グルテンフリーかつ、低糖質のパスタの試作品が届きました

川本治療所です。

最近、増えているアレルギーの１つに「グルテンアレルギー」があります。小麦加工食品を作る際に使用される小麦グルテン、これがアレルギーの原因物質になり、多種の症状が発症します。

例えば、頭痛やイライラ、呼吸困難や喘息、軟便や便秘、胸の締め付けや筋肉の硬直など蕎麦アレルギーほど強烈な症状ではないのですが、地味な症状であることがかえってグルテンがアレルギー物質であることに気がつかない人が多い理由です。

しかし、皆様が想像している以上にグルテンアレルギーの人は多いです。

そのことを裏付けるかのように、「亀田製菓」が業績を伸ばしています。亀田製菓の主力製品は米を材料にしたお菓子です。

一時期、経営不振であった亀田製菓の業績が最近、急速に回復している背景に小麦やグルテンを使用していないことが関係しています。

以前紹介したオススメできるグルテンフリー食を製造している「ソイコ」さんと川本治療所が話を詰め、今回、下記の商品の試作品ができました。

以前、ソイコさんが作った「グルテンフリーパスタ」はグルテンはフリーでしたが、糖質が多いことが気になっていました。

なぜなら、グルテンアレルギーの人の多くは、同時に低血糖症を併発しているケースが多いからです。

したがって、ソイコの代表の長谷川氏と私（川本）が東京で会議を重ね、グルテンフリーかつ、低糖質のパスタの必要性を理解して頂き、今回の商品を作って頂きました。

写真の麺は、１００％国産の大豆粉だけでできています。添加物もフリーです。当然グルテンもフリーです。

酸化防止剤のみ使用しています。

気になる糖質は１００グラムで１０、３グラム、通常のパスタの４分の１ほどに仕上がってきました。

茹でる時間は１分ほど、腰を残すためにも茹で過ぎには注意です。

大豆粉１００％なので、麺にしっかりした味があるので、今回は子供にも食べてもらうために、やや濃いめのミートソースで味付けました。好評でした。

自然派の人は麺の味を楽しむような、素朴な味付けも良いのではと思いました。

今後も協議を重ね、「ソイコ」さんのラインアップに加わればと思います。

お子様の体調や自身の体調が思わしくない方は、２週間、グルテンを抜いてみる（醤油・ソースなどの少量は可）グルテンチャレンジをしてみては如何でしょう。

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「小麦グルテンは危険な食材である」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。