子供の性格は私のせい？

川本治療所です。今日は子供の性格の話です。

お母様の多くに、子供の性格が悪いのは妊娠中や産後の環境が悪かったなどを指摘されることがあります。

「私（母親）」のせい？と自分を責めている方が多いと思います。

昨日も須磨区から２歳（男の子）、４歳（女の子）とお母様が来院して頂きました。
お母様は１０年を超える体調不良です。甘いものが辞められず低血糖症が酷く、私のブログをみて「糖質を制限するも、禁断症状で続かない」との事で来院。

彼女はとても勉強家、 １０年前に「低血糖」の検査で有名なマリアクリニックに行ったほどです。

関西で１０年前にマリアクリニックを知っている方がいたとは、私も驚きました。

マリアクリニックのような病院少なく、一般的な病院は検査はも一般的で、低血糖にに対しての知識も持ち合わせていません。

したがって、①何故、低血糖になるのか②その解決策はどうするのかは教えてくれません。

彼女は問診と触診から「副腎疲労」という事がわかりました。

集中力の強く、責任感の強い曲がった事が嫌いな性格です。このようなタイプは副腎疲労に注意です。

彼女は「玄米菜食」や「スムージー食」など色々試されたようです。それはいつものように、根底に「動物性たんぱく質」が身体に悪いとの「観念」がありました。

成長期のお子さんの体調が気になり来院。 ４歳のお姉ちゃんには、治療を受けて頂来ました。 ２歳の男の子は触診しか出来ませんでした。

二人ともある原因がわかりました。何とか乗り切っていけると思います。

 

子供の性格は私のせい？

 

昨日の朝日新聞の記事から

「恐怖の記憶、精子で伝わる」

この記事は責任感の強いお母様には朗報です。 逆に関係ないと思っていた「お父さん」には「ギョッと」する記事です。

身の危険を何度も感じると 「その記憶は精子を介して 子孫に伝えられる」そうです。

マウスの実験で、 「個体の経験が精子に転写し後の世代に引き継がれてしまう」という現象が明らかになった。

実験は

①オスのマウスの脚に「電気ショック」を与える

②電気ショックを与えた後に、 サクラの花に似た「臭い」をかがせ、 この臭いを「恐い」と記憶させる

③そしてメスと「つがい」にして 生まれて来た子供に、 様々な匂いをかがせる実験

興味ありますねー（川本、独り言）すると、

④父親が恐怖を感じた「サクラの匂い」の時にだけ、なんと子供が、強く怯えるしぐさを見せた

子供のビビりの性格は親父さんの性格か！、コレはやばいな。（川本談）
まだまだ驚きが。なんと。

⑤孫の世代でも同様の反応が得られた。

えっ、子供のビビりは「おじいちゃん」の影響か！（コレはえらいこっちゃ）（川本談）

⑥父マウスと子孫の精子のＤＮＡを調べると、嗅覚（嗅覚）を制御する遺伝子に 変化の跡があり 脳の嗅覚神経細胞が大きく発達していた

何故、発達するかは、怖い匂いを「いち早く」感じるために発達するのですね。鼻炎の方は「臭いに敏感」ですね。（川本談）

我々の遺伝情報はＤＮＡに刻まれて、 親から子へ「引き継がれて」て行きます。

が、

生活習慣やストレスなど、「後天的な要因で遺伝子のスイッチの入り方が変わる」とアメリカの研究チームは発表しています。

今までは、子供の性格は「 母体＝お母様の影響が強い」と、特に日本では言われて来ました。

悩み相談に行くと、妊娠中にかなり「ストレスがありましたねー」とか言われ、「私のせいだわ」 と責任を１人で背負っていたお母様は多いと思いますが、

良かったですね。

精子にも原因の一つがあるのですって。

一つ「肩の荷」がおりたのではないでしょうか。

逆にお父さんはまた一つ「責められる」原因が増えましたね。（笑う）

昨日来院されたｋさんも、自分の影響で子供が。と強く思っおられました。

１人で背負い込まないで下さいね。

では治療に行ってきます。

 

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