民間療法は危険

 病院の検査では原因不明といわれる症状
日本の医療システム、または医師の知識や技術は世界トップレベルといわれています。それを裏付けているのは、日本人の平均寿命が世界一であるということです。

 

しかし、世界トップレベルである日本の医療でも、病院で検査をしても病気と診断されない場合があります、そのような患者さんは、「どこで治療してもれえば良いのか?」と、悩んでいる方も多くいます。

 

ここで、病院の検査では病気と診断されないことが多い症状をまとめてみました。

 

 @慢性頭痛・めまい・吐き気

 

 A不整脈・動機

 

 B胸部、またはのどの締め付け感

 

 C背中痛、または関節などにおこる神経のピリピリした痛み

 

 D慢性な胃の不快感

 

 E過敏性大腸炎(大腸カメラで原因がわからない慢性の下痢・腹痛)

 

 F閉鎖恐怖症・電車恐怖症など、密閉された場所に長くいれない

 

 G慢性疲労症候群(極度の疲労が継続的に続き、社会生活に支障をきたす状態)

 

 Hうつ症状

 

 I自己免疫疾患(アレルギー・膠原病・リウマチ・潰瘍性大腸炎など)

 

 J甲状腺機能亢進(バセドウ病)又は低下症(橋本病)

 

 K副腎機能低下症(うつ病・慢性疲労・自己免疫疾患などを引き起こす原因)

 

 Lムズムズ病(足や手または、頭の血管付近が「ムズムズ」する症状)

 

上記したような症状は、患者さんが症状を訴えても、病院では原因不明とされる場合が多いです。また、上記した以外にも多くの症状が病院では原因不明とされ、そのような病気が増加傾向にあります。

 

病院で原因不明といわれた場合、その症状をどのようにして治せばよいのか患者さんは悩みます。

 

 日本でおこなわれている民間療法
病院で原因不明といわれた場合、多くの方は、病院以外の民間療法の所に相談へいきます。

 

日本では病院以外で、どのような民間療法があるのでしょうか。

 

 @国家資格を保持している民間療法は「柔道整復師」・「鍼灸・あんま・マッサージ師」がある

 

 Aその他には、カイロプラクティック、整体、リンパマッサージ、気功、栄養指導者などがある

 

 B漢方薬を処方して治療する漢方医がいる

 

上記したような所が病院以外の民間療法になります。

 

資格のなかでもAのような治療法は国が認めた資格ではなく、これらの資格は、各団体が一定期間の講習を受けたとしての独自の認定書などを発行しているものです。

 

また、Bの漢方医や漢方薬剤師も法に基づく名称ではなく、漢方の知識を持つために、一定期間の講習を受けた証明として、各種団体が発行しているものです。

 

 医師より知識を持っている民間の治療家はいない
日本で多くの民間療法がおこなわれています。私、自身も、「柔道整復師」と「カイロプラクティック」の資格をもって施術していますが、国家資格である柔道整復師整復師や鍼灸・あんま・マッサージ師は学校で3年しか勉強しません。

 

一方、医師や薬剤師は6年間学校に行きます。また、医師はそのあとも厳しい研修を続け、実務経験を積んでいきます。研修を終え、医療現場に出てからも継続してレベルの高い勉強を続けます。

 

それに引き換え、民間療法の場合は、国家資格を取得するのに3年です。その他の民間の資格の場合は、各団体が勉強期間を定め、その期間の講習を終えれば資格をだします。また、レベルの低い団体では、数カ月で認定書を出す場合もあります。

 

気功師や整体師などの先生の中には、その先生自身が「臨死体験」をしたからとか「神が宿った」など、意味のわからない理由で患者さんを診る立場にいる人もいます。また、そのような「不思議な力」に頼ろうとする患者さんもいます。

 

そのような「不思議な力」があるかどうかは、私には分かりませんが、「不思議な力」だけに頼らずそこに、体の「構造学」や「栄養学」を加えて病気の治療をしてくれる先生が増えることを願います。

 

栄養指導者も、自身を含め数例が良くなったことを宣伝し、あたかも、この食事法が全てのようにいう人がいますので、気をつけた方がいいです。栄養指導は、指導をする先生の思想が大きく反映される事が多いです。しかし栄養学は、「思想」ではなく体の「構造」に基づいて考えられるべきだと思います。

 

私は、独立後25年、55000人以上(2014年現在)の患者さんを診ているなかで、多くの医師や多くの民間治療家と接する機会がありました。その経験からいわせて頂くと、医師以上に勉強し、医師以上に知識や責任感を持って治療にあたっている民間の治療家は私も含めほとんどいません。

 

しかし、熱心に勉強され「責任」と「誇り」もって治療している民間の治療家が少数ですが日本にもいます。ただ、そのような先生に出会える可能性はとても低いです。

 

病院では原因の分からない病気が増えているのは事実です。しかし、病院以外の「民間療法をおこなっている先生のレベル」が低く、医師と提携して解決していくまでの知識がありません。これからは、民間の治療家がもっと勉強や経験を積み、医師と提携して困っている患者さんを治していくことができればと私は思います。

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