パニック障害とうつ症状のTさん
川本治療所にて。 患者さん改善報告です。
パニック障害と鬱のTさん。
その前に、お薦め本。
解りにくいホルモンの事を解りやすく書かれています。
面白かったのは、女性の「オス化」現象。
女性の中にも「男性ホルモン」があります。 これが活性するタイプの方がいるそうです。
そうなるとニキビ、吹き出物が
また
「オス化」の方は仕事をテキパキこなす事ができる方がおおいようですね、さて貴方はどうでしょうか?
ご参考に。
ここから パニック障害と鬱症状で来院されたTさん。
人間関係などでストレスで4年前に発症。
1年前に紹介で来院されました。 当時、薬は安定剤など5~7種類、他に鉄剤や抗コレステロール剤を服用されていました。
甲状腺の数値も高く、 また 耳の不調や太陽の光が「眩しい」など副腎疲労が進んでいる状態と判断しました。
外出先で良く、「冷や汗」「心臓の動機」「目まい」で不安症になっていました。
問診、触診、食事の説明をさせて頂き、施術開始。
栄養は大量に食べていた炭水化物を制限することと、良質のタンパク質・脂質を取ってもらうように指導しました。
身体は全身が悲鳴をあげている状態、特に4年間の薬の大量服用で肝臓は大変な状態になっていました。
そうなると「副腎」「甲状腺」も悲鳴をあげています。関係する神経を「指圧」していきます。
サプリメントは、最初は症状が重かったので、今回は服用するほうが良いと判断しました。
医療機関限定のサプリメントで「セロトニンを向上させるもの」と「良質の油」を提案させて頂きました。
2ヶ月を過ぎた頃から、明らかに改善傾向に。しかし、孤独になるとパニックや動機がでます。
3ヶ月、薬を減らそう努力。でも、まだ不安との戦い。
通院3ヶ月で10回目の施術終了ごろから、食欲が回復、昼の薬はほぼ離脱できるようになりました。
通院4ヶ月め久しぶりに「電車」で京都に行けて自信回復。
4ヶ月の終わりからは、1週間薬を飲まなくても生活ができました。
5ヶ月の後半に一度、目まいが再発。 不安症も併発したために、施術回数を詰めて乗りきました。
嬉しい事に「甲状腺」数値が回復。 甲状腺と関係の深い「鉄」の数値や貧血数値も回復しました。
5ヶ月目からはサプリメントは食品に変え「小麦杯芽」や「ハスの実」 などのオリジナルの粉末剤を提案しています。
患者さんの了解を得て撮影させて頂いています。
この秋は念願の「教習所」に通われ車の運転免許を取得。かなり積極的になられました。
時々、耳鳴りや軽い貧血症状が出ますが、本人さんが「もうそれくらいは大丈夫と」言ってくれるようになりました。これは脳が自信を取り戻しているから発せる言葉です。したがって、酷くなる可能性は低いです。
パニックやうつ症状の患者さんを診て思うことがあります。
それは、脳の不安を取り除くには患者さんと「話」をして「体に触る」事が一番大切です。
私たちは不安な時は、親に「抱っこ」をしてもらいました。
大人になっても、本能は同じと思います。
川本治療所に多くの難病の方がこられます。その理由の1つは、昭和11年開院から続けている事が1つあるからです。
それは患者さんに1時間以上「触れる=指圧」事です。
テクニックやサプリメントや食事療法も大切ですが、それより大切な事は「触れる」」ことと思っています。
現代医療は、今こそ原点に戻るべきではないでしょうか。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
お知らせです 。今日のブログ内容をより掘り下げたことが「病気の治療所」の皮膚刺激の重要性に詳しく述べていますので参考にしてください。
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