新年（２０１５年）の心得

さて、今年は、
「病院では治しにくい病気を治す」
「その確率を上げていきたい」と思います。

そのためには、今まで以上に患者さんや患者さんを持つ家族に対し厳しい要求が増えると思います。

病気を治すためには、長期的な努力が必要です。
短期間で結果を求める思考を変えて下さい。

最近、特に目にするのが、不思議な力で病気を治す、みたいな文字が増えてきています。

病院で原因がわからなく、また解決方法がわからない病気が増えているので、いたしがたないのですが、

難病の人ほど不思議な力にすがりたくなります。

その心理は理解できます。

しかし、それは、心のよりどころとしては必要ですが、そのような不思議な力だけでは病気は治らないと私は思っています。

私も過去に、不思議な力で病気を治せる人に、ある患者さんを紹介したことがあります。

しかし、その先生は診ることを拒否されました。

ようするに、不思議な力で治せる患者のみを診ているこ場合が多いです。

病気を治すためには、身体の構造に沿った理にかなった方法を地道に続けていく、それが一番の解決方法であると私は、確信しています。

その道標を示していければと思います。

年始に、奈良に行ってきました。
伝統ある場所に行くと、心が落ち着くと同時に、凜とした気持ちになりました。

奈良ホテルで昼食をとりました。

日本の良さを再認識しました。
京都もいいですが、物静かな奈良もいいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　では、今年も宜しくお願いします。

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