「脳が全てではない」

川本治療所の川本です。

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おしらせ①

11月23・24・25日は名古屋での治療  12月1・2・3日は東京での治療です。

中部地方や関東地方の方で川本療法を一度受けたい人はご連絡ください。

 

おしらせ②
セミナー開催のおしらせ
医療従事者・セラピスト・一般の方、皆さまに参加して頂けるセミナーを大阪・東京で開催します。
セミナー詳細 http://karada-naosu.com/en356.html  はこちらのページを参考にしてください。
さて、今日の話は、最近よく耳にする脳科学者たる人達の「脳が全ての命令を発する」ことで「脳が全て」という話について。
そのことに私も異論がありません。しかし、だからといって「脳だけにアプローチをしても病気の改善は難しい」のではないでしょうか?
■感覚器官が異常になっていると脳のシグナルも狂う
脳は皮膚触覚・臭覚・視覚などの感覚器官から得た情報を分析し、命令を出します。
しかし、例えば皮膚が異常感覚になっていた場合、脳への命令が異常になることで脳からの命令も誤作動を起こします。
したがって、脳は感覚器官の影響をうけるということです。
■脳が命令しても臓器・器官が弱っていると、、、、、、
脳が情報を察し、分析し、身体に必要な物質(栄養やホルモン)の合成・分泌を各機関に命令したとしても、
命令を受ける側の内臓や器官が弱っていては、身体に必要な物質を合成・分泌することはできません。
つまり、脳が命令を出しても臓器・器官が弱っていては、脳の要求に応えることができないということです。
■脳が命令しても食事が粗悪だと、、、、、、、
脳が情報を察し、分析し、身体に必要な物質(栄養やホルモン)の合成・分泌を各機関に命令したとしても、
精製炭水化物や酸化油、または冷凍食品ばかり摂取しては、いくら内臓・器官が正常でも体に必要な物質(栄養やホルモン)は合成できません。
つまり、脳が命令を出してもその物質を合成するのに必要な栄養素を食さないといけません。
■脳が命令を出しても腸が下垂していては、、、、、、
例えば、慢性的な便秘の人の原因の1つに、腸下垂や腸の捻じれがあります。
本来、大便は有毒物質なために、脳はそれを速く体外に出したいはずです。しかし、脳がいくら排便するように命令を出しても腸自体の機能が低下していては、脳の命令通りには事は進みません。
まず、脳が出すシグナルが安定していることは必須です。しかし、脳の命令だけで体が全て順調に稼働する訳ではありません。
感覚器官・神経系・栄養素・各臓器の機能・水(生体水)・環境などが総合的に健康維持に働いていると私は考えています。
特に、現代人はストレスや頑張り過ぎることで「自分力が低下」し、自分を過度に守ろうとすることで、皮膚の感覚器官が異常になっています。
皮膚を過剰にすることで異物の侵入を防ぐためです。しかしその反面、皮膚の感覚は異常になり、脳へは「敵が来た」という恐怖命令が伝わり過ぎます。
その恐怖命令を受け取った脳は、体内を守るために過剰にホルモンを合成したり自己の免疫を過剰にしたりします。
現代人の病気の背景に「過剰な皮膚感覚」があります。このかとが脳シグナルを乱します。
さあ、皮膚刺激を苦にしない、柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター・各セラピスト・エステティシャンの方、貴方たちが活躍できる時代が来ています。
医師やカウンセラー、サプリメントだけを売る人が絶対に行わない「皮膚刺激」。この重要性を今の時代だから必要であることを理解して自分の職業に自信をもってください。
今回のセミナーでは上記してきた内容もお話ししていきます。セミナー詳細 http://karada-naosu.com/en356.html  はこちらのページを参考にしてください。

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