副腎の大切さの続き
今日は、川本治療所です。
副腎の続きです。
副腎。「副」となってますが、私は「副」ではなく「主腎」と思っています。 人間社会では「主人」の力が低下してますが。
身体の中では「主腎」が主役です。前回の話で、副腎は「調整役」と書きましたが、とても重要な事を調整してます。
その中でもとっても重要な「免疫」の調整もしています。
身体にとって悪いものを攻撃し、悪さをしないウイルスや細菌は攻撃しない。この事はとても大事。
5歳の男の子に対しての副腎の治療中。
この子は生後3ヶ月で百日咳にかかり、それ以後風邪引き体質に。この子の体内はどうなってしまったのでしょう。
3ヶ月という時期に死ぬか生きるか’の病気に。その影響で免疫が異常になり自己免疫が過剰に働くようになってしまいました。
その結果、体内に常在する悪さをしないウイルス、細菌を過剰攻撃。特にウィルスや細菌を集める場所「扁桃腺」に白血球が過剰攻撃。
そのつど、発熱を繰り返し、体温は41,5分まで上がり、熱性ケイレン。医師からは扁桃の切除を宣告されています。なぜならステロイドも効かない状態になっていたからです。
このままでは、自己免疫が「腎臓」までも過剰攻撃してしまい、IGA腎症の可能性が高まります。
身体をチェックさせて頂きました。その結果をお母様に説明。
繰り返す風邪症状の対応で「副腎疲労に」。その事で免疫が異常になり、悪さをしないウイルスや細菌を攻撃していることを伝えました。
実際に治療すると、皮膚のセンサーも超過敏になっていて、体を容易に触らしてくれないほどでした。ようするに「手での刺激」でさえ皮膚は敵と思うほど怖がりになっていたということです。
怖がらせないように話をして、ゆっくり指圧していきようやく写真のように受け入れてくれました。
副腎指圧で「免疫を安定」さし、手の温もりで「自律神経を整えていきます」。
あと肝臓が薬の多用投与でかなり疲れています。
肝機能が低下すると、ホルモンの材料のコレステロールの精製が低下します。肝臓へのアプローチも重要です。
また、腎機能が低下して体内毒素を外に出せていない様子。 尿量が低下してます。
そこで、川本治療所では「クマザサの新芽」のお茶をチョイス。手技と生薬で、治療開始。
どうなるでしょうか?
また報告します。
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副腎の重要性はそのサイトにに詳しく書いています。そちらにも一度、ごらんください。
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