夫婦で分子整合医学の検査にいったYさん夫婦に起こったこと
西宮の川本治療所です。
今日の話は、分子整合栄養医学に血液検査にいかれた御夫婦のお話です。
分子整合栄養医学は、医師が60項目にも及ぶ詳細な血液検査や、唾液検査などをおこなってくれる、とても良い療法です。
川本治療所に通院中のYさんも分子整合栄養医学に通われていました。Yさんは長年、慢性疲労症候群や低血糖症、または卵巣の病気をお持ちです。
分子整合栄養医学をおこなっている病院に付き添いでいった、Yさんの旦那様はいわゆる病気知らずのスポーツマン。健康には絶対の自信を持っていました。
分子整合栄養医学の理論に納得したYさんの旦那さんは、自身も多種の検査を熱望。奥さんは「高額だし、健康体だから必要ないじゃん」と反対。しかし、旦那さんは血液検査等を受けられました。
その結果、思わぬことが起こりました。
なんと、健康状態が思わしくない奥様より、健康が自慢がだった旦那さんの検査結果のほうが悪かったのです。
健康には絶対的に自信を持っていた旦那さんは、検査結果に落胆し、それ以来、少し疲れると「病気ではないか」「どこか悪いのではないか」と言うようになったそうです。
このことから推測できることは、「人は情報を知ることで良い面と悪い面がある」ということです。
つまり、脳が不安を感じることで脳から発せらるシグナルに乱れが生じ、体調が不良になります。
体調に不安をもった本人(脳)は、いままで以上に体内で起こっていることに敏感になります。
そのことで、免疫が過剰になったり、患部を修復する物質が運ばれ過ぎたりします。
しかし、不思議ですね。多種の検査結果が奥さんより悪かった旦那さんは、なぜ健康で生活できていたのでしょう?
健康情報を知らないことで「脳が絶対の自信を持っていたからでしょうか」また、旦那さんより検査結果がよかった奥様の体調が慢性的に悪いことにも疑問符が付きます。
このことの答えは簡単に出るものではありませんが、私の長年の経験から、「脳」が身体と密接に関係していることは間違いないと思います。
奥様は体調不良から、多くの情報を得ることで更に症状が悪化していました。そのことを治そうとさらに努力しますが、体調が改善しないことで更に不安になります。
一方、旦那さんは、健康にたいする自信から健康情報は耳に入れず生活していました。そのことで健康に対しては脳シグナルが乱れることはありませんでした。
しかし、検査をしたことで体(健康)に自信が無くなってしまい、脳シグナルが乱れ始めたことが推測されます。
「知らぬが仏」なのか「知って改善のための努力をすべき」なのか、それは色々なパターンがあるので即答はできませんが、
難しい判断になりますね。
私は脳と病気の関係について長年、思いをよせてきました。特に最近来院される患者さんの症状は、「脳シグナル」が乱れて発症しているケースが多くなっています。
脳シグナルの乱れを薬で正すのではなく、神経指圧や栄養療法、また脳神経のシグナルを正す方法を加味して治療にあたっています。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「認知症になると病気が改善する理由」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。
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