慢性色素性紫斑病は自己免疫と関係がある?!
昭和11年開院 川本治療所の川本です。 現在、WEB上で「病気の治療所」という健康情報を発信・更新しています。1が月で15万人以上が訪れる健康情報です。一度、ご覧ください。
■今後の予定
11月 7・8・9名 名古屋施術 予約終了
11月16・17日 東京施術 キャンセル待ち
11月4日 アドレナル・セラピー 「自立へ」スタート 募集終了しています
■慢性色素性紫斑病とは
赤血球が毛細血管から漏れ出し、赤血球が壊れる過程でできる色素が原因で、皮膚に紫色の「紫斑」ができる病気です。
みなさんも経験がある「打ち身」も、赤血球が壊れる過程でできる色素で内出血するので、大きな意味では打ち身も紫斑と言えます。
しかし、打ち身は「何かにあたった」という原因があり、1週間ほどで治ります。
一方、慢性色素性紫斑病は、赤血球の漏れ出しが長期間続くことが打ち身とは違います。また、打ち身のような「確たる」原因がないのも特徴です。
血管から赤血球の漏れが少量ながら長期間続くことで、赤血球の壊れた残骸の吸収が追いつきません。
その残骸は比重が重いことで、足のすねに溜まります。したがって、慢性色素性紫斑病の初期は下腿(すね)付近に発症することが多いです。
また、症状が重症化すると全身に「紫斑」が広がり、痒みを伴うこともあります。
■原因は何なのか?
慢性色素性紫斑病を発症しやすい人は、浮腫みがあり、足の静脈が浮いている人が多いと言われています。が、そのような症状の方は多くいますが慢性色素性紫斑病を発症する人は、ほんの一部です。
真の原因は何なのか?
浜松医科大の皮膚科教授の戸倉 新樹(とくら よしき)先生によると、
患者さんの皮膚の切片を顕微鏡で見ると、血管に炎症があり、血管が弱くなっていることが確認できる。と。
その原因は、「リンパ球性血管炎」というリンパ球が血管を攻撃することで血管に炎症が生じる。と。
その結果、血管が弱くなり赤血球が漏れ出してしまう。
つまり、慢性色素性紫斑病の真の原因は「自己免疫疾患」で起こる場合もあるということです。
そうなると、治療法はステロイド剤となります。
また、血管から赤血球が漏れ出すのを抑制する薬や血管を強くする薬を併用しながら再発を抑制します。
■リンパ球が血管を攻撃してしまうことを止めないといけない
薬が症状を一時的に抑えてくれるので必要な場合があります。
しかし、根本原因を治した訳ではないので、断薬時には多くの人が再発してしまいます。
自己免疫疾患の対応は、自分力の向上が必須ですね。
なぜなら、自分力が低下すると必要以上に自分自身を守ろうと、免疫が異常行動を起こすからです。
自分力の低下は度重なるストレスで低下し、その背景には「副腎が疲弊した状態」と言えます。
副腎が疲弊すると、自分力が低下し、免疫が異常行動を起こし、自己か非自己かの判断が出来なくなります。
そのことは「病気の治療所」の虐待と副腎と免疫の関係を参考にしてください。
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