英国人、Bさんと大腸憩室炎の話
川本治療所の川本です。
唐突ですが、「肉を食べると腸が腐る」ということを良く耳にすると思います。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
「腐る」という文字に肉という字が含まれていることで、菜食主義の方は 肉はダメと「こじつけの説明」をします。
また、肉を食べると胆汁が出て、その胆汁が大腸で2次胆汁酸に変化し、ニトロソアミンという発がん物質ができるので肉はダメとも言われています。
しかし、肉よりも悪い物質があります。
そのことを証明できる改善報告です。
英国人、Bさん 60代男性
奥様(日本人)が副腎疲労と心臓の期外収縮などの治療で来院。
英国人、Bさん 60代男性
奥様(日本人)が副腎疲労と心臓の期外収縮などの治療で来院。
付き添いで来られた、Bさん。ポッコリお腹の外人さん体質。いかにも元気そうでした。が、持病がありました。
大腸に袋ができ、そこに雑菌が蔓延ることで炎症がおきる大腸憩室炎という病気。それを繰り返します。
日本の病院の指導は、「肉を減らしなさい、油ものを減らしなさい」ですね。
私は、Bさんの食事内容を聞き、ある物質が突出して多いことに気がつきました。
私は、Bさんの食事内容を聞き、ある物質が突出して多いことに気がつきました。
Bさんは、肉をよく食べますが、それ以上に夜の食後に、チョコがまぶしてあるクッキーを1袋食べる習慣があったのです。
また、朝食や空腹時にはパン、おやつはアイスクリームでした。
また、朝食や空腹時にはパン、おやつはアイスクリームでした。
まず私は、肉は止めなくても良いですとお伝えしました。
その代り、「パンを減らし、食後のクッキーはやめる。アイスは少量」とお伝えしました。
その代り、「パンを減らし、食後のクッキーはやめる。アイスは少量」とお伝えしました。
奥様の協力もあり、Bさんも実践してくれました。
その結果、1か月半を過ぎたころから体調は安定、約半年経っても憩室炎は出ず、病院の検査でも改善していると報告を受けました。
その結果、1か月半を過ぎたころから体調は安定、約半年経っても憩室炎は出ず、病院の検査でも改善していると報告を受けました。
何度も言いますが、肉はやめていません。減らしたのは小麦です。
そして、プラスしたのは良質の油です。
そして、プラスしたのは良質の油です。
「油を増やし、肉は減らさない」この方法で大腸憩室は改善しました。
読者の方で、「肉は腸が腐る」と指導されたんぱく質を制限している方、または長期間、潰瘍性腸炎などの改善がない方、一度今行っている健康法を疑ってみてはどうでしょうか。
肉よりも悪いもの
それは、小麦加工食品(グルテン)です。
写真のように、コース料理にはパンやパスタの他に、デザートにケーキやアイスなどが一杯出てきます。 知らないうちに多くの小麦を食べています。
長期的に病気を患っているかた、覚悟を決めて小麦加工食品(グルテン)を減らしてみてください。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「小麦グルテンと腸との関係」の欄に詳しく述べていますので参考にしてください。
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