ステロイドは何故効くのか
川本治療所 川本です。
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「心や体が弱ると自分を守ろうとする」
現代人はストレスの影響で、身体の不調を訴える人が多くいます。
またネガティブな情報が多過ぎることでさらに身体は不調になります。
心や体が弱ると、人が持つ感覚器官が敏感になります。また病気が長期化してくると、味覚や嗅覚など以外に気配や空気感を感じる「第六感」が敏感になります。
心や体の状態により第六感の「感じかた」は大きく変わります。そのことをまとめます。
①健康な人が沖縄に行くと「気持ちが開放される」といい、身体が不調は人が沖縄に行くと「戦没者の霊」がのりうつったという
②あるホテルに泊まった際、身体が不調な人は「この部屋、何かイヤな感じ」といい、健康な人は「この部屋、最高」と感じる
③心や体が不調な人は、電車で横に座った人や近づいてくる人に警戒心を持つ、健康な人は何も感じない
④過去に病気になった人は、心や体が不調になった際に、「再発したのでは」という不安を必要以上に感じる
上記したように、心や体が健康か病気かによって第六感の感じ方が変わります。
ネガティブ第六感が「過剰防衛」を誘発する
ネガティブな第六感は脳細胞に伝わります。脳はネガティブな情報を感じとると、その情報を全身の細胞に伝えます。
ケガをしたり病気を患った際に、その部分を治す物質が体には備わっています。
その物質は、リンパ液に含まれいるアミノ酸とヘモグロビンです。
ネガティブ第六感を感じた脳は、患部を修復する物質であるアミノ酸やモグロビンを大量に送り込みます。
患部を修復する物質であるアミノ酸やモグロビンについてまとめます。
①火傷をした際、患部に水ぶくれができます。この水は患部を修復する物質(リンパ液中に存在するアミノ酸)である
②骨折や捻挫の際、患部が赤く腫れる。この腫れは患部を修復する物質(ヘモグロビンとアミノ酸)が集まったことで起こる
上記したように、体に異常が起こった際にその患部を修復する物質、アミノ酸とヘモグロビンが集まることで患部は修復されます。
しかし、体が弱っていると患部を過剰に守ろうと、修復する物質であるアミノ酸とヘモグロビンを大量に送り過ぎます。
例えば「自分力」低下している人が、インフルエンザの予防接種を受けたり蜂に刺されたりした場合、患部は酷く腫れます。
そのようになる理由は、患部を過剰に治そうとアミノ酸・ヘモグロビンが集まり過ぎるからです。
そのようになる背景には「自分力が低下」し心や体が怖がりになっているからです。
そのことで患部には、必要以上にアミノ酸やヘモグロビンが集まり過ぎて強い腫れが生じます。
患部が過剰に腫れたり、赤みを帯びたりすると、一般的には症状が悪化したと思ってしまい病院を受診します。
医師はそのような症状が出た場合、ステロイド剤を処方します。なぜならステロイド剤の働きの1つに、血管を過剰に収縮させる働きがあるからです。
ステロイドの作用で患部付近の血管は収縮することで、アミノ酸やヘモグロビンは患部に届きません。
したがって、腫れや赤み症状は引いていきます。一般的にステロイド剤は患部を修復する薬と思われています。しかし実際は、患部を修復する物質(アミノ酸やヘモグロビン)を患部に集まることを妨げている薬なのです。
近年、テロイド剤が病院で処方される量も増え続けています。その背景に、現代人の多くが「自分力が低下」していることで、自分自身を守ろうとする働きが過剰なことが分かります。
「自分自身を守り過ぎるのが現代病である」
現代で多く処方されている薬に抗ヒスタミン剤・免疫抑制剤・ステロイド剤があります。
それらの薬が大量に処方されるのは、現代人はストレスにより「自分力が低下」しているからです。
裏を返せば、「自分力」を向上させる方法が構築できれば、病気を発症することを軽減できると思います。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「結局、ステロイドしかないのか」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。
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