ホルモンも「酸化」する? 事実です。
川本治療所・川本です。
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■11月予定
11月8・9・10日 名古屋にて施術 終了
11月16・17・18日 東京にて施術 共に予約は埋まっていてキャンセル待ちの状態です。
11月12日 九州にて起立性調節障害・副腎疲労症候群・発達障害の対処法のセミナーを内科医の梶山女医とコラボセミナーを開催します。
セミナー詳細は詳細はhttp://karada-naosu.com/en356.html
■副腎の重要性を世間が認識しだした
私が20年以上前に副腎という器官の重要性を認識した当時、日本には副腎に関する書籍は多くなく、知り合いの医師に尋ねても、「副腎ねー、大切なことは間違いないけどねー」みたいな煙に巻いたような意見が多かったのを憶えています。
日本の医療・その現場で働く医師は世界トップクラスですが、こと副腎をはじめとする内分泌系については詳しい医師が少ないことも事実です。
最近になり、副腎は注目されるようになり、多くの書籍が出版されたり、副腎の重要性を認識して下さる医師も増えてきました。そのことはとても喜ばしいことです。
■副腎ホルモンは量より質が大切である
上述したように最近では副腎のホルモン量を検査してくれる病院が増えてきました。しかし、そのような検査はホルモンの量を調べています。
しかし、私が思うところは「量も大切だが質に関して着目していない点」に疑問をもってしまいます。
そのことを説いてくれている方が、、、、
エイブラハム・ホッファー博士はです。ホッファー博士はカナダの精神医学の権威として世界的に有名です。
なかでもアドレナリンが酸化してしまった状態の時に生産される「アドレノクロム」が統合失調症・うつ病の原因になっているという「アドレノクロム説」はとても重要で重大な発見です。
アドレノクロムとはアドレナリンが体内で分解された時にできる酸化物質で、麻薬のメスカリンと同じ成分なのです。
アドレナリンだけではなく
・ドーパミンが酸化した場合はドーパクロム
・ノルアドレナリンが酸化した場合はノルアドレノクロム
というように、神経伝達物質の質が悪くなることで脳内の精妙な働きが乱れてしまうのです。
ホッファー博士は1967年から膨大な臨床データを集め、その解決策としてビタミンB-3・ビタミンB-6・ビタミンCなどを多めに投与することで精神疾患が改善したと報告しています。
■アドレナリンなどが酸化してしまう理由
長期の病気やストレスにより、自分力が低下してきます。自分力が低下すると自分を守ろうと脳から副腎にホルモンを要求します。
そのホルモンを生産する回数が増え過ぎることで、副腎は疲弊しホルモンの質が低下します。
さらに過剰に生産された質の悪いホルモンは、細胞に届かず「余ってしまい」体内で処理ができなくなり酸化してしまいます。
この酸化ホルモンは、人体にとって毒となり、脳内を錯乱させてしまうことで幻視・幻聴などの症状を発症します。
まとめますと、ホルモンは量ではなく質が大切であり、また、過剰に生産された質の悪いホルモンは酸化し、脳には毒になるということです。
私は、副腎が脳からの命令を受けてホルモンを生産し過ぎるシステムを元に戻す方法が大切であると常々、お伝えします。
医療の世界では改善が難しいと言われている疾患でも視線をかえて挑むことで光が指してきます。
セミナー詳細 http://karada-naosu.com/en356.html
私がネット上で身体の不思議を纏めている「病気の治療所」http://karada-naosu.com/も参考にしてください。