・線維筋痛症改善報告、川本なりに線維筋痛症を科学する② ・西宮セミナー2名追加募集します

川本治療所です

本院は西宮ですが、月に1度東京・駒込サロン(12年目) 名古屋伏見サロン(11年目)での施術も行っています

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■6月15日東京 29日西宮  7月2日別府にてアドレナルセラピー「自分へ」開催

6月29日 西宮セミナー  セミナー会場が新大阪駅 徒歩1分のhttps://www.instabase.jp/space/4596853307

変更になりました 会場が広くなったので、2名追加募集します

セミナー申し込みや詳細はhttps://em-tr330.com/L37484/b0/1t10871

川本式の姿勢・歩行改善法もセミナーでだけで公開している手法です

皮膚と副腎の関係を初め、身体の仕組みが学べ、たま、自宅ケアを学んで頂けるセミナーです

1年に1回だけのセミナーです ご参加お待ちしております。

 

■注意)別府のセミナーの申し込みは6月の西宮・東京のセミナーの申し込みと違いますのでよろしくお願いいたしますが、申し込み方法は、川本治療所でもお受けします

 

開催日時: 2025年 7月 2日(水曜日) 11時30分から17時30分予定

開催地: ひろみや Tojistay 3階 郵便番号 874-0041 大分県別府市井田4組

お問い合わせ: akinoki.315@gmail.com

定員15名 2名キャンセルが出ました 追加募集します

受講料 11000円(税込)(通常の自分へより時間が短いのでこの価格となります)

 

・線維筋痛症改善報告、川本なりに線維筋痛症を科学する②

「・線維筋痛症改善報告、川本なりに線維筋痛症を科学する①」 も参考にしてください

今日は、皮膚における「痛気持ちいい」について考えていきます

まず、皮膚には「痛覚」「圧覚」「触覚」「温覚」「冷覚」が存在しています

「痛・圧・触・温・冷」はそれぞれ、優先的に感じる刺激の種類が違うのです

まず、ある刺激で「痛覚」が良い刺激と感じたなら「痛気持ちいい」

ある圧刺激で「圧覚」が良い刺激と感じたなら「ツボを押されて気持ちがいい」

ある刺激で「触覚」が良い刺激と感じたなら「優しく触られて気持ちいい」

ある刺激で「温覚」が良い刺激と感じたなら「温かくて気持ちいい」

ある刺激で「冷覚」が良い刺激と感じたなら「冷たくて気持ちいい」となります

本来、気持ちいいとは「痛・圧・触・温・冷」に対し「その刺激がマイルドであることが絶対的な条件」なのです

しかし、刺激が弱すぎ(マイルド過ぎ)ると今度は「不快」と感じるのです

一方、刺激が強すぎると、「痛・圧・触・温・冷」覚すべて、「痛み」として感じてしまうのです

 

それでは「痛気持ちいい」とはどういう刺激なのか

川本治療所が目指す、「押されてる個所やその奥が痛気持ちいい」というのは、

皮膚感覚の中でも「痛覚」と「圧覚」に対して良い刺激(指圧)を与えてきたことで、患者さんから、「先生、そこ痛いけど気持ちいいです」という表現を頂いてきました その言葉を聞くと私も嬉しく思えました

ただ、「線維筋痛症を川本なりに科学する①」で書いた、「時代と共に圧は変化する」は、私が治療をし始めた36年ほど前の患者さんの多くは、「圧覚」に対し、かなり強い圧で押すことで、「痛覚も連動し」はじめて、「先生、そこそこ、痛いけど気持ちいいは、やはりそれぐらいやってもらわんとやられた気がせんからな!」と言われてきました

つまり、その時代は「強圧指圧」でないと「痛気持ちいい」という評価が得れなかったということです

しかし、時代が進んで、最近、は特に変化が出てきました

その変化の中心に台頭してきたのは「触覚」ではないかと感じています。 「触覚」は「優しく触られたら気持ちいい」と感じる感覚器です。 その「触覚」が現代人はとても過敏になってきていると私は強く感じています

特に感受性が強い人に多いのが「くすぐったい」です くすぐったいは痛みよりも前に皮膚が過敏に反応している究極の痛がりさんの反応で触覚が関係しています

先ほど、ひと昔前は、「かなり強い圧で、痛気持ちいい」と思って頂けないと述べましたが、最近は、キツイ圧で押すと「痛すぎます」「痛いから力が入ります」「痛いからかえって緊張します」という意見が増えています

そして、特に過敏な方が良く言う言葉が、「皮膚の接点は優しく、怖くなく、痛すぎないぐらいが痛気持ちいいのでお願いします」です  どうです?難しい時代でしょう

 

では「触覚」について述べていきます

他人や物に触れたり、触れられたりした触覚の刺激は、電気信号に変換されて神経線維に伝わります

その信号は脊髄を通り、脳や視床下部にも達し、複雑な経路を経て、「偏桃体」に到達します

つまり、様々な快・不快の情報は偏桃体に集まり、その判断は偏桃体が担っているとも言えます

注)海馬の記憶も関係しています

上記のことから、現代人は色々な経験や情報から「触覚→偏桃体→海馬」の反応ルートが「より過敏になった」

そのことで、「接点は優しく、怖くなく、痛すぎない圧」を好むようになったのではないかと私は推測しています

参考文献:「皮膚感覚の不思議」 講談社 著者 山口 創

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