リューマトレックス6錠 完全断薬 症状安定傾向
■西宮で慢性疾患を中心に診ている川本治療所です
本院は西宮ですが、月に1度東京・駒込サロン(11年目) 名古屋伏見サロン(9年目)での施術も行っています
電話0798-33-4557 お気軽にお問い合わせください
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私が監修するアドレナル(副腎)セラピーの講座は早いもので6期目になります
現在は、
5期生の「もっと人へ」最終回で、実際に患者さんに来て頂き問診学・実技テストを行いました
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■2024年4月に東京駒込に初診で来院頂いたKさん 当時51歳の報告
2023年6月からリューマトレックス6錠を服用されていました
Kさんから:リウマトレックスを6錠(12mg)服用して薬の副作用で身体のだるさが強くでたのに、手首の痛みが無くなったことはありません。そして膝や足首が痛くて歩くのが困難なことがよくありました。
そのことからKさんは薬への不信感を強く抱いておられました
来院時、5月
CRPは1,99
抗CCP抗体 376,3
MMPー3 227
歩き方はペンギンさんのようで、ゆっくり状態、靴を脱ぐのも一苦労されていました
両手首の痛み 両ひざ痛 足首痛で生活するのも大変な状態でした
薬が効いていないと感じていたKさん、
6錠服用中の薬、5月から断薬していき、6月末には完全な断薬にしていかれました
多関節の痛みは、薬服用中とそれほど変化なく「これなら何とか我慢できそう」かなという感じということをおっしゃってました
Kさんから血液検査データーを送って頂きました
Kさん:CRPは23年5月は約2,00ほどでしたが、10か月経過した24年3月 0,38になり、関節の痛みも軽減して日常生活に支障がないレベルまで回復してきています
川本:CRP数値の改善はとても嬉しいことですが
血沈1時間 44(20上限)
リュマトイド因子定量 87(15上限)
Ig-G 1919(1740上限)
などの数値は高いので、風邪を引く、または花粉症・黄砂の時期、強いストレス時には、ぶり返す可能性はあります。
■Kさんの断薬前、断薬中から現在までの経緯を箇条書きにしました
5月
Kさん:川本療法、サプリを取り出して調子回復傾向、「痛みはあるものの炎症感と朝の強張りがグッと減ってきました」 「念入りに自己指圧をしています」 と報告をうけました
川本:Kさんは、上記のような身体の良い変化を感じ、このころより、薬(リウマトレックス)の減薬を考えられていました
6月
6錠のリューマトレックス全てを断薬しました
Kさんから:「2週間くらい前から手首の熱感や膝、首などの関節のギシギシ感が戻ってきた時期がありましたが酷くはならず、調子の良い日もあります」
ただ「6錠飲んでいた時の痛みの強い日より、今の痛みの方が軽いので断薬は継続します」と報告を受けています
川本:この頃、自宅では、丸太などの自己指圧にプラスして朝のお風呂と温圧器具で身体を温めることに重点をおいておられました
7月
キツイ風邪をひかれ高熱で寝込むことがありましたが幸い、リウマチは幸い悪化せずでいけました
と報告を受けています
川本:膠原病などを患っている方にとって大敵は「風邪」です ウイルスが体内で増殖することがきっかけに、持病にも攻撃が及んでしまう(過去の記憶のせい)からです。Kさんから風邪の報告を受けて際は、減薬中のこともあり、かなり心配でしたが、悪化せずに良かったです
8月
身内の入院などで精神的、肉体的きつかったようですが、「リウマチは悪化せず乗り切れました」と報告を受けています
川本:上記した「ウイルスや細菌感染が持病を悪化させる」と説明しましたが、もう一つの大敵が「精神的ストレス」です 断薬中に身内の入院などは悪化する原因でしたが乗り切れて良かったです
9月
Kさんから:先生、薬を断薬して4ヶ月ほど経過したのですが、「最近痛み復活の兆しで薬の効果が切れたのか?」と思っていますとやや後退気味であると報告を受けました
しかし、日常生活は送れているとのことです
Kさんから施術の感想です
先日もパワフルな治療をありがとうございました
先生の治療の後、手首の熱感が半分に減りました。
翌日の治療後の疲労感も減ってきて午後からは元気が復活しました!
