痩せ型ヘニャヘニャちゃん改善報告

昭和11年開院の川本治療所です。

今回も「痩せ型ヘニャヘニャちゃん」で来院して患者さんのKさんの続き

その前にお薦め本

近藤誠 本

                  医者に殺されない47の心得 医師  近藤誠さん著者

近藤さんの言ってる事は的を得ています。 食事法も良く似ています。(全てで一緒ではありませんが)

「癌は放置しましょう」という部分があります。 抗がん剤が血液癌以外に効果が無いので必要なしと書いておられます。

近藤さんのお姉さんの乳がんも放置療法で、今もご健在とあります。
内容は納得ですが、子供や妻がその様な状態になった時を考えると、とても判断は難しいと思います。

参考に読んでみては如何でしょうか。

此処1ヶ月は、雑誌のコラム、脊柱管狭窄改善セミナー、雑誌の取材などで忙しく中々ブログが書けずで申し訳ありませんでした。

 

では、痩せ型の患者さんKさんの回復までを紹介させて頂きます。

162センチ39~41キロ 当時29才。仕事も良く出来るオシャレな才女。

症状は慢性口内炎、頭痛、胃炎、生理不順、イライラ、食後疲労感などなど 書ききれない状態で来院。

炭水化物中心で仕事中も飴やお菓子で集中力を維持。
典型的な痩せ型ヘニャヘニャタイプ。

胃弱なタイプは、肉や油が苦手に感じ、炭水化物に手が伸びます。
そして食後に低血糖になりまた糖に手が伸びます。そして又々低血糖で疲労感に襲われます。

ホルモンの材料になるタンパク質や必須脂肪酸を食事から取らないのでホルモン低下でイライラ、生理不順などが出てきます。

まず何から変えていったか
朝食は糖質を取らない 夕食も糖質を取らない 寝る前も糖質を取らない
果物は食後に少量です。

では実際何を食べて頂いたか。
朝食は アボガド、野菜類(生でも温でも可)豚しゃぶ、蒸し鶏、卵、豆腐、納豆 海藻類などをローテーションしました。

パンは「ふすまパン」をネットで購入
おやつはエリスリトールを使った糖質ゼロの物をネットで購入

サプリメントはタラの油。
濃縮食品として小麦胚芽でビタミンB群やE群、マグネシウム、亜鉛などを摂取して頂きました。

それと最初の段階で痩せ型を改善させるのに必須の 梅肉エキスを取って頂きました。
そして川本治療所オリジナルの健康器

ふたこぶラクダ

 
ふたこぶラクダ(楽だ)仮名(笑う)

この器具で自宅で副腎や胃のポイントを自己指圧して頂きました。

治療所には最初3ヶ月は月2回、その後は月1回来て頂きました。

食事は出来るだけ炭水化物を減らす努力をして頂きました。

間食はナッツ類、チーズ、スルメ、プレーンヨーグルトなどで頑張って頂きました。
以前書きましたが最初は痩せてしまいます。

でもKさんはメカニズムを理解してましたから乗り切れました。

急に身体から糖質が抜けていきます。 よって、疲労感が1週間ほどでます。
皆さん痩せ型体質の方は此処で踏ん張れない方が多いです。

周りからも「痩せたね」「チャント食べている?」といわれて自信がなくなります。
痩せるし、しんどいし、周りからはそんな極端なことあかんのとちゃうとか言われます。

でも考えてみてください、20年以上 その状態で来たわけですから、変化の時は少し違和感が出ますね。また、今までと同じやり方では、何の変化も望めません。

kさんは頑張って頂き、2ヶ月目からは朝の目覚めの良さ・胃の不快感の軽減感・疲労感のなさを体感できる程になりました。

肩こりはほぼ消失。口内炎は単発には出ますが回復傾向。仕事中のイライラも、低血糖からの疲労感も減りました。

3ヶ月がすぎる頃にはKさん自身から「本当に私、強くなりました」と言ってもらえる程になりました。

皆さんが気にする一時期に減った体重は、徐々にしか増えませんが「まずは元気になること」です。

体重は最後には確実に増えていきます。

そして川本治療所を卒業して数ヶ月経って、念願の赤ちゃんが現在お腹にいます。
彼女の婦人系の機能低下は来院時の触診で一番気になっていた箇所でしたから、妊娠の報告はとても嬉しかったです。

痩せ型体質は炭水化物を4~5回喰べて胃に負担がかかります。

タンパク質、脂質を喰べてもアミノ酸まで分解出来ず、栄養が細胞にいきません。

まず梅肉エキス等と自己指圧で胃の機能低下を改善する事がポイントになります。

骸骨 頭部

 
骸骨 背中
 

胃のポイントは頚椎の2番、胸椎の5番付近が中心に自己指圧をしてみて下さい。

胃が回復傾向になれば、タンパク質や脂質をしっかりと分解でき細胞に栄養が行く様になります。

そうすると食事回数が減ります、量も安定して来ます。

これは実行していただかないと解らない心地よさです。

Kさんのほかにも沢山の痩せ型から元気になられた方は皆様、空腹感が無くなりました、朝も食べなくても大丈夫そうと言われます。

空腹感は低血糖になった時に感じる減少で血糖値が安定してると空腹感はでません。

筋肉や脂肪からエネルギーを作ってくれますので、糖質を取らなくともエネルギーの枯渇は起きません。

痩せ型ヘニャヘニャちゃん体質の方は、一度チャレンジしてみては如何でしょうか。

何か聞きたい事があればお電話かメールを下さい。

お知らせです ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」のこのページに痩せ型改善のことを詳しく述べていますので参考にしてください。

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