「熱こもり症」と甲状腺の関係

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この場をかりて、

8月5日に「繊維筋痛症」の件で、問い合わせにメール頂いたK様

質問に対する返信をさせて頂きましたが、メールが届かずにエラーとなります。
メールアドレスが間違っていないか、PCからの受信を拒否していないかご確認ください。


さて今日は「熱こもり症」について

■お年寄りが倒れるのは熱中症です。
世間では、熱中症・熱中症と騒がれています。

お年寄りが、自宅で倒れたり命を落としたりする原因は熱中症が関係しています。

自宅で倒れるお年寄りの多くは、高血圧症を一時的に抑えるために、血圧降下剤を服用しています。
血圧降下剤には、「利尿」、いわゆる、おしっこの回数が増える成分が入っています。

そのことで、尿の回数が多くなり、その際に、尿と一緒に体内に保有しているミネラルが尿と一緒に出てしまいます。

そして、追い打ちをかけて、医師は「血圧が高いので塩分は控えましょう」といいます。

利尿作用で体内ミネラルが消失することに加え、塩分というミネラルの補充をしないことで、ミネラル不足に陥ります。

ミネラルが不足すると、脳は正常な判断ができなくなり、暑さやのどが渇いていることが判断できないことで、クーラーをつけなかったり水を飲まなかたっりします。

■熱こもり症が急増しています。
夏に体調を崩すと「熱中症じゃない」と周りから指摘されます。

しかし、現代人が夏に体調を崩している原因に、「熱こもり症」があります。

近年の夏は、異常な高温になります。また、道路はアスファルトですし、皆さまが冷房をかけることで、室外機からは熱風がでることでさらに気温は上昇します。

そのことで、冷房は現代人にとって欠かせない物になっています。

常日頃から冷房のお世話になっていると、「汗腺」、いわゆる汗を出す線が働かなくなることで、汗が出にくくなっている人が増えています。

その状態で外出し、高温に晒されることで、体内の温度は上昇します。しかし、現代人の「汗腺」は、常日頃の冷房の影響で開かず、汗が出にくくなっています。

そのことで、体内に熱がこもり、頭痛や吐き気などが発症します。

つまり、体内に「熱がこもる」ことで、体内温度が上昇し過ぎることで多種な症状に見舞われます。

その解決法は簡単ではないのですが、①夏でも入浴し汗をかく ②早朝に日傘をさしながらウオーキングして、気温の低いときに歩き、発汗の癖をつけていくことなどの努力が必要です。

また、食事中だけでも冷房を消し、汗をかきながら食することもお薦めです。

 

過去にアトピー性皮膚炎を患った経験のある人は、皮膚の再生が完全ではないために、汗腺が一部、損傷していることで汗が出にくいことで、「熱こもり症」になりやすいです。

また甲状腺の機能が亢進・または低下している方の中に、発汗が苦手な人がいます。

また、病院の検査では甲状腺の異常が指摘されていない場合でも、熱が体内にこもりやすい方も、将来、甲状腺が弱っていく可能性があります。

甲状腺の機能が不具合になる原因は、副腎疲労と卵巣機能の低下が背景にあります。

また、日本人の約30~35%に甲状腺ホルモンを造る際に必要な、栄養素を分解する酵素の働きが「遺伝的に弱い人」がいることも分かってきているようです。

そのような方には、サプリメントで、甲状腺ホルモンの材料にである物質を、遺伝的に弱い酵素でも分解しやすいように、フォミュラーされているものをお勧めしています。

 

上記したように、日ごろ汗をかきにくい人は、「熱こもり症」にご注意下さい。


今日、述べたことは「病気の治療所」の
http://karada-naosu.com/category1/en270.html
に詳しく述べているので参考にしてください。

 

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