日本製のグルコサミン類は、ドイツでは認められない
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今日は、ドイツの友人からのトピックスです。友人のNさんはドイツで栄養学を学んでキャリアを積まれています。
●「日本のグルコサミンは、ドイツでは認められない」というトピックスです。
■硫酸塩と塩酸塩の違い
コンドロイチンとグルコサミンには、硫酸塩と塩酸塩があります。
多くの方がこの事実を知らされておりません。
今や、日本ではコンドロイチとグルコサミンが到る所メディアで宣伝されています。
しかし、日本のサプリメントで使用されているのは、体がほとんど吸収しない分子の大きな「塩酸塩」です。
ドイツでは塩酸塩のサプリメントは分子が大きく吸収率が極めて悪い為、
ペット用にさえ使用されず販売もされておりません。
日本には関節改善のサプリメントは多く売られていますが、それらは分子が大きく、長期間に渡りいくら飲み続けても、体が吸収していない可能性が高いとドイツでは販売されていないのです。
つまり、プラセボ効果程度であまり大きな変化が期待出来なく意味がないと考えられています。
しかも、ドイツ以外の多くの研究者からは「塩酸塩」についての副作用もいくつか報告されています。
つまり、塩酸塩のNAG(N-アセチルグルコサミン)は分子が大きい為、人体において吸収され得る可能性は少ないことで、その処理を担う臓器に負担がかかるというものです。
●関節の真の栄養素
軟骨や半月板、靭帯の関節組織が本当に必要としている栄養素は、既に体の筋肉など組織に存在する
つまり、この成分は既に体の関節、筋肉、血管、皮膚などに存在しているものです。
栄養不足で酷使され疲労し、磨耗傷つき痩せ衰えている関節に栄養素を与える事により
再生代謝を活性化させます。
この2つの物質は、
体内でも少し自然に分泌されている物質でもありますが、特に重要なことは、必ず2つ同時に呑む事が大切で必要不可欠ということです。
しかし、この2種類のみではまだ十分ではないとドイツの研究者は
さらに補強サポートする成分を何回も臨床試験がなされて、改良されてきました。
■硫酸塩は飲み始めてすぐの短期間で効果が感じられる?
ドイツの新しい関節炎の為のサプリメントには
「コンドロイチン硫酸塩」と「グルコサミン硫酸塩」の2種類の硫酸塩が使用されていますが、これでないと本当に意味がないといわれています。
コンドロイチン硫酸塩とグルコサミン硫酸塩は体が大変吸収しやすくなっていますから、
時には早く感ずる方は飲み始めて1~3日目と言う短期間で(通常1~2週間)、良い自覚症状が出ているケースもかなりレポートされています。
日本のサプリメントは、品質管理は世界一です。品質管理とは、その物質がどのような環境下でも、化学構造が崩れないように製造されています。
つまり、サプリメントの性質をもち、製造法は医薬品と同じです。
品質管理が良いから=効くとはならないのです。
関節には下記に示した必要不可欠な7つの成分が必要で、お互い協力して素晴らしいチームワークで働きますが、1つでも欠けますと上手く機能しません。
栄養素は単体では働かず、必ず相互作用で働きます。多すぎても少なすぎても 意味がありません。
また、それらの成分が体内に吸収されてこそ、効果が発揮されます。
関節組織に欠乏している栄養素を、下記の必要不可欠で理想的な成分の組み合わせで
粘性(軟骨)の栄養液を作ります。
1:グルコサミン硫酸塩 600mg
2:コンドロイチン硫酸塩 500mg
3:MSM硫黄(メチルサルフォニルメタン) 500mg
4:カルシュム 200mg
5:マグネシュム 125mg
6:タミンC 150mg
7:マンガン 10mg
日本では1、2の部分が「塩酸塩」になっているケースが多いということです。
川本治療所が扱うサプリメントは、私の信頼できるブレーンからの正確な情報を元に選択し、患者さんに必要なものを勧めています。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「原因不明の関節炎と女性ホルモンの関係」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。
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