隔離病室「患者さんが求めているのは温もり」である
兵庫県西宮で施術している川本治療所 川本です。
毎月東京の青山一丁目 名古屋の伏見にも施術に行っています
遠方の方はそちらでの施術をご検討ください。
尚、、コロナウイルスが落ち着きましたら九州の博多でも施術を行います
■■今日の話は、患者さんが隔離病棟で願っていること
看護師リジアネ・ネロさん。「コロナ患者は孤立しハグも握手もしてもらえない」ことを痛感。
隔離病棟の患者さんに「手を握ってほしい」と言われました。
多忙なために、一人一人の手を握りしめてあげることができない、しかし、何とかしてあげたい。。。。。
そこで、医療用の手袋を使って患者さんの手を温めるアイデアを思いつき、実際にやってみた。
左右の手袋の指先どうしを結び、そこにお湯をいれ膨らませて手首側も縛り固定。
写真のようにお湯入りの手袋が患者さんの手を挟んでいます。
このケアを実際にしてもらった患者さんは「実際に手を握られているような感覚を覚えた」と述べています。
■■脳に存在する「島皮質(とうひしつ)」が「温かさ」と関係している
大脳に「島皮質」という部位があるのですが、この部位は、、、、、
身体的な温かさと心の温かさの両方に関与していると言われています。
身体や手を温めるという、身体の部位から温かさ情報を感じると、「島皮質」が反応(興奮)します。
さらに「島皮質」は心理的な温かさにも作用するそうです。
そのことから、上述した、お湯入り手袋で手を温めてもらった患者さんは「手が気持ちいいだけではなく、精神的にもかなり安定したことが推測できます」
一方、皮膚が「嫌と感じる冷たさ」を感じてしまうと逆の状態になることが多いそいうです。
上記のことから、皮膚への温かい刺激を行うことで「自分自身でも気づかないうちに心に影響を与えている」といえます。
また、他人に温かい皮膚刺激を行うことで「患部の気持ち良さ以外に、精神的な安定も同時に感じてもらっている」のです。
川本治療所が推奨する温圧器具について
川本治療所で薦めている温圧器具を私は「絆温圧」と呼んでいます。
温圧をすることで、術者と患者さんとのコミュニケーションが増えることで、信頼関係が深まります。
病院や治療院に通っているがもう一つ、改善しないで困っている方は「温かい皮膚刺激を日常に取り入れてみては」と思います。
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