病気は誰も治せない

 病気とは「気が病んでいる」と書きます
現代医学の進歩は著しいです。特に、脳疾患や心臓疾患、または腎移植などの手術の進歩には驚かされます。そして、今までなら助かることのない病気に対しても成果を出し、平均寿命を著しく伸ばしました。

 

一方、高度な専門化と緻密な研究によって現代医学が治療成果を出していくなか弊害も出てきています。

 

例えば、問診時に患者さんの顔も見ずにパソコンばかりみていたり、症状を訴えても「冷えですね」「年ですから」などの応対をしたりしています。ようするに、人と向き合う心を見失ってしまったことは認めなければいけない事実ではないでしょうか。

 

また、病気の根本原因を解明することなく人間を物扱いし、症状を無理やり抑え込むだけで、単に寿命だけを伸ばしているのではないかという印象を現代医学に対しもっています。

 

ようするに、現代医学の実績が評価されずに、そのものに対する批判が多い理由は、そのあたりにあるのではないでしょうか。

 

しかし、その方法に反対する医師も少数ながら増えはじめたことに喜びを感じています。また現代医学以外の療法、例えば鍼灸や指圧、またはエネルギー療法、無農薬野菜などを使う自然療法などが台頭してきています。

 

それらの療法をする人たちは、人が病気になる原因の1つに、ストレスや心の乱れが関係していると認識しています。したがって、症状を抑えるだけではなく心の問題を解決できなければ、真の健康であるとはいえないという点で一致しています。

 

 脳の調和が乱れると病気になる
人は病気になると、病院や漢方医や民間療法家の所に通院して病気を治して欲しいと先生にお願いします。先生は患者の体を調べて、病気の症状をみつけようとします。

 

病気とはどのような状態のことをいうのかというと、ストレスなどで健康のときに保たれていた脳(意識)の秩序がくずれ、脳シグナルが乱れはじめた状態と考えます。そのことで、体の機能の調和がとれなくなり「体に変調が表れた状態」を病気と表現します。

 

そのために「体が病気」であるという表現をしてしまいます。しかし本当は、その人の生い立ちや過去のトラウマ、生活上でのストレスなどが原因で脳のシグナルの乱れが病気を誘発します。

 

脳の調和が乱れた状態が続くと、体には、痛い・かゆい・苦しいなどというさまざまなシグナルが出ます。それを症状といいます。

 

一般的に患者さんは、その症状を緩和してほしいために病院にいきます。また、医師は症状を緩和することで評価されます。しかし、ここで考えてほしいことは、症状を抑えたとしても病気の原因となっている脳の調和の乱れを解決していないことで、症状は再発します。

 

 「脳の調和の乱れ」を治すことはできるのか
妊娠中や成長過程で多くのストレスを受けると脳の調和が乱れることがあります。その状態を自律神経が乱れたとも表現できます。自律神経が乱れるとさまざまな症状が出ます。その時に表れる症状をまとめます。

 

 @過去のトラウマが克服できず、同じようなシーンで呼吸が苦しくなったり、下痢になったりする

 

 A第1子は第2子が生まれることで、親の愛情が第2子に偏ったと感じ多種の症状を発症する

 

 B「A」のことは大人であっても同じであり、愛情不足から脳の調和が乱れ、多種の症状を発症する

 

 C競争原理に巻き込まれ、人に負けまいとすることで多種の症状を発症する

 

上記したような症状を発症する理由は、体が弱ったのではなく脳の調和が乱れたことが原因です。

 

上記のことから、医療従事者が気が付かなければいけないいことは、単に医療行為だけで病気を治すことには限界があるということです。

 

そのことで、私は「脳の調和の乱れ」を正す方法として伝統的な皮膚刺激(神経追跡指圧)法を行っています。なぜなら、人は生まれた瞬間から抱っこされたり、痛い時に擦ってもらったりします。ようするに人などの高等動物は、スキンシップがないと心が不安定になるのです。

 

そのような施術にプラスして、患者さんの心の問題や物事への考え方、食事法なども加味した総合治療が必要であると私は考えています。

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