10月
気温が急に下がり始める時期ですが体調の良い日が多いと報告を受けています
自宅ケアでは炭の温圧器がとても気持ちよいようで継続して頂いています
10月末
Kさんから:「週末に調子が良いことで長く歩いたら足首が痛くなってしまいまい歩くことも大変になってしまいました」と報告を受けました
川本:Kさんは今まで歩けてなかったことで、筋肉の衰えを感じていて「歩いて筋肉を漬けたい」という思いから歩いたようですが、急にキャパシティーを越えてしまったことでかえって関節炎を誘発してしまったようです このことは皆さん同じ悩みかと思います
また、少し元気になるとキャパシティーを越えて頑張り過ぎる、、、、、リウマチ患者さん「あるあるの性格」ですね
その性格が裏目にでることもあります
11月
最近、体調は良いと報告を受けています(痛い時もあります)
Kさんから「先生、10月歩きすぎて痛めた足首も良くなってスムーズに歩けるようになりました」と
連絡を受けています
12月血液検査
Kさんから:10月のCRP値半減に喜んで、期待と不安の中、12月の採血で、CRPまさかの倍増でした。
予想とは裏腹な数値にとてもショックを受けてしまっています
川本:持病を治すことは難しいとKさんも私も痛感した結果です
実は、ウイルス感染・精神的ストレスにもう一つの「難敵」があります
その難敵とは、元気になる過程でエネルギーを生産し頑張ることが増えます、そのエネルギーを生産するのがミトコンドリアです
ミトコンドリアを急に使い過ぎると、ミトコンドリアが疲弊し不完全燃焼をお越し、エネルギーと同時に大量の代謝物(活性酸素類)が生産されます
この負の代謝物(活性酸素類)が体内のセンサーを刺激し、その刺激がきっかけに免疫反応が活性して持病が悪化してしまうのです
1月
治療報告です
川本先生 昨日はありがとうございました。
今日はぐったり笑 昨日の治療がガツンと効いております
2月 Kさんからの嬉しいメール紹介
川本先生ーーー!
速報です〜!
今日の血液検査でCRPが【0.38】に下がりました!
基準値が0.3なので「もうほぼ正常なんじゃないかしら」と感激で会計待ちにお便りしています。
前回の12月は【2.16】でした。
まずは取り急ぎ 感謝をお送り致します
川本談:kさんは西洋医学を否定しているのではなく、最初は薬に頼られましたが、薬の効果があまり感じれないことで、断薬へと舵を切られました
川本療法に自宅ケア、サプリメントそして鍼灸治療も併用しここまで回復してきました
リウマチなど膠原病を発症している方の多くに「自分で治す」という思考の方がいます
その「自分で治す」の背景に、情報だけネットから頂き「自分だけで治す」という思考に陥ってしまっているのです
私は、自分の病気は自分で治すのですよ」と患者さんへお伝えしています、、、が、実は、一つ説明が必要になります
「自分だけで治す」のではなく、医師や治療家に道標べや励まし、時には咤激励を受けながら「自分でも治す努力もする」が正解であることをご理解ください
今回の断薬にあたってもKさんの精神状態は「不安」な時期がありました。その時に私であり鍼灸の先生との存在が必要なのです
ただ、今回はkさんはうまく断薬でき、また、現在は症状も悪化していませんが、このことが皆さんに起こるとは思わないでください。断薬はとても難しいのです
断薬中に痛みが出て断薬を中断するケースもありますこと、お伝えしておきます
●kさんからコメント頂きましたので紹介させて頂きます
私の川本先生と治療への気持ちです
先生が揺るがないご自身の考え方を持っていること。
引き出しが多くて、疑問に誠実に答えてくださること
患者をちゃんと把握して下さっているところ
先生へ寄せる大きな信頼、そして、治すのは自分
先生に施術でガツンとエンジンをかけていただいて、次の施術まで自身でコツコツ自己指圧をやる!決して火種を消さないように。
この繰り返しで右肩上がりを続けていきたいです