・「カポジ水痘様発疹症か結節性痒疹」と診断された皮膚炎回復傾向
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■1つ目の病院でカポジ水痘様発疹症 その後の診断では結節性痒疹と診断を受けた20代女性
川本先生 こんにちは 悪かった時、自分の写真を撮る気がおこらず、顔の写真が1枚(これも回復傾向の時です、、、)と回復した際の腕の写真があるだけです
この、回復後の写真2枚ですが、皮膚炎の跡が見えるかと思いますが、このような、大きなボコボコしたのが全身に広がっていました
2011年発症時はアトピーのような症状でしたが、徐々に結節性痒疹になった気がします。
痒疹になった最初のきっかけは、虫刺されだったかもしれないと大人になってから思いました。
去年かかってた小田原の皮膚科では、カポジ水痘様発疹症と診断されてました。
しかし、どんな診断名でも使う薬はほぼ同じです。
2011年夏
1年間の留学から帰国後、全身にアトピーのような皮膚炎発症。
→Ⅰ群デルモベートやⅡ群アンテベートのステロイド使用。
内服薬も。
薬の上からラップを巻いて包帯を重ねて巻いて高校に行ってました。
病院を何度も変えましたが、薬はほぼ同じだったと思います。
恐らく2017年頃から
→イオウを全身に塗り、その上からラップで全身の皮膚を覆い20分放置して、洗い流すという治療を開始。
免疫力を高めるため、保険がきかないような注射も2ヶ月に1回程度の頻度でうってました。
219年〜約1年
漢方服用
同時に、精進料理のようなものしか食べない生活を始めたら1年くらいでとても良くなりました。
2020年頃
川本先生の治療開始
そ2021年
仕事で責任の重い支配人になって4ヶ月でまた最悪な状態にぶり返し
→ステロイドと内服薬
2023年
川本先生の定期治療と生体水とサプリメント服用。
異動で仕事が変わった事もあり落ち着きました
その後、超ストレスな配属場所に代わりましたが、今回は悪化せず、症状が落ち着いているのでだいぶ自信がが付き報告させていただきました
子供の時アトピーはなく
身内にもアトピー患者はいません。
川本談:
カポジ水痘様発疹症はヘルペスウイルスが原因で症状が悪化した皮膚炎
結節性痒疹の発症メカニズムは不明ですが、基礎疾患に皮膚炎になり易い体質がある方が皮膚炎になった後に悪化(結節性痒疹)になることが報告されています
Sさんが「どんな診断名でも使う薬はほぼ同じです。」と書かれているように、病名(診断)によって治す方法が変わる訳ではありません
2017年から、保険のきかない注射を2回とありますが、多分、デユピルマブという生物学的製剤を使用していたと思います。 この薬は免疫力を高めるのではなく、免疫を強烈に抑制する薬です
2019年
漢方と精進料理のような食事で回復したのは、
私が書いた過去の「少食でゆっくりしおたら皮膚炎が一時的に収まる理由」のページを参考にしてください
https://karada-naosu.com/category7/en224.html
頑張り過ぎるSさんの行動を抑制し、ミトコンドリアから発生する毒素(活性酸素類)の発生量を減らすことで、体内に存在しているヒスタミンやサイトカインへの刺激を減らすことができます
しかし、このような手法は、仕事をバリバリするSさんには一時的で、実際に私の所に来られた直後から、支配人というストレスがかかる場所に配属された直後から皮膚炎は悪化傾向になりました
その後は、基本に戻り、皮膚刺激 皮膚や粘膜に水を溜める「水バリア」の重要性を認識して頂きました
あと、1種サプリメントを服用していただきました。
その事で、現在、以前よりもハードな部署に配属され、海外出張も多くなり、かなりきつい状況ですが皮膚炎は安定しています
良かったです