・食物アレルギーを緩和するのに全身にステロイドの実験
■西宮で慢性疾患を中心に診ている川本治療所です
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■アドレナルセラピストの実績 アドレナルセラピーとはここを参考にしてください
●名古屋で自宅ケアを指導されているサマンサさん 自己指圧100日チャレンジを指導され実績をあげています 今回も嬉しい結果報告を頂きました
●宝塚で開院されているTOIROさん お子さんの不調や婦人科疾患も得意とされています
TOIROさんの患者さんからのメール紹介
今年に入ってから胸痛や胸の圧迫感があり、病院に行ってみて、 検査など受けたところ、 心臓には異常がないけど、 ニトロという頓服薬を飲むと胸痛が治ったので、狭心症という診断がつきました。
狭心症のお薬も毎日飲むように処方されましたが、全 然胸痛がなくならず、ニトロをひどい時は毎日飲まないといけないほどになりました
毎日のお薬も「効いてない」と薬が増量されていくここ何ヶ月間でした
トイロさんに相談させてもらい、 身体を診てもらって、
身体を整えてもらったところ、その日から胸の痛みや圧迫感が嘘のように軽減し、
胸の痛みや圧迫感が出る時間が激減し、頓服薬を全く飲まず、
薬も今減らして過ごしています。
トイロさんに相談でき、診てもらえて、身体を整えてもらって、ほんとに良かったです。
身体がボロボロにまでなっていたようなので、もうしばらく通うことになりますが、こんなに楽になり、
身体がリラックスしてるのが分かって、 私自 身もこの後、身体がどんな風になるのかとても楽しみです!
TOIROさんから
先日来店した時は走っても胸の痛みが無いことにとても喜んでいましたー!
アドレナルセラピストの「人へ」のコース(自分へは受講済み)を受けたい!って言ってました!
■食物アレルギーを抑制するための実験、皮膚にステロイド剤、、、、、結果は良好、、、、なんという発想
下記の実験は、国立成育医療研究センターが行ったものです
・調査は2017年7月~21年2月 アトピー患部だけにステロイド剤を塗るグループ322人
・湿疹がない部分も含め、全身にステロイド剤を塗るグループ318名
アトピー性皮膚炎で食物アレルギーを併発している赤ちゃんに、アトピーが出ていない箇所にもステロイド剤を積極的に塗ることでどのような結果になるのか?
結果は、部分的にステロイド剤を塗るグループの約41%が食物アレルギーを発症
一方、全身にステロイド剤を塗るグループでは、約31%の子が食物アレルギーを発症
つまり、全身にステロイド剤を塗るグループの方が約10%ほど、食物アレルギーの発症率を抑制できたということです
同研究所の仮説では、家庭などで調理した食べ物のアレルゲンが部屋の中に細かく散り、そのアレルゲンが荒れた皮膚に触れることで、食物アレルギーを発症していると推測しこの実験をしたようです
同研究所では、アトピーの患者さんは、発疹が出ていない皮膚でも、バリア機能が落ちているので、見た目に綺麗な皮膚にも積極的にステロイド剤を塗ることでバリア機能を回復させ、食物アレルギーを発症率を低下させることができたと、、、
同研究所は「早期に皮膚をしっかり治療すれば、食物アレルギーを防げるいうことになる
発症メカニズムの仮説を裏付ける重要な結果だ、、、、と述べておられます
- ここから川本見解:
1,まず、今回の実験をしてくださった「アイデア」は称賛します なぜなら、仮説を立てて新たなことをしないのが医療の世界だからです
2,「皮膚の感受性が過敏だと皮膚が感じた情報が全身に伝わり、ヒスタミンやサイトカイン反応が起きる」と日ごろから力説している川本理論が、違う形で実証して頂いたことになりました(実験に参加したお子さんはかわいそうですが、、、)
3,同研究所では、お部屋で調理した食材の断片(アレルゲン)が部屋に散り、その断片が皮膚について食物アレルギーを
誘発とありますが、それは違うと思います
日々、生活していく中で埃や、温度変化、寒暖差、細菌、ウイルスなどなど、いくらでもアレルギー反応を高める物質は沢山、沢山あります つまり、食材の断片が食物アレルギーを誘発したのではなく、バリア機能が落ちている方は、あらゆるものがアレルゲンになるということです
4,「3」で述べたように、あらゆるもので皮膚を刺激されると、体内の感受性も過敏になります
そこで食物を食すと、食物さえも「敵」と見なしてしまい、ヒスタミンやサイトカイン反応が勃発します
ステロイド剤を塗る、、、、、辞めたらどうなるのでしょうか? そこの実験結果はどうなったのでしょうか?
皆様、想像はつきますね、、、、
今回、無茶な実験でしたが、皮膚のバリア機能を向上させることでアレルギーが抑制できるいうことが証明された訳です
川本治療所では、昔からそのことをやってきています
まず、皮膚を刺激することで、皮膚の感受性を「鈍くさく」していきます
同時に皮膚・粘膜を回復させるプログラムを提案しています
皮膚・粘膜を回復させ、感受性を鈍くさくすること、、、、これが食物アレルギーだけではなく、自己免疫疾患の予防になります