生命力(自分力)が低下すると病気になる
遺伝子に影響を与える信号がある
元気な人をみると「あの人は生命力がある」という表現をします。一方、長期間病気を患い元気がない人に対しては「生命力が落ちた」と表します。
このように、一般的に良く使われる「生命力」という言葉ですが、冷静に考えてみると「生命力」とはいったい「どのような力」なのでしょうか。
「生命力」とは何なのか? と尋ねると以下のような答えが返ってくる場合が多いです。
@生きていく力
A元気で生活していく力
B病気を治してくれる力
C食べれる・眠れること
質問に対しての答えは上記したような返答が多いのですが、それらの答えは生命力という「文字」から得たインスピレーションを元に答えを導いているに過ぎずません。
例えば、胃潰瘍や心臓病を患った場合は病気になったと表現します。それでは「なぜ病気になったのか」と問われると「精神的ストレス」「無理をした」などの答えが返ってきます。
つまり、精神的ストレスや無理をしたことで生命力(自分力)が低下し病気になるのです。
人や動物が病気になると病院にいき、症状を抑えてもらいます。その仕事をしているのが医師ですが、ここで考えてほしいことがあります。
上記したように、病気が発症する原因に生命力(自分力)が低下するとお伝えしました。そのことから考えると最善の治療法は生命力(自分力)を高めることではないでしょうか。
体の部分を治療してくれる医師は多くいます。しかし、生命力(自分力)を高めるための提案をしてくれる医師はいません。このことに不思議さを感じてください。
生命力(自分力)を高める方法に医療が介在していない
病気になるのは生命力(自分力)が低下したことが原因であることはお伝えしました。そこで、生命力(自分力)を高める方法を模索していくと下記のようなことが思い浮かびます。
@滝にうたれる修行など精神修養をする
A宗教法人に入会し、精神修養をする
Bお百度参りや般若心経を書きうつしたりする
C過食を避け、少食療法をする
D仕事のペースが落とし生きがいを見つける
Eヨガや太極拳などを始める
Eマラソンやトライアスロンなどを始める
上記したようなことで生命力(気分力)を高めようとする人が多くいます。これらの行為で共通していることは、「D」をのぞけば「一定の期間、自分に厳しいことを課す」ということです。
正解かどうかは分かりませんが、人の思考の1つに、自身が弱った際には「厳しいことを課すことで生命力(自分力)が向上する」という考えがあります。
上記したように、生命力(自分力)を高めれるのではないかと思われている方法に、医療行為が入っていないことを認識してください。
また、生命力(自分力)を高めれるのではないかと思われている医療分野では、気功・鍼灸・指圧などの民間療法があります。しかし、そこに高度医療は含まれません。
生命力(自分力)が低下すると病気になることは皆さん理解しています。しかし、生命力(自分力)を高める方法が雲を掴むような方法しかないことが問題なのです。
なぜそのような思考になるのかというと「生命力(自分力)とはどのような力」なのかが分からないからです。
生命力(自分力)とは遺伝で決まっているのか
体は遺伝情報により構築されていると言われています。例えばケガをして皮膚が傷ついても、一定期間が経てば皮膚は概ね元の状態に戻ります。このように細胞が修復されるのは、RNAが遺伝情報を出し、その情報にしたがってDNAが細胞を修復しているからです。
しかし人は、成長過程で病気を患います。例えば、何かの原因で後天的に病気を患ったなら、本来は遺伝情報を元に病気(細胞)を修復してくれるはずです。
しかし長年、病気が治らないで困っている人が多くいます。このような場合、遺伝子の働きはどのようになっているのかと悩んでしまいます。
長期間、病気を患っていると遺伝子の働きも低下するのではないかと考え勉強している時にある人との出会いがありました。そして生命力(自分力)と遺伝子はイコールではないことや遺伝子が正常に働けねい理由などが紐解けました。
そのことは、「生命力(自分力)正体を理解する」のページで述べています。