広島県から「皮膚筋炎」の方が来られました

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■ゴールデンウイーク中の５月１日、2日　遠方から多くの患者さんが来てくださいました

広島県から　京都から　岡山県からなど、遠方からありがとうございました。

その中で、最近増えている「皮膚筋炎」の方が広島県からお越しくださいました

皆さんは、リウマチ患者さんは関節が痛いということは認識していますね。

最近、増えているのは「筋肉や皮膚が痛い」と疾患、皮膚筋炎という自己免疫疾患です

この方は２年前に、コロナワクチンを注射後に、皮膚筋炎を発症、一時期は歩行も困難の状況になり入院されていました

２年たち、皮膚筋炎の痛みが引いてきたのですが、今度はほぼ全身の皮膚に炎症が起きてしまいました

このように膠原病回復過程で良く皮膚炎がでるのですが、今回の皮膚炎はあまりにも酷い状態で、ご本人さんも我慢の限界で、生物学的製剤を注射する方向で考えておられます

ここまで、酷い状態で回復していないこと、西宮と広島で距離があること、広島にアドレナル・セラピストが現在、いないことなどから、その選択も致し方ないと私も感じるほどの状態でした

もし、生物学的製剤をつかった場合は、免疫を抑制するので、その間に皮膚の状態を回復させ、断薬した際に「再攻撃」を最小限に抑える方法を考えていきたいと思います