・尋常性乾癬、回復傾向。・東京セミナー会場変更になりました

■西宮で慢性疾患を中心に診ている川本治療所です

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10月15日 東京 セミナー会場が変更になりました

29日、西宮も川本治療所からセミナー会場が変更になっています

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■難病・尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、皮膚の炎症が収まりました

広島県からお越しのSさん 50代男性

Sさんの妹さん(大阪在住)が全身性エリテマトーデスでお越し頂いていて、今回、紹介して頂きました

●Sさんからコメント紹介

川本先生

写真は足・腕のみですが、症状としては、顔以外すべて同じような状態でした。

発症したのは7年前で、当時は皮膚科へ通いステロイドの強い薬をもらいましたが治癒せず、諦めてましたが、一旦、自然と治りました。

その後3年くらい前に少し酷くなりましたが、その時は1カ月程度で収まり、今回は1月末に発症。

今までで一番症状が酷くなってしまったので、病院へいきました

塗薬のドボベット塗布と、光治療を2か月行いましたが改善が見られなかったので、飲み薬「オテズラ錠30mg」を3か月服用(塗り薬と光治療は継続しながら)。

改善は無く、飲み薬の副作用で下痢と朝の倦怠感が続いた為、薬を辞める。

その後、妹の紹介で川本治療院へいき、現在の状態へと至る。

写真はご自由にお使いください。

まず、ドボペット軟膏は、リンデロン(ステロイド剤)とビタミンD3が混合配合されている薬です

使い続けることで、ステロイド剤の副作用に加え、ビタミンD3の過剰による腎機能などへの負担も懸念されます

次に、オテズラ錠ですが、乾癬の発症にはホスホジエステラーゼ4(PDE4)が過剰生産され、また、そのことがきっかけで炎症性サイトカイン(炎症反応を誘発する化学物質)の大量産生が関与していると言われています。

オテズラはPDE4の働きを阻害することで炎症性サイトカインの産生量が増えすぎないように作用し皮膚の炎症を抑制する働きがあります。

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)の患者さんや膠原病の方に処方されますが、医療機関が発表しているパーセンテージより、実際は多くの方が副作用を体感しています

 

■川本治療所で治療開始

写真は足や手ですが、実際はお腹を初めほぼ全身が赤い斑点が出て酷い状態でした

私からSさんに、私なりの尋常性乾癬の発症メカニズムをお話しさせて頂き、納得して頂いたので治療を開始しました

まず、最初は皮膚の炎症を止めないといけないということをお伝えしました

尋常性乾癬の原因は、免疫の異常が背景にあります その背景に、サイトカイン反応が過剰になり、皮膚の炎症が出ます 特に尋常性乾癬の場合は「ヘモグロビンのパニック」が併発していて、蕁麻疹のような大きな赤い斑点(ヘモグロビンが働いた死骸)が出ます

その炎症した皮膚に、黄色ブドウ球菌や埃などの異物、また、汗や紫外線などが刺激物となり、更に皮膚が

2次的悪化を引き落とします そのことで、まずは、炎症状態の皮膚を落ち着かせることを優先します

1、生体水とサプリメントで、皮膚に水を溜めることで異物反応を軽減させる

2,お風呂にはお湯の密度を上げるうるおすウオーター(オリジナル)を入れる

3,うるおすウオーターをスプレー容器に添加して常に持ち歩き、炎症部分や汗をかいた部分にスプレーしふき取る

4,人間の皮脂(脂肪酸)に近いオイルを塗って保護する

5,丸太や温圧器具で皮膚を刺激し皮膚の感受性を「やや鈍くさくしていく」

(Sさんは丸太を使用)

Sさんは上記のこと忠実にやって頂いたことで、約2か月で、皮膚の炎症は軽減しました

 


Sさんから2回目の治療の問診の際に、

「先生ありがとうございます。ここまで回復してきたので大好きなサウナに行けるようになりました!」

「今まではサウナに行きたくても人の目線が気になって行けなかったので、本当に嬉しいです」というお話しを頂きました

 

●これからが本当の治療になります

今回は、皮膚の炎症を抑えることはできましたが、尋常性乾癬が発症するメカニズムを改善した訳ではありません

次は、尋常性乾癬の発症メカニズムに対してのアプローチをしていき、少々のストレスや風邪などで再発しにくい身体作りを目標に、Sさんと共に前を向いて頑張っていきます

 

 

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