子宮頚がんワクチンの副作用、順調に回復しています。
川本治療所です。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
今日の報告は、長野県から起こしの子宮頚がんワクチン接種後の副作用で苦しんでおられた、大学生です。
今回のパターンは、ワクチン接種直後の反応は酷い反応ではなかったものの、1年以上が過ぎ、何かのきっかけで後発的に副作用が起きたパターンです。
来院時は起立性調整障害(起きれない・姿勢保持ができにくいなど)、思考力低下・顎関節症・倦怠感・手足の違和感など多くの症状を訴えていました。
ワクチンの接種直後に反応がなかっても、キツイ薬剤が体内に入ってきたことは事実です。その影響で後発的な副作用の発症は十分にありうると私は思っています。
例えば蜂に刺された場合でも、1回目は強い反応は出ません。しかし2回目はとても強い反応がでてショック症状が出る場合があります。
それと同様に、ワクチン接種直後は反応が少なかったものの、実際は細胞内にまではワクチンは到達しており、そのことは脳は感じているのです。(過剰反応しなかっただけ)
その後に何らかのアレルギー物質が入ってきたり、体内で発生するヘルペスウイルスなどが増えた際に、脳は過去に細胞内に入り込まれたワクチンの恐怖を思い出しかたのように、体内に常在するアレルゲンやウイルス類を過剰攻撃します。
ようするに、1回目のワクチン接種で、脳はそれをこわい物質と記憶します。そこに後発的に何らかの刺激が加わることで、免疫が敏感になり、攻撃しなくてもよい相手までを攻撃することで、正常細胞まで傷つきます。
そして今回のような後発的な副作用が発症します。
その背景には、副腎疲労があります。副腎は 免疫の働きを調整しています。したがって、副腎が弱ると免疫の働きは過剰になったり、低下したりします。
今回も、まずは医療機関に不信感を抱いている彼女としっかり話をし、十分に納得して頂いてから治療をスタートさせました。
副腎刺激法や第一頸椎調整法を施しましたが、彼女の場合、肝臓の弱りが酷く肝臓へのアプローチも多くしましいた。
2ヶ月目からは「大嫌いなサプリメント(色々飲み過ぎたため)」の説明をし、3種類を提案しました。
まだ、顎関節症の症状は少し残っていますが、順調にかいふくしています、
毎月、熱心に長野県から来院して頂き、感謝です。
病気は、私や医師が治すものではなく、患者さんやその家族と医療従事者との協力体制が必要と私は思っています。
今回も、母親と2人で交通費を払って、治療にきて何とかしたいという気持ちの表れとそれに答えようとする川本治療所のタッグがうまくかみ合った例ではないせしょうか。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「子宮頚がんワクチンから免疫をひも解く」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。
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