アレルギーの原因が解明された!?

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さて今日は、阪大が解明したアレルギーのメカニズムの紹介です。

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2016年12月21日の朝日新聞に気になる記事から。

 

PM2,5や黄砂が体内に入ると何故、アレルギー症状を引き起こすのか? この仕組みを大阪大学の石井健・特任教授らがマウスを使った実験で明らかにした。

 

PM2,5や黄砂のような微粒子は肺の奥に入ると喘息(ぜんそく)などを引き起こすがその仕組みは不明だった。

 

石井教授らは、マウスの肺にアレルゲンを入れる実験をした結果、アレルゲンを退治しようと免疫細胞(マクロファージ)を呼び集める物質が、肺の中で2週間にわたって増え続けてたことを確認した。

 さらに異物を退治しに来たマクロファージが異物を殺した後に、異物の死骸を放出することも突き止めた。
 この異物の放出によって、異物を再度、敵とみなし免疫の働きが活性してしまう。と述べています。
この実験をしたグループの黒田特任教授は、「マクロファージの死を防げれば新たな予防につながる」のではと述べられています。
ここからは、川本の見解です。
今回の記事は、アレルギー症状の原因を解明した素晴らしい実験結果ではないかと思います。また、私が患者さんにお伝えしている内容がこの実験で確信になったこと、とてもうれしいです。ありがとうございました。
私は常々、「PM2、5や黄砂が悪さをするなら、それらを吸った人、全員に症状が出るはず」と。
しかし、実際に症状が出るのは少数です。
そこにどのような「違い」があるのか? 答えは、PM2,5や黄砂を「敵とみなして攻撃するか」「見過ごせるか」
の違いであると考えています。
異物を「敵とみなし攻撃」することは正常反応ですが、その反応が必要以上に過剰になると生体バランンスが崩れます。
今回の記事を見ても、「アレルゲンを退治しようと免疫細胞(マクロファージ)を呼び集める物質が、肺の中で2週間にわたって増え続けてたことを確認した。」とあります。
この「免疫細胞(マクロファージ)を呼び集める物質」。ここがポインントです。
この物質を呼び集めるのは「ヒスタミン反応」もその1つであると私は思っています。つまり、自分力が低下し、自分を守ろうとし過ぎることでヒスタミンが過剰に反応し、マクロファージや好中球を集め過ぎるのではないか!
そのように私は考えています。したがって、自分力を向上させ、ヒスタミン反応を正常化しマクロファージや好中球が集まり過ぎない体質にしていかないと根本解決にはならないのではないか!と。
新聞の欠点 ですが最後に、黒田特任教授は、「マクロファージの死を防げれば新たな予防につながる」のではと述べられています。とありますが、多分記者は「断片的」に掲載されたと推測します。
マクロファージの死を防ぐことはできません。なぜなら、マクロファージは異物を食しに必ず集まり仕事を終えたら死ぬからです。
たぶん、黒田氏が述べたかったことは、「必要以上にマクロファージが集まらないようにし、死滅する量を少量に防げれば」ということと推測します。
自分力が低下する(副腎が弱る)とヒスタミン反応は過剰になる。そのことで「自分を守ろう」と患部にマクロファージや好中球が集まり過ぎ、尚且つ、どのような物質に対しても「異物(アレルゲン)」と認識してしまう。
過剰に集まったマクロファージは仕事を終え死滅する際に、大量の活性酸素を放出します。そのことで患部付近は違和感が出たり疲労感が増幅します。
ここで必須なのは皮膚刺激です。皮膚に多く存在しているヒスタミンを「手なづけ」ヒスタミンが過剰に反応しないようにすることが大事です。
手での施術や自己指圧をしましょう!これが「急がば回れ」です。難しい疾患ほど地道な治療が必要ではないでしょうか!
そのためには、柔整師・鍼灸師・カイロプラクター・セラピストなど手で施術することを苦にしない方が必要です。
川本と共に難しいと言われている疾患にチャレンジする先生を募集しています。
まずは、1月26日名古屋のでセミナーがあります。柔整師・鍼灸師・カイロプラクター・セラピストなど手で施術している方は、一度下記のメールに連絡下さい。

 

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