痩せ過ぎタイプに月経不順が多い理由
こんにちは、西宮の川本治療所です。
今日、新聞に気になる記事が掲載されていました。
「痩せた人に無月経が多い傾向にある」ということが日本産婦人科学会が発表した記事です。
川本治療所では、長年「痩せ過ぎヘニャ・ヘニャちゃんを元気に!」のコンセプトに取り組んでいます。
その取り組みを知って、一昨日は東京から、昨日は滋賀県から痩せ型ヘニャ・ヘニャさん」が来院してくださいました。
さて、先ほど紹介した新聞記事の「痩せ過ぎと無月経」の原因の1つに、胃やすい臓が弱いために炭水化物を中心の食事構成になっているために、卵巣で造られるホルモンの材料が確保できていないということです。それをまとめます。
①卵巣で造られるホルモンの材料はコレステロールである
②コレステロールの65%は肝臓で合成される
③残り35%はコレステロールを含む食材から肝臓で合成される
④糖質(炭水化物を含む)を材料に肝臓で合成されたコレステロールは質が悪く体内で利用できない
⑤「④」のことから、利用できない質の悪いコレステロールは細胞に届かない
⑥細胞に届かない質の悪いコレステロールは血液中に余る=痩せ型高コレステロール症になる
上記したように、卵巣で上質のホルモンを合成するためには「材料(コレステロール)が必要です。
余談ですが、菜食主義者や過度なダイエットをした人も無月経が多い理由も、上記したことでご理解できたかと思います。
痩せ型タイプの無月経を発症する理由は上記した以外にも、副腎や甲状腺ホルモンの関係や、完璧主義者などの性格が関係してきます。
私は「痩せ過ぎが病気である」と思っています。したがって、そのことを改善するノウハウを培ってきました。(現在も進行中)
痩せ過ぎでお困り方はお気軽にご連絡ください。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「痩せ型のことをまとめたこのページ」と「コレステロールは卵巣ホルモンの材料」で詳しく述べていますので参考にしてください。
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