・肺線維症の意外な原因 ・副腎セミナー 4月に延期しました

西宮で自己免疫疾患・慢性疲労症候群を中心に治療している川本治療所です。

病気が長期化し困っている方は一度、HPをお読みください。

■今日の話は、気になる新聞記事から、肺線維症の原因を阪大が発見した話です。
川本治療所にも肺線維症の患者さんが来院されています。

肺線維症の発症原因は「不明」とされてきましたが、この度大阪大学を中心としたチームが発症原因の1つを特定できたと発表しました。

 

肺線維症は肺細胞が線維化し次第に硬くなり呼吸不全を引き起こす難病です。国内の患者数の推計は1万人以上と多いですが治療方法は確立されていません。

阪大の審良(あきら)教授らは、肺線維症を発症したマウスを調べたところ、免疫に関わる「マクロファージ」が増えていることを突き止めました。

このマクロファージを作れないように操作したマウスに線維症を引き起こす薬を投与しても、肺線維症は発症しなかった。

しかし、マクロファージを移植すると線維症を発症した。と述べています。

 

さらに、マクロファージの働きは、細菌・ウイルスを貪食しやっつける作用がある、いわば体にとっては「味方」のはずです。

 

しかし、そのマクロファージが特定の難病に関与していることが最近の研究で分かってきました。

そのことで、審良(あきら)教授は「マクロファージの働きをコントロールできれば治療につながる」のではと述べています。

 

ここからは川本の意見です
マクロファージは体内に侵入した細菌などをやっつけるのに、、、、なぜ? と思ったかたがいることでしょう。

つまり、身体を守るマクロファージが体を攻撃してしまう「免疫の過剰」で肺線維症が発症しているということです。

審良(あきら)教授は「肺のマクロファージの働きをコントロールできれば治療につながる」と述べていますが、マクロファージや好中球は、人の生命維持には不可欠な物質です。

マクロファージや好中球は細菌やウイルスを無毒化する働きがあります。

しかし、そのマクロファージや好中球が難病に関与している。

この矛盾に現代病を解決するヒントが隠されています。

本来のマクロファージや好中球は、体にとって「悪さをする異物」を攻撃します。

しかし、頑張り過ぎたり、ストレスで心身が疲弊していると、「あまり悪さをしない異物」に対してもマクロファージや好中球は攻撃をしてしまいます。

つまり、自分が弱っていることで自分を過剰に守ろうとし過ぎ、過剰防衛になるのです。

 

■マクロファージや好中球が集まり過ぎると患部に炎症が起きる
マクロファージや好中球は、異物に対し活性酸素を使い攻撃します。その攻撃が過剰過ぎると異物以外に正常細胞にまで攻撃が及び正常細胞が損傷します。

さらに、マクロファージや好中球は仕事を終えると約3日で死滅します。その際に大量の毒素を出します。

したがって、過剰に集まり過ぎたマクロファージや好中球が仕事を終え死滅するさいにも大量の毒素が発生し、正常細胞が傷つけてしまいます。

 

上述したメカニズムをもっと詳しく知りたい方は、健康な人は異物に対しての免疫反応が正常である

を参考にしてください。

 

■自分力を高めないといけない
私は副腎が弱った状態を「自分力が低下した」と表しています。自分力が弱ると自分を守ろうとし過ぎることで、マクロファージや好中球の働きの活性があがり過ぎ、上記したようなことが起こります。

したがって、いかにして自分力を向上させることができるかが難病解決に繋がります。そのためには、「自宅での自己指圧法」が必須です。

詳細はhttp://karada-naosu.com/category5/en363.html 病気の治療所で述べているこのページを参考にしてください。

 

■コロナウイルスの件で、3月に東京・大阪で開催予定だったセミナーが4月に延期になります

アドレナル・セラピーの「自分へ」東京・西宮の日程が変更になりました。

・4月12日 東京 六本木駅 徒歩2分のサロン(場所詳細は申し込み時にお知らせします)

・4月19日 西宮 川本治療所

2020年 アドレナル・セラピーの「自分へ」詳細や申し込み方法は、
https://karada-naosu.com/en360.html を参考にしてください。

1年に1度だけのセミナーになります。募集人数に達した時点で募集終了させて頂きます。

■「本当の治療」をお探しの方は「病気の治療所」のお問い合わせフォーム に現在の状態や悩んでいることを記載してください。

電話でのお問い合わせも可能です 0798-33-4557 川本治療所

 

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