うどん1玉に角砂糖14個分の糖質
川本治療所です。 週末1日は、読書時間を必ず取るようにしています。
今回は
最初は「今更炭水化物抜きの話」と思いましたが、読んでみるとこの本の内容の濃さには驚かされました。書く人によって色々な観点で糖質制限を語って頂けるので楽しいですね。
また、この夏井先生は表現力がとても面白いですよ。
4章でかかれていた文章を要約して書きます。
食べた食品が胃に溜っている時間の事を「胃滞留時間」と呼びます。
日本では「ご飯や麺類は消化に良い、 肉は消化に悪い」と教えられてきましたね。
そのことに夏井先生はこう反論しています。医師として緊急オペや緊急の内視鏡検査をする際のエピソードをです。
例えば急性腹膜炎で緊急オペが必要となり、緊急開腹術をした場合、
胃の中に決まって残っている食品があると書かれています。
それは「米粒」と「麺類」と「野菜 」だそうです。
ステーキを食べても30分経てば肉は消化されていて、
手術中に肉を見る事はないそうです。
なぜか日本では、ご飯や麺類は消化に良いと皆様思っていますね、
これも洗脳でしょうね。
その文章の続きで、夏井先生は、一般の方でもその証拠を見れると書いています。
それは人が吐いている「ゲロ」を観察してほしいと。(笑う)
道端に吐かれたゲロをよく見ると、米粒・麺類と野菜が多く、肉がゲロに混じっている事はほぼ無いと書かれています。
確かにそうですね。此れはおもしろいですね。
次に第6章に「角砂糖に換算してみよう」も参考になりますよ。
・350mlのコーラには角砂糖で換算すると、約10個が入っている
・日本の有名な飲料水メーカーの500mlで角砂糖に換算すると、約20個入っている
・スポーツドリンクでは、500mlで、角砂糖が約8個入っている それで何がイオン補給や、ですね。
・6枚切りの食パンに何もつけないで、食べた場合は角砂糖に換算すると、約8個となる
・白米一膳、素うどん1玉に入っている糖質を角砂糖に換算すると、約14個となる。
恐ろしいですね。
食パンには必ず何かしらの「ジャム」や「ハチミツ」などをつけますから、かなり糖質は高くなりますね。
炭水化物を抜けば身体にとってよくないという反対意見がありますが、減らす事に異論はないのではと思いますが、、、
他にも参考になる事が多く書かれています。
この話は私も患者さんによく説明しますが、実際に手術した時の話は説得力がありますね。
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