脊髄損傷で排尿・歩行障害軽減 担当している光冨先生の実績とお礼メール紹介
■西宮で慢性疾患を中心に診ている川本治療所です
本院は西宮ですが、月に1度東京・駒込サロン(11年目) 名古屋伏見サロン(9年目)での施術も行っています
電話0798-33-4557 お気軽にお問い合わせください
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■アドレナルセラピー西宮・東京開催中です
私(川本)が監修するアドレナルセラピーセミナー
西宮 5期生 「もっと人へ」4名 修了試験を終えました
東京 5期生 「もっと人へ」1名 「自立へ」2名 修了しアドレナルセラピストとして活躍しています
東京 6期生 「人へ」11名 修了しました
「本当の治療・理論」を学んで頂けたセミナー生が徐々に、徐々に増えていっています
修了試験など詳細はまた、アップします
将来は、各都道府県に一人はアドレナルセラピストが存在してくれたらと節に思います。
アドレナルセラピーの詳細はこちらをご覧ください。https://karada-naosu.com/soudan.html
■脊髄を損傷した岡田さんから来院10年経ったことで感想報告頂きました
●岡田です 建築現場作業中、材料の倒壊事故にあい、脊髄損傷の障害をもっています
2024年3月7日、とうとう川本治療院の門をたたいて10年経ちました。
当時の体の状態を思い返すと、川本治療の効果が怖くなる位効いているのが分かります。
例えば、事故で3年間自力で排尿できなかったのが、施術開始から3回目のとき、施術中に「下腹部に凄い刺激がきて、そのあと、少し自力排尿ができたのです
最初ただただ痛みに耐える辛い治療でしたが、なぜか止めることなく10年です(笑)。
今も痛いのですが、後を引く痛みではなく、痛い治療直後、表現し難い安堵感があります。
さらに、10年経った今でも、新たな治療法、
例えばベッドに引くマット等を研究していただいたりします。
多少さらに苦しい治療になることもありますが(笑)、
本当に有難い限りです。
よく治療中に話すのですが、
救急対応の病院に『川本治療科』なるものがあったら、急性期中で目覚ましい改善がある患者がいるのでは、と本当に思います。
もし自分が急性期中に川本治療院に出会っていたなら、今、残っている障害は皆無だったでしょう。
本当にありがとうございます。絶対に足を向けて眠りません。
一生、通います(笑)。
これからもよろしくお願いします。
追記:
川本治療を受けて
○出来るようになった事
・歩行能力の向上
例 川にかかっている飛び石渡
甲山登山
自転車に乗る
・足の裏の感度が上がる
例 石や砂を踏むと感じれる
・バランス感覚の向上
例 釣り
・就職(事故後は働けなかったけれど、治療効果で就職でき10年間、無事に勤められています)
きっとまだまだあるけど、気づいてないだけー(笑)
○やめれた事
・整形外科から処方されていた痺れ軽減の為の薬がやめれた事
・リリカ(神経の痛みを抑える)
・サインバルタ(意欲低下を改善)
・ノイロトロピン(痛みを和らげる)
・芍薬甘草湯(筋肉痛を和らげる)
・ボルタレン(痛みや炎症を和らげる)
・葛根湯(筋肉の強張りを取る等)
・治療した日の飲酒
(代謝が良くなりすぎるのか、まわるのが早くて、飲まなくてもぐっすり眠れます(笑))
以上、上記のメール頂きました。
岡田さんの治療を担当している川本治療所の光冨(みつとみ)です
初診の時の状態
49歳のとき、建築会社勤務中に建築資材が倒れてきて、身体を投げ出して支えたとき、
胸椎12番と腰椎1番の脊髄損傷となる。
兵庫医大に入院して手術を受ける しかし、歩行困難と排尿障害が残る
当時のドクターから「これからは自力で排尿はできなくなります。したがって、導尿になります」と宣告される
また、車いすでの生活が始まる
手術後、リハビリ専門の病院に転院。そこで3か月間、懸命にリハビリをして、車いすから杖での歩行となる。
その後も通院でリハビリ、更に障害者でも通える福祉センターのプールで、トレーニングを重ねる。
その時に、川本治療所の患者さんから紹介され、来院に至る。
52歳の時、来院。
脊髄損傷の事故から3年が経過していました。3年間自力で排尿できなかったのが、
施術開始から3回目のとき、施術中に「下腹部に凄い刺激がきてます。ずっと忘れてた感覚」
そう言われ、施術後に「自宅に帰って頑張ってみます」といい、帰宅。
すぐに連絡があり、「先生、トイレで少しだけだけど、おしっこ出ましたよ」との嬉しい報告がありました。
その後も、施術では排尿系や下肢を中心に施術をする。
事故後の身体は、日常痛もあり、皮膚感覚が超過敏なところと、感覚が全くない箇所がありました。
ですが、日常生活を楽に過ごしたい、仕事復帰したい、釣りに行きたいなど欲があり、痛い施術にも我慢してうけてくれました。
歩行は杖ありで、足底に感覚がなく、凄い痺れ感がありました。
しかしそれも、治療回数を重ねていくうち徐々に感覚が出てきてくれました。
ですが、現在も歩行は杖あり、足底の痺れ感はあります。
また、我々のように、「排尿したい」という感覚がないため、時間で区切りトイレに行き、管を使って導尿をする。
それが、どうすれば排尿行為になるのか。という感覚も3年ぶりによみがえってきました。
事故から3年、病院から処方されていた薬4種類と漢方も離脱できました。
少しずつ、自力で尿の出し方も上手になってきて、1日のうち半分は自力で、半分は導尿という形になっていきました。
治療開始から半年経つ頃、身体にも自信が付き仕事復帰されました。
それからも岡田さんの攻める気持ちが続き、長時間ウォーキングや登山などができるようになりました。
今は自転車にも乗れますし、魚釣りにも行ってます。
一番喜んでおられるのが、災害などでのトイレの事です。
事故直後は全く尿意がなく、管を入れての尿でした。今は時間はかかりますが、自力で尿がでます。
ですので、「災害があったとしても安心して避難できます」との事でした。
岡田さんは毎週必ず治療所に来てくれます。
まだ、施術でうめくような痛い箇所もあります。
ですが、頑張って耐えてくれます。
毎回の施術で劇的に回復しているとは、おこがましくて言えませんが、
半年ごとや1年ごとに区切ると、できなかったことができるようになってるし、
少しずつの積み重ねはできているんじゃないかと感じます。
やはり、地道にコツコツやっていくのが正解なのかなと思います。
■脊椎損傷で排尿・歩行障害、改善報告 過去のblogはこちらを参考にしてください
2015年 岡田さんのレントゲン写真がみれる過去のblog
2016年 岡田さんの自力排尿ができるようになってきた際の記録紹介blog
2020年 岡田さん歩行改善動画がみれる過去のblog
上記も参考にしてください