不妊と副腎とストレスの関係

 ストレスと副腎と卵巣ホルモンの関係
祖父である故・重雄の後を継ぎ、早くも27年が経ちました。その間、約6万人(2016年現在)以上の患者さんを診てきましたが、近年、不妊で悩む人が確実に増えていることを実感します。

 

不妊の原因はさまざまな要因が絡み合っていますが、ここでは副腎と卵巣の関係が不妊に影響を与えていることを述べていきます。

 

現代に生きる人は、多くのストレスを抱えています。ストレスを感じとった脳は、副腎に対し「ストレス対応ホルモン」を造るように指令を出します。

 

その「ストレス対応ホルモン」とは副腎が造る多種のホルモンを指します。

 

脳からの命令を受けた副腎は、一生懸命にストレス対応ホルモンを合成します。しかし、そのことで悪影響を受ける場所があります。それは「卵巣」です。

 

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 @練習(ストレス)に対応するために、脳は副腎に指令を出し、副腎ホルモンの合成をうながす

 

 A副腎ホルモンの材料は肝臓で合成されるコレステロールである

 

 Bコレステロールは副腎ホルモンの材料であると同時に卵巣ホルモンの材料でもある

 

 Cマラソン練習(ストレス)に耐えるために、副腎は大量のホルモンを合成する

 

 D「C」のことで、ホルモンの材料であるコレステロールを副腎が一人占めする

 

 E「D」のことで、卵巣ホルモンの材料でもあるコレステロールは卵巣に届きにくくなる

 

 F卵巣にホルモンの材料であるコレステロールが届きにくくなることで、生理不順を生じる

 

さらに付け加えると、副腎には卵巣がホルモンを合成する作用を手助けする働きがあります。しかし、度重なるストレスで疲弊した副腎は、卵巣に対し手助けができないどころか、逆に足を引っ張るようになり、そのことで生理機能に乱れが生じます。

 

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しかし、そのような状況下では、脳は副腎に対し大量のホルモンを要求し続けます。脳からの命令を受けた副腎は真摯にホルモンを合成します。

 

その反面、上述したように副腎と卵巣はホルモンの材料(コレステロール)を共有しています。強いストレス下では、コレステロールが副腎に運ばれることで、卵巣が必要とするコレステロール量が届きにくくなります。

 

さらに、副腎が疲弊すると卵巣がホルモンを合成する働きを手助けできなくなり、生理機能に乱れが生じます。

 

 現代人の脳は、大量の副腎ホルモンを消費する
上述してきたように、多くのストレスを抱えているのが現代人です。そのことで現代人の脳には、大量の副腎ホルモンが必要になります。

 

副腎が合成するホルモンの材料は、肝臓で合成されるコレステロールです。しかし、日本ではコレステロールは動脈硬化や脳疾患の代名詞になっていることで、コレステロールを多く含む卵や魚卵、または
肉類を避ける傾向にあります。

 

現代人は多くのホルモンを必要としているのに反して、ホルモンの材料であるコレステロールを含む食品を毛嫌いしていることに不思議さを感じませんか?

 

副腎や卵巣が合成するホルモンの材料はコレステロールであります。またコレステロールは、脳の栄養であり、10万キロにも及ぶ血管の弾力性を保持したり、神経伝達に欠かせない物質です。

 

私が多くの患者さんを診てきた経験から、妊娠しにくい原因の1つにコレステロール値の低いことが挙げられます。

 

肝臓で合成されるコレステロールが副腎や卵巣で造られるホルモンの材料であることを認識してください。

 

コレステロールが人体にとって重要であることは、「コレステロールは悪者か?」に詳しく述べているので参考にして下さい。

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