コラーゲンよりエラスチンが必要 脊柱管狭窄症
昭和11年開院、慢性の内臓疾患を診ている川本治療所、川本です。
■■4月予定
・4月7日 西宮 4月14日 東京 川本治療所監修 「アドレナル・セラピー」の「人へ」1回目
・4月12・13日 東京での施術 募集終了
・4月18・19日 名古屋での施術 募集終了
その他の日は、西宮で施術しています。
■■カナダから施術希望のメール連絡あり
先日、カナダ在住の方から、帰国した際に施術してほしいとメール頂きました。
嬉しいですね。海外で川本療法(アドレナル・セラピー」)が提唱している「自己指圧Caféを開催」したいものです。
■■腰部脊柱管狭窄の患部には何が溜まっているのか
今回、徳島大学で検証された内容を紹介します。
脊柱管狭窄は、脊柱管内に何らかの物質が溜まり、肥厚することで神経を圧迫することで発症します。
その何らかの物質とは「黄色靭帯(おうしょくじんたい)」と言われています。
なぜ、溜まった黄色靭帯の成分が何を中心に構成されているのかを調べました。
今回、徳島大学では、溜まっている「マトリックス・タンパク」を特殊な手法「黄色靭帯の完全可溶」に成功。
(平成22年)
脊柱管狭窄ではない人の黄色靭帯と脊柱管狭窄の原因となる、肥厚した黄色靭帯との「構成される素材の違い」を
明らかにすることができた。
その結果、黄色靭帯においては、弾性繊維を形成する「エラスチン」が主成分である
一方、同じ方法でアキレス腱を調べたところ、エラスチンは殆んど存在せず、膠原繊維を形成する1型コラーゲンが主成分であった。
健康な黄色靭帯は「エラスチン(弾性繊維)が多く、コラーゲン(膠原繊維)が少ない」
一方、脊柱管狭窄で肥厚した黄色靭帯は「コラーゲン(膠原繊維)が多く、エラスチン(弾性繊維)が少ない」
ことが分かった。(他の成分状態の詳細は省く)
徳島大学では、今後、この実験結果から、オペ以外での脊柱管狭窄の治療に活路を見出したいとのことです。
川本の意見:
脊柱管狭窄は大きく2種類に分けて考えています。
①腰椎すべり症からくる脊柱管狭窄→この方は、姿勢改善法と自宅ケアで回復する可能性はあります。
②「①」の症状がなく「黄色靭帯が肥厚して神経を圧迫している」ケースは治すことはできません。
「②」の状態は、全国どこの治療所にいっても改善は不可能でしょう。
「②」の状態を治せるという方がいれば連絡ください。
「②」の黄色靭帯がなぜ、集まり肥厚するのかの原因は今は不明です。
初期の脊柱管狭窄の方で、コラーゲンを中心にしたサプリメントを服用している方は、エラスチンを主成分にした
サプリメントに変更した方がいいでしょう。
上質なエラスチンやプロティオグルカンなどを摂取すると、いったん、体内でアミノ酸に分解され、体内で必要な形に変わり、必要な個所へ届けられる
人のシステムは素晴らしいのですが、そこに成分を運ぶ血管網が弱かったり、命令を出す神経系に問題があると
栄養素が理想的には届かないのも実情です。
上質のサプリメントにぜひ、皮膚(神経)刺激法を加えることをお勧めします。
HPは「川本治療所」電話 0798-33-4557
私が監修しているセミナー「アドレナル・セラピー」
WEB上で私が身体について纏めている「病気の治療所」も参考にしてください。
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