食べれば栄養になるのか?

・タンパク質を食べればセロトニンは、増えるのでしょうか?

おはよう御座います。西宮の川本治療所です。

月曜日の朝は週末の副交感神経有利から交感神経有利に神経系を変える為にいつもよりも1時間ほど早起きします。 これはとても大事な事ですね。 皆様も心掛けて下さいね。

お勧め本です。

「火の賜物」本

 
      「火の賜物」 人間は何故、猿から人間になれたか?

人はなぜ、動物の中で最も進化できたのか? 1日3食ほどしか食べないで、社会生活を営んでいる人間。

この秘密は。 食べ物を「火を使って調理」する方法を獲得したから。と著者は書いておられます。

生野菜=酵素、酵素、酵素、酵素、、、、、、酵素が大事と健康指導者は大合唱しています。

しかし、実は人間の内蔵は野生動物と比べ小さく、働きの弱い内臓で生きています。

それに反し、脳は高度に成長し様々な事を1日中考えています。

人間は進化の過程で食べ物の吸収力を高めるために、「酵素」の重要性に目をつむり、「火で調理する」ことで、消化・吸収を優先してきた。

又々、感心させられる本でした。

私も「生食中心」の食事を1年以上しましたが、今思うとあの頃の体調不良が怖いですね。

その不調の根拠がこの本を読んでよく解りました。

この本の中で、年頃の女性が「生食中心」した際に多くの方が「生理が止まる」と書いてました。
食事法でお悩みの方、又は偏った考えで「生食=絶対」と考えている方は是非、お読み下さい。

 

食事が大事なのは解ります。でも考えて下さい。
夫婦で商売をされている方がいますね。この方達は何十年も奥さんが作った食事を、夫婦で食べています。

何故同じ内容の食事を何十年も食べているのに、奥さんは肥満、旦那さんは虚弱。このようなケースはよくあります。

このようなケースの旦那さんは「奥さんに栄養取られてまんねん」とよく聞くセリフ。(笑う)

不思議ですね。何十年、同じ食べ物を食べても体質が変わらない。

少し前に、北朝鮮に拉致されていた、蓮池さんや曽我さんも何十年も異国の違う環境下で生活をしていても、帰国したら、親、兄弟と良く似ていましたね。

これは遺伝子が夫婦では違い、離れていても、親兄弟は遺伝子が同じだからと私は思っています。

前振りが長くなりましたが、

セロトニンを増やすには、タンパク質とビタミンB群、E群、亜鉛、マグネシウムなどが必要と以前にお書きしましたが、

これをとればセロトニンはできるのでしょうか?

それが出来れば苦労はないですね。

食べ物は、噛んで食品を砕き、胃で更に小さくします。 そして十二指腸に膵液と胆汁が流れ込みさらに細かくして、小腸から吸収。

小腸から吸収された栄養素は血液に入り肝臓に行き、肝臓で解毒や栄養素の精製が行われて、全身に送られて行きます。

その過程全てが重要です。

世間では「腸がちょう大事(親父ギャグ)」といいますが、私は「胃」がとても大事と思います。

胃は食品を細かくするだけではなく。栄養素を分別してくれているそうです。この分別力が所謂「食べてるのに栄養に成らない」原因の一つになります。

そして小腸から吸収された栄養素から「肝臓」が身体に必要なアミノ酸類、ビタミン類などを合成してくれます。
この肝臓が現代人は「疲弊」しています。

胃が弱っている方が「プロテイン」を大量の飲んでも、胃がプロテインをキチンと分解・分別できません。

また肝臓が弱っていては、その栄養素から各種アミノ酸類が合成できません。

この遺伝的に弱い箇所、 生活習慣で後天的に弱った内臓を回復させなければ、しっかりと食べているのに「何で」となります。

では次回はその弱っている内臓の回復方法をお伝え出来ればと思います。

 

ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」に、今日ブログで書いた内容がこのページに書いています。そちらにも一度、ごらんください。

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