冬は外気温が低いことで、体の末梢血管が収縮し柔軟性が乏しい

 

 A一方、夏は外気温が高いので毛細血管は拡張し血管は柔らかい

 

 B「@」のような状態で運動や入浴をすると体が急に温まり、血液循環が上がる

 

 C「@」の状態の血管に大量の血液が流れ込むことで、血管と血液との間に摩擦が起きる

 

 D血管と血液との摩擦により、活性酸素が発生する

 

 E「D」により発生した活性酸素が痒み(炎症)を誘発させる

 

上記したように、人の体は血管の中を血液が流れることにより、全身に栄養や酸素が運ばれます。しかし、血管の柔軟性が乏しい状態の時に、大量の血液が流れ込むことで血管と血液との間に摩擦が生じ、そのことで活性酸素が発生します。

 

一般的には、血液量が増すことは良いとされていますが、それを受け入れる血管の状態によっては、活性酸素が発生し病気発症の原因になります。

 

また、血液量が増し、頭蓋内圧が亢進するとことで硬膜や脳血管に存在する痛覚受容体が圧迫され痛みが発症します。

 

 

頭痛発生のメカニズムも同じである


一昔前の人は、体を動かすことが多かったのに比べ、現代に生きる人は体よりも脳を多く使います。そのことで、脳には多くの栄養が必要になります。

 

栄養を脳の隅々まで運ぶためには血管を細くし、血圧を上昇させます。この作用により、血管に流れ込む際の血流速度は速くなります。

 

その際に血管に柔軟性があり、流れ込む血液を受け入れることができれば何の問題も生じません

 

しかし、柔軟性が乏しい血管に大量に血液が流れ込むと、血管と血液の間に摩擦が生じます。

 

頭痛発生メカニズムは、上述した「冬に体が痒くなる」メカニズムと同様に、脳内の血管に大量の血液が流れ込むことで摩擦が起き、その場所に大量の活性酸素が発生し頭痛(炎症)が生じます。

 

ようするに、ある種の頭痛の原因は、脳の血管に対し血液が行き過ぎることで起こります。頭痛には多くの種類があり原因も様々ですが、血液が行き過ぎて起こる頭痛もあります。

 

血液が行き過ぎて起こる頭痛のメカニズム


上述した、冬に運動や入浴をした際に体が痒く(炎症)なる理由と同じように、脳内の血管と血液との間に摩擦が生じることで頭痛は発症します。

 

なぜなら、血管と血液の間に摩擦が生じた場合、その箇所で活性酸素が発生し「炎症(頭痛)」が起きるからです。

 

ここで頭痛の発症メカニズムを分かりやすくまとめます。

 

 @脳を使い過ぎ、脳が栄養・酸素不足になる

 

 A現代人は炭水化物中心の食事のために、脳に必要な栄養素が足りない

 

 B脳は「@」のことを感じとり、栄養の足りない血液を「量」でカバーしようとする

 

 C血液量を増やすために、血管をより細くして末端に必要な栄養素が届くようにする

 

 D「C」の作用で末端に栄養が届けられる半面、「細くした血管」と「流れてくる血液との間」に大きな抵抗(摩擦)ができる

 

 Dその結果、脳内に大量の活性酸素が発生し痛み(炎症)が生じる

 

ようするに、脳血管とそこに流れ込む血液との摩擦により発生した炎症が頭痛です。

 

 

脳血管の柔軟性があるかがポイントになる


脳に栄養・酸素が不足している場合、脳は血液中の栄養素をより多く獲得するために、脳血管を細くして抵抗力(摩擦)をあげることで不足している栄養を脳細胞に届けるというこはお伝えしました。

 

しかしその際に、血管と血液の抵抗(摩擦)が大きすぎた場合、その箇所では大量の活性酸素が発生し炎症が生じますることもお伝えしました。

 

血管と血液との抵抗(摩擦)が強く起きる理由に、血管の柔軟性が乏しいことがあげられます。

 

ここで血管の柔軟性が乏しくなる原因をまとめます。

 

 @小さい時に「しもやけ」を起こすなど、血管が硬いという遺伝的な要素がある

 

 A糖尿病を発症している。また、糖質の代謝力が低下している

 

 B菜食主義でタンパク質や脂肪を摂取しない

 

 C肝臓で合成されるコレステロールの質が悪い

 

 D完璧主義な性格で、常に過緊張な状態で生活している

 

上記したようなことが血管の柔軟性に関係します。

 

 

血管を柔軟にすることはできるのか


栄養面から血管の柔軟性保持するには、肝臓が合成するコレステロールが不可欠です。なぜなら、体に張り巡らされた約10万キロ(赤道直下で地球2周半)の血管の弾力性を保つための材料はコレステロールだからです。

 

そのためには、肝臓の機能を回復させる治療と食事からコレステロールを多く含む材料を摂取し、肝臓で上質のコレステロールを合成させる必要があります。

 

また、精神面からいえば、頑張り過ぎる性格であったり、完璧主義の性格を少し変えたりし過緊張の状態を長時間継続しない工夫が必要です。

 

一般的には、血液循環が良くなることは健康維持には不可欠であると思われていますが、「血管と血液との摩擦で活性酸素が発生し、炎症(頭痛)が発症する」。このようなメカニズムが病気の原因になることを是非理解して下さい。

川本療法の神髄を伝授:無料メルマガ登録




セミナーの開催のお知らせ




HOME プロフィール 川本療法の特徴 川本治療所 HP 治療家向けセミナー お問い合わせ