・「酸素」が大切といいますが、、、ヨガを習っても元気が出ない人のメカニズム

西宮の川本治療所 川本です

4月18日西宮 25日東京でセミナー開催します。詳細・申し訳はこのブログを参考にしてください

 

■■ヨガ指導者やヨガを習っている人で元気にならない人のメカニズム

(注)ヨガを実践することはとても良いことです。ヨガを否定しているのではありません

地震などの災害で食事が摂れなくても4~5日は生存しています。

一方、火事で煙にまかれると3分ほどで命を落とします。

そのことから考えると食事よりも呼吸の方が大事とも考えられます。

しかし、呼吸法を実践しているヨガ指導者が健康とは限りません。なぜ、なら呼吸により酸素を獲得しても、酸素が結合する相手、ヘモグロビンが弱い場合は、酸素を吸っても元気になれません。

また、腎臓機能が弱い方は、体力が低下しますが、その原因の1つに、腎臓が生産するエリスロポエチンという

ホルモンが関係しています。人の赤血球などは骨髄で生産されていますが、その骨髄へ赤血球などを「作りなさい」という指令を出しているのがエリスロポエチンです。

そのエリスロポエチンの生産量が低下すると、赤血球(ヘモグロビン)が増えず、酸素と結合する量が低下し酸欠が原因の貧血になります。

 

肺機能が弱ると、酸素を獲得した際の排気ガスの二酸化炭素を排出できなくなります。つまり、酸素を吸っても二酸化炭素を排出できないとしんどいということです

 

■■それでは1つ1つ解説しています

人のエネルギーシステムは、ハイブリット車を想像してください

まずは、ガソリンを使い早く走ります 次に電気を使いパワーは出ませんが長く走れますね

次に人は、無呼吸の解糖系(ガソリン)で早く動けます 次に酸素を利用したミトコンドリア系(電気)をつかい

ゆっくりとしかし、確実に動くことができます。

100メートル選手は無呼吸の解糖系ー速く走れますが直ぐにバテる

マラソン選手は酸素を使ったミトコンドリア系ー速くなないが長い距離走れる

という、ことになります。

そのことから、酸素が重要なことが理解できますね。

 

・酸素を吸っても結合相手がないと動けない

酸素が重要なことは皆さん理解しています。しかし、酸素は単独では働けません。酸素はヘモグロビンに結合して、初めて力を発揮します。

ヘモグロビンというと鉄を想像する方が多いでしょうが、サプリメントや薬で鉄を摂ても元気にならない方が多くいますね。その理由は、ヘモグロビンの元は鉄という単純なものではなく、、、、、、

ミトコンドリアで生産される「ヘムの元」が重要なのです。生まれもって、貧血・回転系の遊具に弱いなどの方は、遺伝的にミトコンドリアが生産する「ヘムの元」が少ないことが推測されます。

「ヘムの元」が少ないと血液中の「グロビンとの結合力も低下しヘモグロビンが「弱いヘモグロビン」になっていることが推測できます

質の悪いヘモグロビンと酸素の結合量は低下し、いつも「しんどい」ということになります

 

・腎機能が低下している人は「しんどい」

腎機能が低下すると、エリスロポエチンというホルモンの生産量が低下します。エリスロポエチンは骨髄に働きかけ、赤血球を増産させる働きがあります。

しかし、腎機能が低下しエリスロポエチンの生産量が減ると、赤血球が減り酸素との結合量が低下し、貧血やめまいの原因を誘発します

つまり、いくら酸素を吸っても、腎機能が低下している人は「しんどい」となります。

 

・肺機能が低下している人は「しんどい」

コロナウイルスに罹患した高齢者の生命維持にはエクモが必要になります。エクモは太ももから血液を抜き、人工肺に流し込み、血液に酸素を人工的に加え、それにより発生した二酸化炭素を排出している機械です

つまり、呼吸によって獲得した酸素があっても、呼吸活動をすると必ず二酸化炭素が排出されます。その二酸化炭素の排出が上手くいかないと人は生命維持できないということになります。

コロナウイルスでの肺炎ほど重篤ではなくても、肺機能が弱っていると、同じように二酸化炭素の排出が下手になっていて、いわゆる「しんどい」ということになります

 

■■人は酸素を主にミトコンドリアを動かしている

人が動くには酸素が不可欠です。なぜなら、人は酸素を利用してミトコンドリアを動かしているからです。

しかし、上記したように酸素だけとっていても健康にはなれないのです。

世の中の健康指導者やサプリメント販売者は、「呼吸が大切」「ミトコンドリアを増やす」などなど、「素人を混乱させる=だまそういう気はないがだましている」情報が多くあります。

1つ、お伝えしたいことは、人の身体は「そんな単純ではない」ということです。

酸素は重要なことに異議はありません。しかし、酸素は意識したときだけ深く吸っても意味がありません。寝ている間、自律神経が整い子供のように深く規則正しい呼吸ができていることも重要ですね。

そして、上述してきたように、酸素だけでは難しいということです。呼吸を意識して健康になれた方は、呼吸量が単純に不足していて、他の臓器には問題がなかったことが推測できます。

今回のセミナーでは、この解決法もお話させて頂きます。川本が考える「身体学」学びにきてください。

 

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