コレステロールの値が低い人は大変危険です

 血液中のコレステロールの値が低い
現代人は多くのストレスと闘っています。ストレスと闘うためには、ホルモンが必要です。このホルモンの材料は肝臓が合成するコレステロールです。

 

一般的に多くのストレスを受けている場合は、肝臓も多くのコレステロールを合成します。その結果、一時的に血液中のコレステロールの値が高くなります。そのコレステロールは、副腎などの内分泌器官に運ばれ、ホルモンの合成のための材料として使われます。

 

しかし、血液検査をしたときに、血液中のコレステロールの値が低い人がいます。このような状態になるタイプの人は、体の中のメカニズムはどのようになっているのでしょうか?

 

血液中のコレステロールの値が低い人も、ストレスに対応するために、肝臓で多くのコレステロールを合成しているはずです。しかし、なぜ血液中のコレステロールの値が高くならないのでしょうか? 

 

私の推測では、血液中のコレステロールの値が低くなる原因は、肝臓でのコレステロールの合成力が弱くなっているのではないかと考えています。

 

肝臓で合成されるコレステロールの必要量が造られないため、ストレスに対応するためのホルモンの材料が確保できなくなります。そのため、血液中のコレステロールの値が低い人はストレスに対応する力が弱いと予測されます。

 

そのことから、血液中のコレステロールの値が低い人は、コレステロールの値が高い人よりも「病気になりやすいのではないか」と私は考えています。

 

 食べ物でコレステロールの値を上げられるか
例えば、血圧が高い場合には、血圧を下げる薬を使用できます。しかし、血圧が低い場合に血圧を上げる薬はありません(緊急時には、血圧を上げる薬はあります)。

 

また、血圧の高い人は塩分を多く摂取すると血圧が上がるので、塩分を控えるように病院で指導されています。それなら、血圧の低い人が多くの塩分を摂取した場合の血圧はどうなるのでしょうか?

 

塩分に「血圧の高い人の血圧を上げる働き」があるなら、血圧の低い人に塩分を多く摂取させれば、血圧は上がり、正常な値にすることが可能ではないかと考えることができます。しかし実際は、そのような反応は起こらないことが多いです。

 

なぜ、血圧が低くなるのかというと、「心臓の筋肉の収縮する力が弱い」ことが理由の1つにあります。つまり塩分多く摂取しても血圧は上がらないわけです。

 

コレステロールも同様に、血液中のコレステロールの値が高い人には、コレステロールを多く含む卵や魚介類または、動物性のタンパク質を控えるように指示されます(この指導自体に私は反対していることは、他のページで伝えしています)。

 

ここで考えてほしいことがあります。前述の通り、卵や魚介類または、動物性タンパク質の摂取で血液中のコレステロールの値が上昇するといわれています。それなら、血液中のコレステロールの値が低い人に、コレステロールを多く含む食品を積極的に食べさせれば、血液中のコレステロールの値は改善するのでしょうか? 

 

私の長年の経験から、血液中のコレステロールの値が低い人を、食事だけで改善することはとても難しいことが解っています。なぜなら、そのような人は、肝臓でのコレステロールの合成力が弱いからです(肝臓の機能を回復するプログラムは後述させて頂きます)。

 

コレステロールは肝臓で75%が造られ、あとの25%はコレステロールを多く含む食品を利用して肝臓で合成されます。そのため、肝臓自身の機能が低下すれば、肝臓が造る75%のコレステロールの量が少なくなります。

 

これでは、いくらコレステロールを多く含む食事を食べても、血液中のコレステロールの値は上昇しません。

 

 日本の病院で、血液中のコレステロールの値が低い人への指導はない
日本の病院では、血圧の高いことに「目くじら」を立てて厳しい指導をします。一方、血圧の低い人への指導はありません。同様に、血液中のコレステロールの値が高い人への指導には力を入れますが、血液中のコレステロールの値が低い人への指導はありません。

 

血液中のコレステロールの値が高いと、動脈硬化になり、生命が危険にさらされる可能性があるために、コレステロールを下げようとします。

 

しかし、血液中のコレステロールの値が低い人に、血液中のコレステロールの値を正常にするような指導はありません。その理由の1つに、多くの医師は「血液中のコレステロールの値が低いということでは、生命の危険にさらされることはない」と思っていることがあります。

 

確かにコレステロールの値が低いことで、すぐに生命の危険につながるようなことはありません。しかし、コレステロールの値が低いことで、脳の障害がでたり、ホルモンが乱れたりたりします。また、細胞膜の働きが悪くなったり、血管が硬くなって血圧があがったりする原因になってしまいます。

 

多くの医師は、「血液中のコレステロールの値が低いことが、健康をむしばみ、その結果、大病になってしまう」ということを認識していないと考えられます。

 

何度もお伝えしているように、コレステロールは人が生きていくうえで必須な物質です。なぜなら、コレステロールは脳の栄養であり、ホルモンや細胞膜または、10万キロにも及ぶ血管の弾力性を保つ材料だからです。

 

 継続的ストレスを受けているのに、血液検査でのコレステロールの値が正常な訳
私が問診をした際に、継続的にきついストレスを受けている方の中で、血液中コレステロールの値が正常な場合があります。

 

本来なら、ストレスに対応するために肝臓で多くのコレステロールが造られます。その結果、一時的に血液中のコレステロールの値が高くなるはずです。それなのに、血液中のコレステロールの値が正常です。この場合の体のメカニズムはどうなっているのでしょうか?

 

そのような人は、肝臓が頑張って多くのコレステロールを造ったにもかかわらず、血液中のコレステロールの値が高くならない(正常)ということから推測しますと、普段は肝臓でのコレステロールの合成力が弱いタイプではないかと、私は判断しています。

 

そのことから、血液中のコレステロールの値が正常であることが、そのまま健康であるとは言えないことが分かります。私はこのようなタイプの人は、かえってストレスに弱く病気になりやすい可能性が高くなるのではないかと考えています。

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